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【長時間労働で生産性が上がらない理由】
「インプット量が足りない」
日本の正社員の労働時間は2000時間以上、年間の実質GDP成長率はここ数年0.6%程度。
ユーロ圏では、年間の労働時間が1500〜1700時間ほどでGDPは1.6%。
日本が長時間労働に価値があるとされる背景には、戦後の長時間稼働がそのまま生産性に直結するという、工場モデルの概念がありますが、
現在のサービス業では、労働時間=成果では必ずしもないんですね。
従来の工場モデルだと生産ラインに自分がいなければ、仕事が滞ります。
対してサービス業は、極論ですと長時間労働をがんばって成果0と、長時間労働がんばってないし、結構サボってるけど成果100なら、仕事とは成果を出すことなので、どっちが組織にとって有益かというと、短時間で成果を出す方になります。
そして、サービス業は対人間の仕事なので、
朝早くから遅くまで残業して疲弊し、睡眠不足で出社している人よりも、
残業せずにとっとと帰って、人に会ったり、本を読んだり、旅行をしたりして遊んでいる学んでいる人の方が、発想が豊かだったりクリエイティブだったり、面白かったりして、成果を出せるんですね。
休息を充分にとることが生産性を向上させるということは、各国のデータが証明しています。
逆にサービス業において、長時間労働だから成果が出たというデータは皆無のようです。
僕も営業をしてる時は、同期全員が残業をしている中、顔色など全く気にせずとっとと帰って、人に会ったり、本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を見たりして、インプットにつとめました✨
今だから言えますが、仕事中も本を読んだり、youtubeでプロフェショナルシリーズを見ていたり、お客さんと関係ないことを喋ったりして、結構サボりまくってましたが笑、成果は全国トップでした✨
お客さんは僕との会話を面白がってくれていました✨
勿論、長時間労働を好きでやってるなら問題はないと思いますが、やりたくもないのに、決まりだから、帰りにくい空気だからというような理由で、残業することは個人や国にとっても機能しないなと思います。
それならとっとと帰って、
インプットにつとめ英気を養う方が、
より効果的だと思います✨✨✨
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論旨は以下の通り。
実は日本人は意外と考える力がない。それを克服するには数字、ファクト、ロジックで腹落ちするまで考える訓練を積む必要がある。訓練することで意思決定スピードと精度は上がる。
直感で間違う人はインプット不足であり、「人・本・旅」をインプットして頭の引き出しを整理していくことが大事だ。そして考える訓練を続けることで周囲に惑わされなくなるようにもなる。
と言ったところである。
一番自分に響いた引用は、ロマンローランの「世界に真の勇気はただ一つしかない。世界をあるがままに見ることである。そしてそれを愛することである」取り組んでいるマインドフルネスや認知行動療法に通じる普遍的な言葉なので刺さりました。
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出口さんの主張はどの本でも一貫して、数字、ファクト、ロジックで物事を捉えることが重要だということ。
都合良く創造された日本人のメンタリティなるものに縛られるのではなく、タテヨコの事例から学び、日本の課題を冷静に受け止めて対応を検討することが大切だという点には共感する。
また、自分は直感で判断しがちなところがあるので、日々インプットを心がける必要があると感じた。
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「数字」「ファクト」「ロジック」で考え抜けと。今の日本人は考えなさすぎ、勉強しなさすぎでおかしくなっている。シンプルで、わかりやすくも深い本質が展開されているので、ものすごく腹落ち感があり、とても視野が広がる。
1、物事を考えずなんとなく過ごし、メディアから流れてくる情報をなんとなく信じ、それを常識として生きている人があまりにも多い。
2、今の日本での教育の質の悪さと勉強しなさすぎ。
3、「人・本・旅」からインプットし、腹に落ちるまで考え抜き、その情報を誰かにアウトプットする。
4、人間はみんなアホであり、チョボチョボである。アホなんだから仕組みでどうにかしろ。
5、自由で、おもしろいことを構想し、ラディカルに物事を捉える。
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今この瞬間が1番若い!
過去は戻らない。後悔しても意味がない。
どうしても今の自分が受け入れられないならら自分も何かためしてみればいい。
現在、与えられている条件は簡単には変えられないから、後は行動するか、しないかの違いだけ。
誰も自分の適性などわからない。やりたいことを試してみる。
目の前のことに一生懸命取り組む。それもひとつの勇気。
知識や経験を日頃から深めておく。新たな対象に出会った時、より多くのものを学びとる事ができる。
勉強のできる人がますます賢くなっていく一方で、勉強不足の人はいつまで経っても賢くならない。
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ファクト・ロジック・数字で物事を考えて、人・本・旅で自分のインプットを増やすという、最初に読んだ時からずっと考えが統一されている出口さんの最新本。
日本の現状とどうすれば良いのだろうかという話から始まり、自分を成長させる方法を書いて下さっています。
出口さんは、人間的やれば凄いとか、こういう思考を持とうとか熱く説法するわけじゃなく、前向きな書き方で人間どうしようも無いんだから、そこを認めた上で、こうしようという話が入っているので好感が持てるのかなと考えたり。
定期的に出口さんの話を聞く事で、視野が狭くなっていくのも防げます。
いつも支えになります、感謝。仕事、上手くやろう!
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数字、ファクト、ロジックで考えるという出口さんの考えは、仕事をする上だけでなく生きていく上で必要でしょうね。僕みたいな仕事をしていると特にその大事さを感じます。
#読書 #読書記録 #読書倶楽部
#本物の思考力
#出口治明
#ライフネット生命
#2017年34冊目
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ゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するにはどうすればいいのか。「人・本・旅」から情報を収集する、物事をゼロから捉え直すなど、著者が実践する「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説する。
分かりやすい言葉で書かれていて良かった。
間もなく選挙があるとみられるので,投票する人に迷ったら,「女性」,「若い人」を意識したい。
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社長業もしつつ、本も書いてしまう。そんな生き方はすごいと尊敬しているので、出口さんの書いた本は読んでしまう。
出口さんの考えるよく生きるヒントが書かれており、大いに参考にしたい。
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ミムラさんが言っていた通り、話す内容がぶれない芯のある人だと思った。至極真っ当なことを、私が分かっているつもりでできていないことを上からではなく同じ目線で話してくれているようだった。誰かの信者にならず、情報を鵜呑みにせず、常識にとらわれず考え続けよう。学び続けよう。
これからも生きていく中で迷ったとき、足がすくんで動けなくなったときにこの本のことを思い出したい。
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「人・本・旅」から情報を収集し、数字・ファクト・ロジックに基づいてゼロベースで自分の頭を使って考える。そうやって本質を捉える力を磨くことでしか本物の思考力は身に付かない。ー確かにそのとおりだ。A案とB案で迷ったとき「うん、こっちやな」と動ける背景には地道な努力が必要だと再認識できた。
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数字、ファクト、ロジックで物事を見ることが大事。
常識を捨て去って、物事を原点まで(根っこまで)掘り下げたうえで、本質な解決を目指してロジックを構築していく。
本を読み、人と接し、旅をする。
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前半は、さすがに歴史に詳しく、本を読んでいる人の分析だと思わせる内容だった。後半は自己啓発的。
夫婦同姓が一般的になったのは、家父長制が色濃く反映された明治憲法の施行移行のことで、それ以前は夫婦別姓だった。
日本の戦後復興は工場モデルだったので、筋力の強い男性に向いていた。そうすると、性分業して専業主婦をつくった方が社会全体として効率がよくなるため、配偶者控除や年金の第3号被保険者などが与えられた。工場モデルでは、素直で協調性が高く、黙々と長時間労働に耐える労働者が求められる。一方、サービス産業では、独創的なセンスやアイデアに基づく成果が問われる。工場モデルからサービス産業モデルに変われば、長時間労働はなくなってしかるべき。先進国には、長時間労働で疲れきった男性のガス抜きとして発展してきたバーやスナック、クラブなどの女性による接待を主とした産業はない。
世界共通の経験則として、投票率が10%ほど上がれば、後援会や組織票の力がほぼなくなる。
ナショナリズムとは、劣等感と不義の関係を結んだ祖国愛である(ジョン・ルカーチ「歴史学の将来」)
脳が瞬時に把握できるのは3つまで。4つ以上になると脳の負担が増える(池谷裕二「脳はなにげに不公平」)
解説書については、岩波書店の「書物誕生」がおすすめ。
ブログ(2017/10まで) http://blogs.itmedia.co.jp/deguchiharuaki/
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好きな出口さんの本を再読。勉強をする意味とは、自分の頭で考えて、自分の意見を自分の言葉で説明できるようになる為、分野は何でも良い、というのはけだし名言である。心と体を整えて、真摯に勉強すべし、されば道は開かれん。ここら辺の考え方は松浦弥太郎さんとも似ている気がする、勉強しないで仕事で成功しようなんて、確率の悪いギャンブルに突っ込むようなもの。
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講演の内容をWEBで読んで、どんな考えの人なのかもっと知りたくて読んだ。
もう少し追ってみようと思う。