紙の本
のりきれなかった
2019/07/27 14:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーん、楽しい作品なんですけど、最後まで乗り切れなかったというのが正直なところですね。
設定を受け入れられなかったのかなぁ。
普通に読んでて楽しいんですけどね。
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この作者にしては面白くなかった。副店長が全然良い人に感じられなかった。特に新人社員に対する態度とか。
あとセリフもちょっと臭い部分が多くて読んでいて恥ずかしくなった。
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ストーリーは、タイトルそのまま。
でも、ほんとに良い本でした!
この作者さんの「ボーナストラック」が大好きですが、あの本に通じるものがあります。
やるせない哀しさや憤りや、ほっとするような救いがあって。物語なんですから、個人的にそこは大事です。
甘いと言われようと・・・
休日一気読みできてよかったー。
これは細切れで読むよりまとめて読んで正解。
おそらく再読します。
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スーパーの副店長宅に魔法使い見習いが飛び込んできて、居候を始める話。魔法使いになる設定が見事だった。とはいえ、相当数いる魔法使いを各地で居候させるって無理があるのでは…。
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普通に暮らす単身赴任の男性の家に魔法使いがやってくる。
んー、なんかありがちな設定じゃないか。
最初はぎすぎすしてたのに、
結局仲良くなるんでしょ、と思ったら、
まぁ、概ね思った通りであった。
しかし、まんまとやられた。
アリス可愛いしぃ。
でも、魔法使いの正体が悲しすぎる。
それでも楽しかった。
優しい気持ちになれる作品でした。
次の満月までっていう期限付きなのがいいね。
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登場人物それぞれにいらっとくる場面もあったが、最後の展開にはジーンときた。
ひと悶着あったけれど、奥さんが理解のある人で良かった。
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いろんな感情が交錯して最後はほんのり温かい。大好きな作品がまた一つ見つかった(^^)
↑
著者の『ボーナストラック』読んだときの感想。
軽い感じで始まって重みを増しながらラストに繋がっていくストーリーとともに、感情もその深みを増していく。越谷作品に自分が感じる魅力が、今作も存分に発揮されてました。
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単身赴任中のスーパーの副店長のもとに
魔法少女がやってきて…
ライトノベルよりちょっとビターな感じの
ハートフルファンタジー。
魔法少女が小動物を連れていたり、
ちょっと落ちこぼれだった李り、
14歳にしては素直すぎたりと
色々とよくある設定。
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単身赴任のスーパーの副店長の元に
魔法使い見習い中の女の子と
言葉を話す小動物がやってくる。
タイトルそのままの話だけど
切なくあったかい。
ラストまでしてやられた。
【図書館・初読・8月30日読了】
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妻と幼い息子を残し単身赴任中の四十一歳の大手スーパー副店長と箒に乗って窓から飛び込んで来た十四歳の見習い魔法少女アリスと中年男性な小動物まるるんの期間限定同居。魔法使いになる子供達の事情や店に問題を持ち込む母子や爆弾魔騒動。色々な人と仲良くなる無邪気なアリスが好ましい。全体が柔らかくて心地好かった。
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「見習い魔法使いのアリスです。しばらくご厄介になります。…どうぞよろしくお願いします」満月の夜、大手スーパーマーケットのチェーン店で勤務する藤沢太郎の部屋に見習い魔法使いを自称する女の子が飛び込んできた。
成り行きで1ヶ月の間少女を居候させることになってしまうが…。
失われた子供達、救えなかった大人達、ただ自分や大切な家族を守って一生懸命に生きているのに社会の中で上手く機能できず苦しむ人達…すべての人に救いのある優しい物語り。作者さんはきっと、とっても優しいかたなんだろうなー。
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続けて湘南が舞台ということで。
藤沢にあるスーパーの副店長・藤沢、単身赴任中。ある日、部屋に帰ると、空から箒に乗った女の子・アリスとその見守り役小動物・まるるんがやってきた。アリスは人間界で修行する魔法使いの見習いという。次の満月まで一緒に暮らす中、藤沢は仕事のトラブルを解決しつつ家族を考える、そこで見えてきたものは…家族小説。
こちらも魔法使いだ、まるるんだ、と若い人向けかなと思った。しかし、後半は違った。読み進めてゆくと、育児放棄だったり、社会的に屈折した人が出てきたりで、前半の空気とは違ってきます。そんな現状を、重くならず、藤沢が正面から解決してゆく。魔法使いという役ながらうまくアリスの過去をからめて、辛い問題を出しらながらも暖かく仕上げたなと、ほっとできる一冊。
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スーパーの副店長のところに空から見習い魔法使いが降ってくるお話。家族の絆とかそういうの。ちょい刺激が足りないという個人的な趣味嗜好。アニメ向き。
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王道でご都合主義のハッピーエンドは越谷オサムの良さであり、そこは好きなのだが、本作ではそこまでの展開の浅さと設定の粗さが少々気になった。
全体の半分くらい読み進めた段階で予想される大きな出来事の二つくらいは予想通りに起こる。
どんでん返しを期待しているわけではないが、予想通り過ぎてページを進める快感が少ない。
かと思えば、とある事件が起こって、その当事者や自分の家族について思い至るべきところを、無理やりアリスの境遇の話につなげようとするような無理やりさがあったりする。
粗さについてはいくつかある。
本来の家族の生活を守るためにはなんとしても14歳の女の子を自宅に泊めていることを秘密にしなければならないのに、結構簡単にアリスに外出を許してしまうとか。
たまたま運のいい方に転がった(というか著者が都合のいい方向にもっていった)からいいものの、主人公の行動は危なっかしい。
アリスの外出自体もそうだし、スーパーでは人に迷惑をかけないことを約束としていたのにアリスの勝手な行動を許してしまっている。
騒ぎになって困るのは太郎の方なのに。
また問題を起こした客を躊躇なく通報したり、不審な客のリストを作って共有しようと言い出したり。
41歳にもなって直情的すぎる。
これは越谷オサムの作品に共通することだが、登場人物が子供っぽいのだ。
それと、「最終的に自分の周りの人はみんな優しい人で、身の回りのことは丸く納まりましためでたしめでたし」というのは、ハッピーエンドとは少し違うような気がする。
都合の悪いもの・世の中の悪のすべてを自分の手の届かない遠くに見えないように押しやっているだけで、なんだか無責任に感じてしまった。
アリスは魔法が使えるようになって、太郎という新しい父を得て、それだけでよかったんだろうか。
自分の境遇にも目を向けて、世の中にはいいことも悪いこともあることを十分に理解するべきだったのではないだろうか。
12年間魔法学校でできてなかったことが、たった1か月間で次々にできるようになるというのもちょっとなあ。
ただ、主要テーマというほど重く扱ってはいないが、貧困問題については目に留まった。
経済困難者のためのセーフティネットについて当事者が知らないせいで助けを得られないことや、そういう人は社会への働きかけあるいは社会からの働きかけに対して消極的になってしまっていることについては、よく描いているなと思った。
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たまにはホッコリ出来る話が読みたいと思い、読んで見ました。初めはちょっと幼稚かなぁと思いながらも、アリスの天真爛漫さが娘の小さい頃に重なりニンマリ(^_^;
でも、アリスの生立ちと言うか秘密が徐々に明らかにされて、この小説の根底に幼児虐待と言うテーマがある事が分かり、哀しい気持ちになって来ました。でも結局はアリスの明るさに気持ちが晴れる話でした。ちょっと寂しさが残る話でしたが、本当に良い話でした。新米パパさんママさんには是非読んでもらいたいです!