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紙の本
読後に「少年探偵団」シリーズを読みたくなる本
2023/04/13 19:17
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
明智と二十面相の対決のはじまりのはじまりを描いた「永遠」、あるおばあちゃんの少女時代の探検を描いた「少女探偵団」、第三者の視点で描いた「東京の探偵たち」、小林少年の活躍を描いた「指数犬」、二十面相の引退秘話を描いた「解散二十面相」と、オマージュ作品ではありますが各々の作家の個性も滲み出た秀作揃いです。そして、読後に「少年探偵団」シリーズを読みたくなる本でした。どれも甲乙付け難い作品群ですが、江戸川乱歩の愚痴を連ねたかのような「解散二十面相」が案外良かったです。
紙の本
昭和の味わい深いノリを現代に
2018/10/08 23:40
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投稿者:読人不知 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和の味わい深い少年探偵団のノリを現代に甦らせたアンソロジー。
怪人と名探偵が生まれた経緯から、正統派の少年少女の冒険を描いた探偵小説、大人になった小林少年の活躍、シュールな大増殖事件、誰もが一度はツッコミを入れたであろうメタなアレまで、様々な視点から語られる江戸川乱歩のシェアワールド。
ネタバレになるので内容の詳細には言及しませんが、犬怖い。
本書の中では湊かなえ著「少女探偵団」が一番お気に入り。
トップの万城目学著「永遠」とラストの藤谷治著「解散二十面相」の繋がりとギャップにニヤリ。
昭和風と今風の替えカバー付きなのも面白かったです。
どちらかと言えば昭和風が好み。
紙の本
小林くんはスーパー少年
2017/02/02 21:25
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪人二十面相シリーズの内容はすっかり忘れましたが、独特の世界観は覚えています。
本書は、「少年探偵団」をテーマにした5人の作家による連作にもかかわらず、独特の世界観は損なわれず、違和感なく読むことができました。謎解きがあるわけではないのですが、趣向を凝らした展開に引き込まれました。
中でも、万城目氏の作品(明智小五郎と怪人二十面相の誕生譚)と湊氏(あるお婆さんの回想)の作品は秀逸です。両作品は甲乙つけ難いのですが、湊氏の作品は女の子(お婆さんの孫)の成長物語にも仕上がっていて、個人的には一番良かったです。
ところで、明智小五郎は別格として、小林少年も凄いことを再認識しました。トラックの運転や拳銃の操作等もできるスーパー少年です。戦後間もない何でもありの世界だったからこその人物設定です。そういえば、私の父は少年の頃、米軍の靴磨きやレストランでのバイト等をしていたと、生前、話していましたから、大人顔負けの少年の活躍も違和感がないわけです。
ところで、私は、ラジオで聞いた「怪人二十面相」が忘れられません。毎日夜に放送されていて、弟と一緒にワクワクしながら聞いたものです。今は、子供の頃以来のシリーズ再読を考えています。
紙の本
昔風です
2017/01/18 09:39
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投稿者:nyagonyago - この投稿者のレビュー一覧を見る
当時の小説の書きぶりはこんな風だったんだろうなと何か懐かしい感じがして楽しく読めました。各作家が作風を当時のものにうまく合わせて雰囲気が良く出ておりGOODでした。
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