投稿元:
レビューを見る
囲碁の事は全くわからないし似た名前がいっぱい出てきて養子に行ったり来たりだったけどガムシャラに読んだ
投稿元:
レビューを見る
【大ベストセラー作家、待望の長編群像劇】幻庵因碩とライバルの本因坊丈和は碁界最高権威「名人碁所」の座を巡り激闘を繰り広げた。大反響の「週刊文春」連載、遂に書籍化。
投稿元:
レビューを見る
百田尚樹氏の著書については、全てとは言わないがだいたい読んでいます。大まかな書き物のテーマは定まっていない。おそらく書きたいものを書くというスタンスなのだろう。
さて、この物語は、最も激しい戦いを繰り広げた江戸時代後期「文化・文政」時代から幕末にかけての囲碁界が舞台である。
囲碁は、中国から朝鮮さらに日本へと伝わった。平安時代は女性を中心に碁が盛んになった。つまり、このころの文化人にとって囲碁は必要な教養だった。
勿論、中国でも前時代を通じて盛んに打たれた。おそらくあらゆる時代に高い技量を持った打ち手がいたことだろう。しかし、囲碁を飛躍的に進化させたのは、実は中国ではない。江戸時代の日本人なのである。そして本家中国をはるかに追い越したのだ。
本書を読み終えて鑑みると、打ち手の芸なのだとつくづく思わざるを得なかった。お薦めの書です。おもしろい。
投稿元:
レビューを見る
両国小町と結ばれるのかと思いきや、ポーッとしてるだけで何の行動もできず生涯妻などめとらず囲碁に精進すると誓うが、結局20歳と年下の女性と結婚して、あげくの果てに弟子と駆け落ちされちゃう幻庵。超~ビックリであるw
それは余談だけど、家督相続とか、名人碁所を巡る激闘とか、裏取引とか駆け引きとか、なかなか腹黒かったりww
天才少年とか出てくると面白いし、命懸けちゃうのも凄いし、なかなか面白かったけど、やっぱり囲碁のルールやらなにやらがさっぱりなのが残念至極である、るるる・・・。
投稿元:
レビューを見る
碁を知っていれば、さらに深く読め、感想も違ったと思うが、そうでなくとも、幻庵の数奇な運命と、名人碁所を巡る激闘にはついつい引き込まれてしまった。
投稿元:
レビューを見る
江戸末期の囲碁界の状況がひしひしと伝わる力作。
囲碁の対戦を描くのは、音楽演奏を描くくらい難しいのだろうと思う。
いかんせん、幻庵や丈和の人間的魅力が刺さらなかった。
投稿元:
レビューを見る
江戸後期の囲碁界の物語の下巻。
さすがはエンターテイナーだけあって、上巻とのコントラストがうまいです。
装丁だけでも、上は丸黒地に白字に対して下は丸白地に黒字といかにも碁石を意識してますし、栞紐も上巻は黒、下巻は白と趣向を凝らしています。
内容も、上巻で食傷気味になっていた碁譜を用いた勝負碁も下巻では封印されて、名人碁所を巡る家元のやくざか政党の争いのような丁々発止な駆け引きがメインになっています。
上下巻通じて江戸後期の囲碁界の群像劇ですが、幻庵にだけは私生活にスポットを当てているので小説のタイトルとしては可不可なしというところです。
残念ながら、囲碁そのものがとっつきにくいので最高のエンターテイメントまでにはならなかったかもしれませんが、下巻では勝海舟なども登場させて歴史とも絡めて一気読みさせられたのはさすがでした。
投稿元:
レビューを見る
囲碁とはそんなにも深いものだとは全く知らなかった。ルールは知らないのに、思いっきり引き込まれてしまった。
投稿元:
レビューを見る
下巻。囲碁を知ってれば、楽しめたのだろうが、残念ながら全くわからない。なんとなく凄いのだろうとは思う。
投稿元:
レビューを見る
囲碁のことは全く分からず、用語が出てくると戸惑うことが多々あったが、それでも妙に面白くてどんどん読み進めていった。これは面白い!!
投稿元:
レビューを見る
志半ばで死んでいく弟子達を思うといたたまれない気持ちになる.何が何でも名人にという妄執が,励みにもなり足枷にもなる.囲碁とは怖い世界だ.
投稿元:
レビューを見る
▶︎登場人物が多すぎて、主人公が誰かわからなくなる。囲碁を文章化するのは百田尚樹をもってしても困難である。総じて同じ表現が繰り返される。
投稿元:
レビューを見る
面白い!囲碁がこんなに壮絶なものだったとは。何日もかけて打つ碁は、まさに命を削る戦い。残念なのは、囲碁の知識がないので対局シーンに書かれている内容が全くわからなかったこと。わかったらもっと面白かっただろうなぁ!囲碁のことを知りたいと思って始めた囲碁アプリにハマってしまった!本を読んで新たな世界に出会えると嬉しくなる。
投稿元:
レビューを見る
帯文:”『海賊とよばれた男』以来、4年ぶりの青春歴史小説” ”ともに家元当主となった幻庵と丈和。頂点の座をめぐり、凄絶な闘いを繰り広げていく。”
目次:第五章 両国小町、第六章 天保の内訌、第七章 吐血の局、第八章 黒船来航、エピローグ
投稿元:
レビューを見る
江戸の碁界を描き様々なキャラクターが面白い。碁界の4家元の確執から最後は共存(武将と同じで養子縁組化)で江戸の末期を生きる幻庵、明治と時代が変わり生活の糧となる徳川時代の身分保証が無くなる碁界の姿を学ぶ。