紙の本
私好みの適度に複雑な絡繰りとちょっと人情話を絡めた結末に思わず拍手でした。
2018/05/18 07:41
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私好みの適度に複雑な絡繰りとちょっと人情話を絡めた結末に思わず拍手でした。全体を通じて一つの大きな事件に収斂する構成。肉料理や洋菓子などを主体とした料理本かと思うような展開に少し不安を感じたけど、第四話で一挙に挽回。私好みの適度に複雑な人間関係、一話でちらりと出た切り消えてしまった“桃江”という娘を軸としたちょっと人情話を絡めた結末に満足でした。季蔵の料理の幅を大きく広げる強力な助っ人と期待された“お光”が姿を消してしまう結末はちょっと残念。さらりと読み流す感じの本シーリズとしては珍しく5点評価でした。
紙の本
ちょっとね。
2017/01/15 14:55
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投稿者:モーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
オランダお節料理という設定に無理があるような気がします。この時代の人が牛肉?ストーリーも無理やり。今までの中でいちばんつまらなかった。
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今回は、瑠璃さんの症状がよくなってきている描写があって嬉しかった。このまま、快方にむかってほしい。
とはいえ、三吉やおき玖の出番がほとんどなくって、なんだか寂しかったので、次回は、またがんがん登場してほしい。
彼らのバックアップがなかったせいもあってか、季蔵もいまいちさえなかった感があるので、次回の活躍に期待。
今回は、ま、箸休めという感じかな。
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201612/今回も安定というか…。シリーズものなので点数甘くなるけど、登場人物達が展開都合で動かされてる感はある。
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二幕目の第五弾(三十二弾)
今回は旧藩の内室に頼まれた献立から
新たな助っ人は阿蘭陀料理に精通した?花忍び?
入り組んだ関係者に秘密の一族が加わると?
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シリーズ2幕5冊目。
今作はアシスタントのおきくと三吉が登場しない。
江戸時代の正月を舞台に、季蔵の過去と関係のある人からオランダの正月料理を依頼されるところから話は始まる。
このシリーズはいくつもの事件や人が最後に繋がるパターンなのだが、今作は一番綺麗に繋がったと思う。
普段は犯人や関係者が後半で突然出て来たりして意味わからない時もあったが、今作は最初から伏線があり、綺麗に繋がる。
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今回は季蔵のかつての主君の奥方からの依頼。今じゃ出家しているその奥方は、正月に支援者に売りつける(苦境にある女たちを寺で手助けするための資金としてらしい)ための阿蘭陀料理でのおせちを頼みたいという。なんて無茶ぶり。メニューはあれど、レシピも材料の牛酪(バター?)も肉も手に入りにくいというのに、その辺は一切考慮無しな元奥方様。
事件はおせち料理の中身に散々苦労していたせいか、殺人があってもなんとなくひっそりと終わった感じ。しかも最近とみに出番の少ないおき玖(旦那が風邪で看病らしい)も三吉(本人及び近所中風邪)もほとんど出ず、お奉行もこれといって目立たず、ちょっと寂しい内容になりました。江戸時代は風邪も命取りですし仕方がないか。
肝心の料理の方は、突如現れた阿蘭陀料理に精通した女により解決。もちろんその女の正体は事件に関わってくるのですが、得体の知れない影のお役目たくさんあるんだという感じです。
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20180506 ここのところずっとだがストーリー展開が少し強引な気がする。そのぶん、料理に関しては自分でも作ろうと思えるくらい詳しく説明されている。そろそろ、捕物控というジャンルではなくなってしまうのではないかと気になる。
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内容(「BOOK」データベースより)
雪が降る師走の午後。日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋の主・季蔵は、仕込みを終えた後、市ヶ谷にある慈照寺へと向かった。慈照寺は季蔵の元主家鷲尾家の正室が出家し、瑞千院と名を改め、庵主を務めている。季蔵は道中も客に出す“雪見鴨鍋”の段取りで頭が一杯だったが、瑞千院から、「阿蘭陀正月の料理を拵えて重箱に詰めてほしい」と頼まれる…。元武家の季蔵は、市井の客を幸せにする料理を作る一方、江戸の平安を守るため今日も悪を討つ。大ベストセラー書き下ろしシリーズ、二幕目の第五弾。
令和2年10月23日~26日