紙の本
一気読み
2016/12/25 08:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
言われなきゃ過去により告発されたリーチャー。
基地から脱走しロスに辿り着く。
脱走したにも関わらず、彼の要請に応じ調査を行う軍の弁護士たち。
リーチャーの動きを全て知る黒幕、しかし警察やFBIを動かし拘束することはできない。
アメリカが民主主義の国だからなのか、合衆国憲法が個人の権利を認めているからか、黒幕はなすすべもなく逆に追い詰められてしまう。
あっけなくラストを迎えるが、日本の警察とは異なる動きは興味深く、アメリカ的!
投稿元:
レビューを見る
軍がリーチャーを追う!
トム・クルーズ主演映画原作
古巣の陸軍にリーチャーと女性少佐のスーザンが拘束された。容疑に身に覚えはなく、軍は何かを隠している。営倉を脱出したふたりを軍、FBI、警察が追い詰める! スピード感溢れる全米ベストセラーシリーズ新刊。
投稿元:
レビューを見る
ジャック・リーチャーシリーズ。同名タイトル映画の原作らしい。シリーズの中では随分地味な作品を映画化したもんだなと思う。ターナーとの邂逅なんか単作(一応2作目らしいが)映画では表現が難しいだろうと思うのだが。
映画はともかく、本作。アクションシーンはほとんどノー射撃。これも時代の趨勢なんだろうか?残念ながら各ションシーンは本作では読み処ではない。肉弾戦もそうそう派手ではない(飛行機内の格闘シーンは結構オモロかったが)し。
その代わり、ターナーとの絡みや、14歳の女の子との絡みなど、人間ドラマ的な部分がクローズアップされている。リーチャーも歳をとると角が取れてくるということか。スペンサーのようになっていくのかもしれない。それが良いように機能して円熟味を増してくれるのなら、まだまだこのシリーズも追いかけ甲斐があると思う。
投稿元:
レビューを見る
物語の中でリーチャーが蘊蓄をたれることは少ないが、「ローレル・キャニオン・ブルヴァードというのは、おかしな名前だった。魅力的で風光明媚な起伏のある一帯をくねくねととおる細い道で、大通りではなかった。ブルヴァードというのは、広くてまっすぐな公道で、しばしば標本木とかほかの景観をよくする植物が植えられている。古いフランス語の〝堡塁〟bouiiewercという言葉が基になっている。アイディアがそこからきたからだ。ブルヴァードは、城壁のてっぺんを歩く長くて広くて平らな道なのだ。」と述べている。60年代から70年代にかけてローレル・キャニオンというのは、ロック・ミュージシャンが集まって住んでいた場所でまたヴェンチュラ・ハイウエイは、アメリカ(バンド)に出てくる。
投稿元:
レビューを見る
安定のシリーズ。
最後はヒロインと別れて放浪の旅に一歩踏み出すところで終わる。
わかっちゃいるがドキハラな展開を楽しめるのがこのシリーズ。この作くらいからジャック・リーチャーが預言者みたいな感じになってしまい安心感の方が勝ってしまう。まあでも楽しめるシリーズである。
作品紹介・あらすじ
冤罪をでっち上げられ、軍に追われるリーチャーとターナー。
FBI、首都警察もふたりの姿を懸命に探る。
ヴァージニアの営倉から、大陸を横断して疑惑の地ロスアンゼルスに辿り着き、
身の潔白を証明できるのか。
軍の幹部が秘匿する大スキャンダルの真相とは――
映画化で話題沸騰の最強アクション・サスペンス。
投稿元:
レビューを見る
冤罪をでっち上げられ、軍に追われるリーチャーとターナー。FBI、首都警察もふたりの姿を懸命に探る。ヴァージニアの営倉から大陸を横断して、疑惑の地ロサンジェルスに辿り着き、潔白を証明できるのか。軍の幹部が秘匿する大スキャンダルの真相とは―。
映画化された作品は観ていないが、相当の脚色が必要だろう。残念ながらさほどスリルを感じなかった。
投稿元:
レビューを見る
ジャック・リーチャーシリーズは、基本的には、それぞれの作品は独立して成立しているので、どういう順番で読んでも、特に戸惑い無く読み進むことが出来るのですが、本作においては『61時間』と時系列的に前後関係にあります。登場人物も関連しているので、先に『61時間』を読んだ方が、なぜリーチャーがヴァージニアまで来たのかという事が判ります。
それにしてもなぁ、結末が微妙に納得いかんですね。まぁ、あそこまで追い詰めてから、どうやって解決するのかという事が楽しみだったのですが、解決方法としては安易な解決になってしまったのが残念。