紙の本
500の参考文献
2018/04/09 19:27
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投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常によく調べられている。
この一冊を読むことで、ブロックチェーンの仕組み、実現できること、課題がわかる。
インターネット以来の革命の種は今ここにあることを実感でき、ワクワクする。
また、IoTとの相性の良さが物事の「分散化」を飛躍的に進めるはず。
「書き換えられないこと=忘れられないこと」を人々がどのように受け入れられるかが肝だと思う。
500冊分の本の価値が詰まっている一冊。
紙の本
初心者でも
2017/12/28 16:18
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビットコインの技術的な裏づけとなってるのがブロックチェーンなわけね、位の知識しかなかった自分でも、一応理解できるような書き方になってます。
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2018/03/17読了。ブロックチェーンの未来・ビジネスモデルのアイデアを解説した本である。
まず、ブロックチェーン技術に関しての話であって、仮想通貨/暗号通貨の話ではない(それが包含されているものの)。
ブロックチェーンは、末端を自動化するのではなく、中央を自動化するものだ、すべてのプラットフォームビジネスは、ブロックチェーンによって置き換わる、といった内容を各ビジネスモデルに落とし込んで解説している。
技術的な背景というよりは、ブロックチェーン技術でどのような未来を考えられるか、といった話が多く、興味深かった。
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こんな人にオススメ
※ITの話ですが、知識はそんなにいらない。ブロックチェーンの技術が社会にどんな変化をもたらすと予想できるか、が焦点であるため。
・ブロックチェーン?ああ、ビットコインとかFintechと絡んでるやつだっけ?程度は知ってる方。
→あ、応用するとこんなことまでできるのか〜!ってなります。
・自分が持ってるちょっとしたスキル(服のボタンつけができる、目玉焼きが作れる、●●が好きでアドバイスくらいならできる)を持ってて、発揮できる機会はないもんかとふと思うことがある人
→ちょっとワクワクできるかも
ブロックチェーンの今後の動向を注視していきたくなる一冊。
個人的にはブロックチェーン社会になったところで、人間としての節度を守らなきゃいけないというのが変わらないのであれば、今の社会のままでもブロックチェーン社会でもどっちでもいいと思う(←後ろ向きw
あと、インターネット技術ありきなのも気になる。ネット社会だとか言われつつ、PCやスマートフォンが普及してない国、やむを得ない事情で使えない人が世界中にたくさんいる。その人たちは置いてけぼりにならないのだろうか。(本書には途上国支援や社会的弱者支援の視点からも書いてあったけど。)
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ビットコインのコアテクノロジーとして世の中に知られるようになったブロックチェーンという概念。中央管理機構を必要とせずに所有権や信用情報の取引を保証するこの仕組みが、広い可能性を持つことは一部の人には認識されている。一朝一夕にブロックチェーンが敷衍して世の中が変わるということではないが、長期的には大きく世界を変える可能性を持っていると言われている。少なくとも、ビットコインの成功はその可能性を人々に強く意識させた。中央銀行を含む金融システムや不動産取引、音楽や映像などの流通システム、投票システム、などがブロックチェーンにより革命的に変わる可能性がある業界として挙げられている。ブロックチェーンは、VISAなどのクレジットカードやATM・送金などの銀行などの既存業界だけでなく、UberやAirbnbなどのベンチャビジネスにも大きな影響があると指摘する。
たいていの技術は末端の仕事を自動化するが、ブロックチェーンは中央の仕事から自動化する。だからこそ革命的と言われるのだし、同時にわかりづらいものとなっている。
経済学者のロナルド・コースによると企業の本質は取引コストの効率化であるという。取引コストとは、検索コスト、契約コスト、調整コストの3つがある。ブロックチェーンはある分野においてこの取引コストを取り除くことができるかもしれない。その帰結として、社会の働き方にも大きな影響を与えることになるのかもしれない。
著者は、この本に書かれていることは未来予測ではなく、実現すべき未来のビジョンであると宣言する。現在のブロックチェーンの状態は、1992年時点のインターネットのようだという。この本で挙げられた企業のいくつかが明日のAmazonやGoogleにならないとも限らない。本の内容は、それほどわかりやすくもなく、詳細でもないが、確かにこの分野をわかっていなければならないのだろうなということは感じることができた。
著者のドン・タプスコットは、『ウィキノミクス』や『デジタルネイティブが世界を変える』などの著作もある。目端が利くというか、流行にいち早く乗っかるというか、そういうポジションをしっかりと築いている。ちなみに共著者のアレックス・タプスコットは息子らしい。
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『デジタルネイティブが世界を変える』のレビュー
http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4798118869
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「デジタルデータにおける真正性の確保。」これを可能にする技術がブロック・チェーンだと理解している。普及すると思ってるんだけどな。仮想通貨の惨状みてると自信なくなってきた(笑)
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-12288660975.html
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業務上の必要に迫られ急いで読了。彼のBlockchain Research Instituteのfounder親子の著書。ブロックチェーンが世の中にもたらす変革の可能性について、パラダイムシフトという側面にフォーカスして解説している。金融やSIerだけでなく、あらゆるビジネスモデル、法律、政治、民主主義の根本までも覆し得る。ブロックチェーン自体の解説は、細かい技術面には踏み込まずに、コンセプトレベルにとどめているあたり、法外な会員費を搾取するBRIへの巧みな勧誘戦略だったりなかったり。ブロックチェーンが抱える問題点についても記述されているあたりは素晴らしい。
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グリーベンチャーの堤さんもオススメしていたので、遅ればせながら読了。感想としては非常に面白かった!正直、IoTやAI以上によくわからなかったブロックチェーンというものの現在、そして可能性の一端に触れることができた。しかしこの手のやつはやっぱり自分で触ってみないとなんともなんだよな〜
P5
要するに彼が言いたいのは、インターネットで取引をするためには根拠のない信頼が不可欠であるということだ。インターネットの仕組み自体には十分なセキュリティが備わっていない。だからこそ僕たちは仲介者を神のごとく信頼するしかない
P19
けれど、もしもバーチャルな自分を自分だけのものにできたらどうだろう。つまり自分というものをブラックボックス化して、外から操作できないようにするのだ。何かの許可を得るときは、それに関連するデータだけ見せればいい。(中略)これを「永続的なデジタルID兼ペルソナ」と呼ぶ。
P22
「たいていの技術は末端の仕事を自動化しようとしますが、ブロックチェーンは中央の仕事を自動化します。タクシー運転手の仕事を奪うのではなく、UBERをなくして運転手が直接仕事をとれるようにするんです」
P24
「ブロックチェーンの核にあるのは、何かの所有権を確実に取引するという考え方です。その対象はお金でも、モノでも、アイデアでもいい。大事なのは単に土地を記録することではなく、そこに関わる権利をも記録して、所有権が侵されないようにすることです」
P115
ノーベル賞経済学者のロナルド・コースは、1937年の論文「企業の本質」のなかで、会社が存在するのは取引コストを効率化するためだと説いた。取引コストとは、人と人とが取引する飢えで必要になるコストのことだ。具体的には、検索コスト、契約コスト、調整コストの3つが主に挙げられる。(中略)企業を維持するコストが外部との取引コストを下回っている限りにおいて、企業はその規模を拡大できるとコースは言う。
コースの後継者でノーベル賞経済学者のオリバー・ウィリアムソンは、企業の存在理由が「対立や不一致の解決」にあると説いた。(中略)でも企業内でのトラブルなら、その影響範囲は最小限に留められる。ウィリアムソンは論文の中で次のように述べる。「実際のところ、組織内部の契約は忍耐によって支えられており、そのなかで企業は裁判所の役目を付与される。それゆえに企業は、市場にはできない命令を実行することができるのである」
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ブロックチェーンが普及した未来(ビジョン)を考えるための本。
技術的な話はほぼ載っていない。
なので、ブロックチェーンの技術詳細を知りたい人はこの本の対象ではない。
ビジョンを語っているので致し方ない面もあるが、あまりに明るい未来を想像しすぎていて、ちょっと違和感がある。
ただし、ネット通貨を媒体としたP2P取引が確立されれば、たしかに既存のお金を媒体とした金融や経済システムはガラリと変わるだろうとは思う。あとはネット選挙とか個人の医療情報とか、「信頼プロトコル」を使った方がよいケースは結構ありそう。不要な中間業者が淘汰されるのは、消費者としてはすごくありがたいし。
なお、プライバシーをブロックチェーンに乗せれば信頼できる社会が・・・云々の話はかなり眉唾。今のようにフェイクニュース全盛で、皆が見たいものだけ見ている時代に、嘘の個人情報などいくらでも流せる。その情報をどうやってブロックチェーンで信頼担保できるのか?嘘の情報に、より強い鍵がかかって流通するだけである。
これはテクノロジーの話ではなく、社会全体の話であり、1技術で解決できる問題ではない。
そういった負の部分も一応解説してくれてはいるが、あまりに想像する未来が明るすぎて打ち消され、説明が足りないように感じた。なので★3つ。
前進するための明るいビジョンを得たい人にはすごく良い本。
何か新しい技術が勃興したときは、こういう本こそ大事なんだろうと思う。
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Fintech分野の中でも特に重要なブロックチェーンに関して体型的に学ぶこととと、ブロックチェーンの金融以外での活用性について見聞を深めるため購読。
読んでよかったことと感じたことは、インターネットが実現したことは「データ・情報の世界的なデジタルネットワーク化」であったのに対し、ブロックチェーンが実現したことは『信頼取引のデジタル化』が本質であるということ、中央集権型ではなく分散ネットワーク型で「取引」の非常に原始的なところに注力して且つシンプルに作られているため逆に強力であること。「ビットコイン」という名で作られているため金融にフォーカスされて語られるが、技術コアはそこに限定されているわけではないため、汎用性が高く、金融だけでなく、今後企業経営(ビジネスモデル・ものづくり)、国や国民の在り方にも今後少なからぬ影響を与えていくと思われます。
一気に読んでしまったの今後は改めてビットコインの仕組みや技術、歴史や展望に関して簡単に体系的に整理して見たいと思いました。
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ブロックチェーンが何なのか全くわかってなかったが、技術的な話を抜きにして分かり易くコンセプトや、テクノロジーの現状と課題、潜在的なポテンシャルまで網羅されていて、入門書としてはこれ以上ない読み物でした。
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新聞紙上で知ったブロックチェーンによる技術はいかなるものか知りたくて本書をとりました。ビットコインのベースになっているだけでなく、中央集権、ヒエラルキーの否定といった政治体制への変革もブロックチェーンを通じて見えてくる点はスケールの大きさとともに、未来への期待を抱かずにはいられない刺激が大きいものでした。
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ビットコインはブロックチェーンという技術に支えられている。記録の信頼性を劇的に高めるこの技術によって社会はどう変わるか。
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ブロックチェーンのトレンドを要領よくまとめてある.私の問題関心だったEdTechへの言及がほとんどないのは残念だが,音楽業界について書いてあることは,そのままEdTechに通じるところもある.