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日本の島を写真と文章で著す「島スペシャリスト」の著者による、公式には「島」にカウントされない東京湾に浮かぶ人工の島々を様々な切り口から紹介する一冊。徳川が江戸を拠点に据えたときから始まる埋め立ての歴史、明治から昭和、平成と時代を経て変わっていく島々を、時代や場所を行ったり来たりしながら紹介していく。時にノスタルジックだったり、時にサイエンスティックだったり。間に挟まれる写真も美しい。
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☆江戸時から続く人工島造成
(著書)日本百名島の旅 けあし、原色日本島図鑑 し、50歳からはじめるハイキングの教科書 あしろ、絶対行きたい! 日本の島旅 あしろ、原色 ニッポン《南の島》大図鑑 けあしろ、原色 日本島図鑑 済、滝と水のある風景の撮り方 けあ、「島」へ。―日本を縁取る別天地 け、日本の島 (ポケット図鑑シリーズ) し、
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江戸時代から始まる埋立地の歴史。灌漑、水路、漁場、国防、工場、ゴミ捨て場、高度成長、公害…。
それぞれの土地の成り立ちが様々な切り口で語られる。
島と意識することがあまりない東京湾の島々を自転車で巡りたくなった。
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徳川家康が江戸城の場所に来たばかりの
頃は、現在の日比谷あたりは海であり、
入り江だったことはよく知られています。
それから400年余りの間、東京の海は埋
め立てられ、人工的に作られた島は現在
なんと70くらいあるそうです。
公園やキャンプ場になっていて、誰でも
訪れることができる島もあれば、企業が
管理をしていて、工場や発電、さらには
物流に特化した島もあり、その内部を一
般の人が伺い知ることができない島もあ
ります。
そんな知られざる魅力に溢れた「東京の
島々」をめぐる一冊です。