紙の本
もう子育ては終わっていますが、読みたくて購入。
2019/02/08 20:22
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投稿者:グリーンブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になった我が子達を見て、反省や後悔、納得と達成感、いろいろな思いの中で興味を持って読みました。理想の子育て、家庭教育、タイムスリップしてもこうはいきませんが、自分の事として、今からでも噛みしめたい内容でした。
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■日常会話の中で子供の学習意欲が高まるような言葉
①「いま言ってみて」(即行アウトプットのクセをつける言葉)
②「すごい,努力する才能がある」(もっとやりたくなるほめ言葉)
③「まず何からやる?」(思考の整理習慣をつける言葉)
■孟母三遷
・教育には環境からの感化が大きいという教え
■孟母断機のおしえ
・継続の大切さを説く
■習慣が身につくというのは面倒くさいという思いに打ち克って毎日やり続けることが苦にならなくなること。
■脳は入ってきた情報を「記憶すべきかどうか」を出力の頻度で判断する。
・耳を使った記憶は強固(話すことのメリット)
■人は覚えたことを24時間後には7割忘れる(エビングハウスの忘却曲線)
・4時間後に半分忘れ,24時間後に7割忘れ,48時間後に覚えているのは2割
■積極的知識と消極的知識
・自ら話したり書いたりする際に能動的に使える語彙や知識
・話したり書いたりしたものを理解できる受け身の知識や語彙
■ピグマリオン効果,ローゼンタール効果
・他者から期待をかけられると学習・作業などの成果が上がる
■組み立てに大事な要素 ~分ける,並べ替える,つなげる
■つながりを見出す
・何が一番大事かを見極める優先順位
・どのように進めたらいいかを考える段取り力
・何がどのようにつながっているかを把握する文脈力
■「考えて」と言う代わりに「工夫してみて」。
■親にできるのは水先案内人の役割。
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読了。子供を勉強させるつもりでなく、自分の頭よくなりたくて買った。アウトプットすることが大事とあり、その箇所が購入した動機である。納得できることさくさんあった。この本を理解した親に育てられる子供は勉強できる人になるのだろうなと想像する。でも別のことで、大変なこともでてくるのだろうかと、ふと考える。子供時代に勉強できる環境が得られるのも、人それぞれの与えられたものなのかなと思う。娘にこの本の通りに指導しようという気持ちは起こらなかった。勉強したくなる気持ちは人それぞれまかせるしかないかなと考える。私の母親は、少しでもいい学校に入って、少しでもいい会社に入ることが、幸せになると言っていた。私は、頑張るのだが、結果がでなかった人間である。結果が悪く負けた気分を引きずり、コンプレックスを持ちながら数年生きることになった。その時間は結構もっないないと思う。人生、勝ち負けでないと思えるようになった。負けても生きていかなければいけないからである。負けたこと、努力できなかったこと、は仕方ないと考えて次に進めれば、良いと思う。娘にこの気持ちは、いつ頃伝えようかなと思った。