紙の本
ミュシャ
2020/02/04 20:26
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミュシャ展、最近はあまりないような気がしますが、どうしても心惹かれて行ってしまいます。オールカラーが嬉しいです。
紙の本
プレゼント用に
2017/03/12 21:10
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投稿者:チェンジマイまいど - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミュシャ好きの友人にプレゼントするために購入しました。
アートに関する知識や造詣は全くといって良いほどにない
私でありますが、パラパラとページをめくってみた限りでも
その色使いには目を奪われるものがありました。
これは、フルカラーでこそ見るべき、と唸らされる。
紙の本
オールカラー
2019/09/28 22:19
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
オールカラーでミュシャの作品が紹介されているので、見ごたえがあります。新書サイズなので「一通り紹介してみたけれど」という感じになっちゃうのは仕方ないですね。
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コンパクトにまとまっている。ただ、判型が新書なので、いまひとつ絵がわからないのが残念。やはり本物を見たい。
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これまでミュシャというとポスタや装飾のデザインに注力したと思っていたし,そのような見せ方を美術展ではしていた.しかし,スラヴ叙事詩全作品を目の当たりにすると,これこそがミュシャの代表作であり,人生を賭してやりたかった結晶なのだということがよく判る.本書は,それらの結晶が何故生み出されたのか,歴史的背景を教えてくれる.
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ミュシャ展@新国立美術館の帰りに購入。
ミュシャの作品が所狭しと詰まっている。アールルーヴォー時代の見目麗しいポスターから、スラブ抒情詩まで。
現物のスラブ抒情詩を目前にしてただただ圧巻の言葉しかない。歴史絵画が流行ではなくなったあの時代に、人生をかけて書き上げた大作をこの目で見れてよかった。彼の故郷への強い思いを何百年も超えて垣間見れたことを幸運に思う。
現物を見るチャンスはもうないかもしれないから、この本を時折出してお気に入りの一枚を眺めることにする。
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ミュシャ展を見た後、買いました。公式本や大型本もあったのですが、携帯して読むには重すぎて結局本棚にしまわれたままになりそうな気がしたので、悩んだ末、表紙の絵も素敵なこちらの新書版にしました。中はカラーで、沢山の絵が時代別に分類されていて、解説も複数の専門家により執筆されています。
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ミュシャ展に行った後に買って読みました。
デザイナーとしての成功から、スラヴ叙事詩を始める画家としてのミュシャまで。
そしてスラヴ叙事詩を解説する。
ミュシャ展行く前に読んでおけばよかった。
ミュシャという画家は迫害の歴史を受けてきたスラヴ民族の団結をスラヴ叙事詩に描いた。
一方で、日本で民族の一筋の歴史を描いた画家はいただろうか。いないね。
つまり、日本民族は民族としての団結が求められず、必要ともされていないということ。
とにかく、スラヴ叙事詩の本物は圧巻のスケールだった。
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写真多数でもはや画集と言っても過言ではない。ミュシャをこれだけ堪能できてさらに読み物としても過不足なしという逸品。
アルフォンス・ミュシャ
1860年 チェコ生まれ
27歳でパリにきて、主に挿絵の仕事をしていた。1894年、女優サラ・ベルナールの注文で劇場ポスター『ジスモンダ』を製作、彼の出世作となった。
パリでの活躍の後は渡米しての資金繰りを経て、祖国チェコのために大作《スラヴ叙事詩》を製作。
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借りたもの。
2017年に国立新美術館にて催された『ミュシャ展』その時の目玉であった《スラヴ叙事詩》来日に合わせて出版された、《スラヴ叙事詩》解説本(ミニ版)と言える。
文庫サイズながら、図版はとても綺麗。
解説は《スラヴ叙事詩》を描くにあたっての当時の背景と、ミュシャの思想について言及。
時代を反映する、アール・ヌーヴォーの芸術家(モダン、前衛的な)としてだけでなく、理想主義的な一面があると指摘。
それは大衆のための美術、大戦を経ての平和の願いと民族意識……ミュシャの作品には、彼の理想主義が反映、貫かれていた。
ミュシャの手による『主の祈り』の祈祷文の解説…その内容を読んでみたい。誰か翻訳してくれないだろうか……
『ミュシャ展』感想
http://chimere-aile.jugem.jp/?eid=389
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パリの華と言われた前半生を投げ出して祖国に帰り後半生をスラヴ民族の誇りを表現することに捧げたミュシャ。
異民族の侵略におびえ、言葉も文字も奪われた祖国の歴史。
---私たちは私たちとして生きることを望んでいただけなのに、どうしてそっとしておいてくれないのか。
異教徒や大国のエゴに翻弄され、空を見上げることができずにうつむくことしかできなった祖先たち。
----私たちは謳いたい。私たちの声で。
私たちは子どもを抱きたい。私たちの子守歌を口ずさみながら。
剣を振り上げたくはないのだ。
斧を振り、鍬を振るうことに専念したいのだ。
ただし私たちの声を奪おうとするなら、悲しみとともに剣を振るおう。
花はいらない。名誉も財産もいらない。私は、ことばを取り返したいのだ。
民族意識を高揚する危険人物の筆頭に挙げられ、ゲシュタポに捕らえられたミュシャ。窓一つない狭くじめじめした独房に閉じ込められ、尋問された。釈放はされたものの、体調を崩し逮捕から4か月後には世を去る。
ミュシャは死の直前まで信念を持ち続けることができたのだろうか。それとも拷問に耐えかねて、もう筆を執らないことを条件に釈放されたのだろうか。
わからない。
わからないからこそ、彼が命をかけて残した叙事詩に私たちは耳を傾けなくてはならない。
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今もそうなのかは分からないが、専門学校に通っていた頃、ある
新刊書店で本を買った時に挟んでくれる栞にミュシャの作品が使用
されていた。
買った本を読もうを思って開いたページに挟まっていた栞を見て、
目が釘付けになった。なんだ?この絵は。この繊細さ、美しさ、色
遣いの絶妙さは何?いや、そもそも誰の絵よ、これは。
芸術に疎い私と、ミュシャとの遅い出会いだった。それから専門学校に
通っていた間は学校から近いこともあり、新刊はすべてこの書店で購入
していた。勿論、栞目当てである。同じ図柄が何枚もあるけど、あの時
は本当にミュシャに魅了されていた。
当然、今でも好きな芸術家である。本書に協力している堺市立文化館の
ミュシャ館には是非とも行ってみたいと思っているし、古書店でミュシャ
の画集を手に取ってうっとり眺めていることもある。
書庫のスペースの問題で大判の画集などはなかなか購入の踏ん切りが
つかいのだけれど。
アールヌーボーを代表する芸術家のひとりであるアルフォンス・ミュシャの
生涯と作品を辿るのが本書なのだけれど、文章少な目・作品画像多めで
とっても嬉しい。
ミュシャの名声を高めたポスター画をはじめ、油彩、歴史画、宝飾品、
お菓子のパッケージやワインのラベルまで。ミュシャの魅力いっぱい。
新書でオールカラーだと価格が高くなりがちだけれど、本書は「え、こん
なにいっぱいカラーで作品が見られるのに、この値段でいいんですか?」
と思うほどのお手頃価格。
そして圧巻はミュシャが晩年のすべてを捧げて制作した油彩の大作で
ある「スラヴ叙事詩」の掲載と解説だ。
この「スラヴ叙事詩」、2017年3月から東京の新国立美術館で開催され
る「ミュシャ展」に初来日する。ミュシャの故郷チェコ国内以外では初
の海外展示だ。
これは行くしかないでしょう、ミュシャ好きとしては。1枚6m×8mと言う
巨大なキャンバスに描かれたスラヴ民族の歴史を描いた壮大な作品
である。
まずいな。買って積んだままのノンフィクション作品がいっぱいるのに、
本書を読み終わってミュシャを取り上げた作品を検索しまくっている。
でも、でも…。装飾デザイン集とか欲しいっ!猛烈に欲しいっ!ページ
をめくりながらミュシャの作品世界にどっぷりと浸かってみたい。
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ミュシャ展のために。やっぱり美しいなぁ特に初期のポスターの楽園にいるような女性たちの柔らかさが好きだ。