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電子書籍
転生再会もの。
2018/08/01 20:11
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙とあらすじに惹かれて購入。
ネタバレがあります。
氷雪の妖し攻めと、前世は攻めの奥さんで今世では男に転生した大学生の受けのお話。受け視点。
江戸時代の頃、日本アルプスがそびえる地で、山の洪水を防ぐために山の神へ人身御供にされた娘(受けの前世)が、氷雪の妖(攻め)と出会います。やがて夫婦になり幸せに暮らしていましたが、不幸な出来事から娘は命を落とします。死ぬ間際、転生すると約束して・・・
攻めは、10年嘆き悲しみ転生した妻を100年探し、やがては妻の魂を持つ者と会えたら目覚めるよう呪をかけて氷の中で眠りにつくことおよそ200年---娘と同じ魂を持つ者---受けが大学のフィールドワークの一環で攻めが眠る山にやって来て、攻めと再会するのですが・・・
転生のセオリー通り、受けには前世の記憶がなく攻めから拉致されて嫁呼ばわりされますが当然、受けは反発します。おまけに受けは前世の記憶は無いものの、トラウマは残っていて他人と接触することに嫌悪するなど、攻めと受けの関係はうまくはいきません。
打ち解けた頃には今度は、攻めと嫁と受けの心理的三角関係に受けが悩んだり、受けが先輩に言い寄られたり、土石流が発生したりと、まるで二人の絆の強さを試すかのように問題が起きます。
それでも、受けファーストで俺様な攻めの強引さと、しっかり者で自己犠牲心の強い受けによって、ハッピーエンドに。
受けの今世が終わった後は・・・なんて未来のことは作中に描かれていません。でもこの二人なら限られた時間を少しでも長く、短かった前世の時間以上に寄り添っていくんだろう、そんな印象を受けました。
残念なのは、電子書籍だと挿し絵が収録されていないこと。表紙が美しいから、挿し絵も見たかったです。
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