0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう終了してしまいました。同作者の物ではぶたぶたシリーズも好きでしたが、不思議なSFの中にほっこりと温かい物語なのはどちらでも満喫出来ます。イヤな人は登場せず、全員がすごくいい人。そして、みんな自分の事ではなく相手の事を考えてるのがまたホッコリ。しばらく経ってからまた読み返したいと思います。最終巻はちょっとSF感強め。
投稿元:
レビューを見る
う~ん終っちゃいましたね。物語が続いていくのに少し息切れかなぁと思っていたのでノエのこういう展開もありなんだと思いますが・・・最後の美沙とつばめの場面は無い方が良かったです。
投稿元:
レビューを見る
「食堂つばめ」シリーズ、完結編。
どんな解決になるのかな、と思っていましたが、なるほどと思える結末。
ノエに救いがあって良かったとは思いますが、あちらも欲しい、こちらも手放したくない…が何でも叶ってしまうのは、多少、虫が良すぎる気がしました。
生と死を扱っているわけですし。
それにしては少し軽いし、駆け足な気がする完結編でした。
投稿元:
レビューを見る
どこまで続くのかなと思っていたが、きれいに終わった。ただ、秀治が情けなさ過ぎるし、最後は蛇足のような気もする。
投稿元:
レビューを見る
2017年23冊目。
シリーズ最終巻。
食堂ツバメの料理人ノエに変化の兆しが。
生き返る前に生前の記憶を取り戻せるのか。
今作は、ノエの思い出の料理、ちらし寿司、玉子焼きサンドイッチが登場。
……そうか。
1巻で秀晴は玉子サンドを食べていた。
玉子サンドに始まり玉子サンドで終わったのか。
最終巻初めのページに秀晴の家系図掲載。
これ、全巻にあるとなおよかったなあ。
またキクさん(ノエの母)に会いたい。
元気なキクさんが登場するとうれしかったので。
投稿元:
レビューを見る
食堂つばめシリーズ最終巻。
どうやって完結するのかと思っていたら、そうきたか(笑)
私が秀晴のように「街」に行き来できていたら、何をノエに作ってもらっていかなぁ。
2017.9.25 読了
投稿元:
レビューを見る
終わってしまったなぁ。
ずっと美味しそうなシリーズだった。
ちょっと謎だらけだったけど、美味しいは正義!!
投稿元:
レビューを見る
妻の出産の近付く秀晴と、生まれ変わる日の近付くノエの最終巻。幾ら食べても満腹にならないところや隙のある文章、ノエと混ざった赤ちゃんが話し出す展開等、微妙な違和感は最後まであったけれど、太らないことも含め食いしん坊の夢なところも確かにあった。二種類の玉子サンドやケーキのようなちらし寿司が美味しそう。
投稿元:
レビューを見る
か、完結したあー!
なんだか不思議な世界観らしく、不思議なオチがついた。
不思議ではないんやけど(?)、なんでもありみたいな。
気持ちのいいなんでもありみたいな。
読了感はすっごくよかったです。
長い期間をかけて読んでしまったので(途中数年開いてるので五年くらい…?)初期のころの細かいところはちょっと忘れちゃったかも。申し訳ない。
もちろんそれでも十分楽しめるんやけど、最終巻を読んだときに、初めに秀晴くんが「街」にやってきたときのことを鮮明に覚えていたら(わたしが)もっとじんわりきたかもなあとも思う。^^
ところどころで砕ける文章が面白かったなあ。
この本の初版が2016年やから、ちょうどわたしが本読み生活に戻ったあたりかあ。
1巻もそのころに読んでるはず…。
でも、2016年にこの最終巻を読んでも、ここまでほっこりはせんかったかもしれん。
年齢を重ねるごとに、「そう思ったら物事はそう」という考え方が好きになってきてる。
白黒はっきりつけることが世の中には多すぎるから、つけなくてもいいことこそ大事にしたいねんな。
説明できない感情とか、感覚とか、そういったもので構成されてる。し、構成されたい。
仕事は、そんなことをいうわけにはいかんからね。笑
わたしも「街」に行って(帰ってきて)みたいなと思ったけれど、あとがきを読むと著者曰く、こういう「街」は自分で作るものなのだと。
なるほど確かにそうかも。
わたしも子供のころは、お風呂の湯舟に映る世界を見て「この向こうの世界は、」と、何度も想像したなあ。
そんなことをいつの間にわすれてたんやろ。笑。
わすれてたというより、わたしは二次創作へすっかりはまってしまったので、「街」はわたしの二次創作にある。
最近全然できてない(二次創作が)!
ちょうどいま、書きたいネタがあるから、明日絶対書こう。
わたしも、わたしの「街」に、ふとした瞬間に訪れるのだ。
その感覚を忘れないようにしないと。^^
秀晴の訪れる「街」は、著者にとっても気分転換になる大事な世界(のひとつ)のようで、その「街」について書いたものがこのシリーズ(でもあった)らしい。
わたしは著者の想像の世界に浸って、おいしそうだなとか悲しいなとかうれしいなとか、たくさんの感情を共有したわけで。
…ん? そう思うと、これはどこまでが「想像」なんやろ?
著者の「想像」は小説として「現実」になり、その「想像の現実」にわたしはまた想像をかきたてられている。わたしはわたしを著者の書く「街」へ何度もとばしている。
あれ? いま、わたしはどこの世界線におるんやろ? 笑
作中作でもないけれど、物語と現実の境界線を見失う瞬間が、本読みをしていて一番ぞくっとくる。
まさかこのシリーズで、そんな感覚をじわじわ感じるなんて、最初は思いもしてなかったなあ。
とても、楽しくて、せつなくて、「どこか見覚えのある」読了感でした。
読んでよかった。