紙の本
混乱しないで読めました
2022/02/28 19:52
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投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
入れ替わったからといって、
入れ替わる前の自分を完全に無くす
わけではない。感情面や経験値は消えない。
あたらしい自分と、以前の自分が入り乱れると
話しが読みづらくなりそうだけど、混乱なく
とても読みやすかったです。
紙の本
ちょっと不満が残った。。。
2022/01/10 10:38
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
17歳でこれからという女子高生が突然38歳のおっさんになってしまって すごくかわいそう。。。というのが第一印象。 でも彼女はいい子で悩みながらも前向きに生きていくところがいい。。。ってそのまま終わるんかい? いったいなんだったんだ? この入れ替わりは。。。 これはファンタジーではなくてもっと人間の本質的なところに迫るまんがなんだろう。。。
電子書籍
余韻の残る作品
2020/11/30 20:54
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投稿者:黄桃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かが解決したわけではないけれど、状況はどんどん進んでいって、最後にはなんともいえない余韻が残った。読み返したくなる作品でした。
紙の本
ふ..深い
2017/02/14 14:49
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投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い体を手に入れて読者モデルになったり、彼氏も出来たりして、人生を謳歌していたような元木根は、自分のアイデンティティが分からなくなり、どんどん不安になっていく反面、突然38歳のおじさんになってしまった、女子高生だった元葉菜の方は、職まで失って状況は最悪だったのに、いつの間に新しい仕事にも適応して、精神的にも安定し、新しい自分を楽しんでいるように見えました。若い柔軟な精神だったからなのか、素直な性格のせいなのかわかりませんが、この対比は興味深くて、いろいろ考えさせられました。
最後の展開は、衝撃的ですね。読者にもですけど、元木根にとってです。元男性で、今も精神的に男性(多分)の人には、凄いショックだったんだろうなと。
とにかく、深い作品でした。
紙の本
やっぱスゲー!ヤマシタトモコさんスゲー!
2017/01/02 18:48
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い子が自殺したニュースをみたとき「まだ知らないことたくさんあるはずなのに」とか思っちゃうのって
自分は知ってると思っているからであって知らなければ、知らないから不幸か?といえば違うんだろう。
46の私は中身木根視点で読むので葉菜を思う気持ちが切ない。
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「いま」、足元なんかぐらぐらでどこにも行けなくてもがいてる、というところを描いた漫画だと思っているので、まぁ正直消化不良の部分もありますが着地はしてんだろうな2人にとってって感じました。
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<いつでも新しくなれるんだって感動した>。このセリフまでの数ページが、深い....ような、深いんだ!
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「あんたのなりたかった/あんたになってやりたい」「むりだよ//じゃあね」pp48-50
のあたりが好きです。木根の「じゃあね」の軽さと、その軽さでもって放り出された葉菜の、底なしの不安が愛おしい。
外的要因によって形づくられる内面、不定形で曖昧な「わたし」を受け入れて、自分を生きること
そういう話を描き切って、素晴らしい作品だとおもいます。「わたし」が不定形で不安定なモヤモヤしたものである、ということはとてつもなく恐ろしくて、同時にそれは、あらゆる変化への希望を内包するということ。
あらすじ的なことを書いておくと、1巻では地味な女子高生の葉菜と、捻くれた中年男性の木根の中身が入れ替わって、葉菜(元中年男性)は若い女子の体を活用して読者モデルになり、木根(元女子高生)はまっさらな人生をどう生きていいか分からず途方に暮れてた。
2巻では、それまで入れ替わった体を楽しんでいた葉菜(元中年男性)が、自分がきえてしまう/自分が誰になるかわからなくなる不安に怯え、一方で、元女子高生で中年男性になった木根が、変化してゆく自分を受け入れ馴染んでいく描写がされる。この対比はすごく意地悪だなあと思って読んでたんだけど、この「意地悪だなあ」を上手く説明できない。
もうちょっと咀嚼する必要はあるかな。
最終話の"わたしたちは毎日/会い すれ違い/見聞きし 触り/そのたび 心も体も/誰かに入り込まれて/心よかったり/痛かったり/きもちよかったり/わるかったり/それでどうして/わたしが独りだと/いえるだろう"のとこも好きです。
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生まれ変わってからの人生のが長い、というのがなんだか。あぁ、そうだよなぁって。
それはもう仕方のないことで、たぶんもう一生、元の体には戻れない。
でも二人が近くにいることで何かしらの均衡は保たれるんだと思う。いつか入れ替わったこと自体を忘れてしまうんだとしてもね。
ラストはよくある「読者の想像にお任せパターン」だったけど余韻で楽しめた。
先のことなんてどうでもいいのだ。
この作品は、いつか当事者の二人でさえ忘れてしまうであろう、「入れ替わったという事実」を描いた漫画だったのだから。
と、思うトモコ信者であった。
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スゲー作品だったね。
「おまえには謎のおじさんとして密接に関わってもらう
親戚でもないのになぜかよくいるんだ…」
非常に面白い、入れ替わり作品だった。
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すばらしい、というより、すさまじい。「女子高生になりたい?なってみろよ、ホラどうだ!」とでも言わんばかりの対照的な描かれ方をする本作なので、女性賛美もここまでくると「不当じゃ不当じゃ!」と手をあげたくなる所もなくはないのですが、その岬の向こうの水平線まで、物語がちゃんと見渡しているからすばらしい。すばらしいというより、すさまじい。そして、まぶしい。
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なんか凄い中途半端なとこで終わった!
産むのか、産まないのか!?
結局入れ替わりの原因も分からないし、混沌としたまま話は終わる。
もう少しハッキリしたラストだったら良かったなあ。
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女子高生とブルーカラーのおっさんが入れ替わる。
見たことある設定だけど、割とコメディタッチで描かれる題材が多かったと思う。
あり得ないけど、実際そうなったらもう順応して生きてくしかないと思うので、それがリアルでした。
ハナになった木根。木根になったハナ。
だんだん混ざり合って前の自分とは違う自分になっていく。
でも、何処か前の自分もいて、それが不思議と二人を友達でもない恋人でもない近くにいる分身みたいに感じる。
そんな、これからを感じるエンドでした。
とても、面白かったです。
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うおう、相変わらず痛さから目を逸らさない作風…。
知っているから、経験しているからの感覚、
知らないから、わからないことを受け入れているからの感覚、
そして男性だから、女性だからの感覚…。
それらがない交ぜになって、何とも言いがたい感慨を覚えました。
彼は彼女はどうなるのだろう。どこへ行くのだろう。
もう少し「先」を見てみたい作品でした。
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「灯台へ」じゃん。それにしても「君の名は」と同じ事をやっているとは思えない解像度の違いに目眩がする。大傑作。