投稿元:
レビューを見る
障がいをもった高校生たちと東京藝大との挑戦。楽器メーカーヤマハの技術者による協力により、障がい者と音楽をつなぐ。
誰だって本物、かっこいいものが好きなんだ。
そして、真剣に音楽にむきあって本気で奏でる音楽は、
うまい下手をこえて心を動かすことができる。
弾き手も聴き手も心が震える瞬間があることを感じることができた
投稿元:
レビューを見る
378ってことは障がい児教育ってことか…。YAMAHAの宣伝みたいでもあるけど、技術の意義を感じることができます。
投稿元:
レビューを見る
教育に関わる人間として、実に多くのことを学ばせていただいた、宝箱のような一冊です。
東京藝大の芸術家の方々、ヤマハの技術者の方々、桐ヶ丘の生徒さんたちの『研究』の成果をまとめたものですが、いわゆる「報告書」では決して記載されることのないエピソード…はじけるような笑い声、大人びた凛々しい顔、秘密のプレゼント、永遠とも思える長い響きを放ったノクターンの最初の「シ」…それぞれ固有名詞をもった一人一人の人間の思いがぶつかり合って紡ぎ出す壮大な交響曲を味わわせていただいた、そんな読後感です。
芸術とは。表現とは。技術とは。障がいとは。教育とは。生きるとは。いろんな問いをいただき、その答えを導くべく、明日からまた、目の前の子どもたちの思いを受け止めながら、地に足をつけて歩いていこう、と思わせていただきました。