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読みづらい箇所もあったので、半分飛ばし飛ばしで読んだ。垂直統制型から水平協働型へ、要はつながり、コラボレーション、シェアリング、っていうことだと最後に書いてあったのをみて、最初のあたりは難しく書きすぎなのでは?と思った。
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なんか微妙。
垂直統合・統制から水平協働へ、シェアリングビジネス
もしくは、シェアリングエコノミーの重要性
または、Iotの技術やその有効性や将来性。UXの向上の
重要性、UXの向上のためのシェアリングビジネス。
それを支えるIot&AI技術
この辺までは非常に面白く、有用な話が多かったのですが。
後半を中心に、著者の企業の宣伝や立志伝。
またUXリーダーたるものは、独立すべしみたいな
論調は少し、論理性に乏しく、理解に苦しむ部分もありました。
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所在:展示架
請求記号:007.3/Ma87
資料ID:11601462
選書担当:原嵜
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・ 産業・社会の変化
① 企業の従業員支配からプロフェッショナル主導へ(組織)
② 画一的フルタイム労働から勤務の多様化へ(人)
③ 統合的経営から分業・アウトソーシングへ(オペレーション)
④ メーカー主導から市場主導へ(プロダクト)
⑤ 産業ごとの独自技術からクロスボーダー技術へ(イノベーション)
・ iPhoneは、使えば使うほど自分になじんできて愛着がわいてくる。高機能・高性能を意識せずに使い、生活を楽しくすることができる。ユーザーそれぞれが自分なりの楽しさや感動を創り出し、味わうことができる
・ テクノロジーで信頼性を確保する。IoTによるによるニューエコノミーでは、すべてがモニタリングできる。モニタリングさせない人には仕事がいかないので、自然とこの社会から排除されていく。顔認証システムでその人のIDが常に保証され、なりすましもできない。みんなに見られている状態なので、悪いことはできない。これによって自然と信頼性が実現・維持される
・ テクノロジーが一部の技術者や先進的IT企業だけのものではなくなっている。だから、ユニコーン企業も事業・社会行動の起点になりえる。
・ リソースをオープンにし、社会と一体化させる。
・ 今先進国が移行しつつあるのは、これまでのような企業・産業の都合で商品・サービスを量産し、ユーザーに提供する会社ではなく、ユーザーが自律的に活動し、様々な価値を企画・共有しながら実現していく社会だ。そこではユーザーの考えや行動を積極的にサポートできる企業・産業だけが存続を許される。
・ ユーザーにとってモノは手段であって目的ではない。手段に対価を払うのは目的である価値を得るためであって、モノを買って所有するためではない。手段であるものを所有するのは、使用頻度が高く持っていた方が都合がいい場合があり、決して所有すること自体に価値があるからではない。
・ UXとは手段ではなく目的である
・ リソースの非稼働部分を見える化し、解放し、社内・社外と共有し、事業のUX最大化に寄与するように提供できれば、それは宝の山に変わる。業界を超えてリソースを融通し合うことで、UX最大化を軸としたシェアリングビジネスを創出していく潜在力、新たなユニコーン企業をいくつも生み出していく可能性があるのだ
・ シェアリング:グッズ(モノ/商品・部材・材料など)、スペース(空間・施設)、タスク(仕事・作業)、トランスポーテーション(輸送手段/車など)というジャンルがある
・ これまでのビジネスでは「市場のシェア」が市場の排他的占有率を意味してきたのに対し、シェアリングエコノミーにおける「市場のシェア」は複数のプレイヤーが市場を文字通り分け合う・シェアすることを意味する。様々な業界・企業がそれぞれの市場を開放・共有することで、単なる数字の足し算ではなく、相乗効果を生み出すダイナミックなコミュニティを創造することができる。
・ これまでの機械学習はスーパーコンピューターの大容量メモリに大規模なロジックをプログラムとして組み込み、結果をアウトプットしていただけだが、これからは大量のデータを与えられると、そこから学び、自ら賢くなる(=AI)
・ 経営者自身がエンドユーザーであるビジネスに取り組む
・ UXビジネス成功の鍵は「会員数」「アクティビティレベル」「つながり」のループ
・ アクティビティレベルを上げる取り組みや広げる取り組みが必要
・ 水平恊働型の役割分担
リーダー:ユーザーの立場で商品やサービスを考える
プロフェッショナル:課題解決能力を持ち、UXリーダーが考えたことをビジネスとして具現化していく
スペシャリスト:特定の領域において優れた技能を持ち、商品・サービスの具現化をしていく過程でそれぞれの役割を果たす
・ 日本人の特性というと、垂直型の「上意下達」を尊ぶ古い体質をイメージしやすいが、その根底には利欲にとらわれず、相手のため、仲間のため、地域のため、世の中のために行動することをよしとする文化がある。水平連携のシステムやカルチャーがこの国には地下水脈のように存在している
・ UXビジネスの成果を測る指標としては、数量やユーザーのアクティベーションといったものもあるが、最も重要なのは「つながり」「コラボレーション」「シェアリング」かもしれない
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シーオス松島さんの著書。
UXがないとダメな時代なんだって話で、UX中心に考えないサービスは生き残らないって話。
シェアリングサービスとかここまで詳しく書いてる本はなかなかなかったかも
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今、社会に大きな地殻変動が起きていることを感じない人はいないだろう。それが何なのかを明快に語ることができなくても、これまでの常識では理解しづらいことがいくつも起きている。
ハイパー消費 <=> シェアリング
・ユーザーはホスト(スペースの提供者)にもなれるシェアリング型の仕組み
・モノを買い所有する経済から、必要なときに必要な分だけ利用する共有型経済(シェアリングエコノミー)への転換の予兆
・従来からある 賃貸住宅やレンタカーなどの貸し出し事業と大きく異なる点
⇒貸し手と借り手という一方通行の関係ではなく、ユーザーが持っているものをあいている時間だけ提供、それをその時間帯に使いたいユーザーが利用する
⇒信頼性やクオリティーもレイティングがサイトに出ている。オープンで透明な仕組み
・従来の経済モデルが生み出した地球規模の危機に対する消費者の反応であり、持続可能な社会を模索する価値観の広がり
■経済のあり方を大きく変える可能性を秘めているのが「フリー・エコノミー」:例えば発電コストの低下、社会で効率的に融通し合う仕組みが構築されると、完全フリーとはいかないまでも現在よりもはるかに安く電気を売り買いする社会が生まれる
・注目すべきはこのような消費行動の変化にテクノロジーが大きく関与していること
I/Nやデジタル化技術は何年も前から存在→融合し産業社会に大きな影響力を持つようなイノベーションを生み出した
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どのようにマーケットのひずみを見つけてビジネスチャンスとするか、などの話がとても共感できた。オススメ!
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一時、結構流行っていた印象があって購入。内容としてはシェアエコやSaaS、働き方改革など、昨今のビジネスモデルの変化を1冊にまとめたもの。なのでそのあたりの情報を知っている人には特に有用な情報はない。
1点あるのは、著者が新ビジネス(日中は倉庫、夜はバスケコートなどスポーツ施設に変化)を行政に相談したときのエピソードが生々しくてよい。また、読んでるだけで行政の非効率・頭の硬さに辟易とするのだが、著者は「規制とぶつかるより、旧制度が規定していない領域を開拓する」と説く。規制緩和が中々進まない日本のスタートアップのスタッフのサバイブの仕方としてそのあたりを深掘りするのは結構ありだと思う
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次は8p~
2 ビジネスの分野では 効率化が飛躍的に
3 市エアリングとは、カーシエアリング
airbnb
4 物があふれている時代に育った世代
6 物を買って所有しなくても、
★7 『シェア』 NHK出版
★富の再分配
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副題が『IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか」である。 IoTやAIなどの技術進化によって、さらに多様な分野でシェアリングが進み、社会は変革される。その中ではモノの豊かさではなくユーザ体験 ― UXが重要になってくるというもの。垂直統合型から水平協働型の社会になっていく中で、UXはユーザ起点となり、水平な連携をもって創り出されていくという形になっていくというのが著者の主張だ。
著者の主張は、クリス・アンダーセンの『フリー』や、ジェレミー・リフキンの『限界費用ゼロ社会』を下敷きにしたもので、技術進化により、ビジネスの前提が大きく変わる。その中で、われわれはどう準備して、何をするべきなのかといったことが書かれている。背景にある大きな流れはケヴィン・ケリーの『〈インターネット〉の次に来るもの』に書かれた
書かれている内容は、おそらくはそれほど目新しいものはないかもしれない。ただ、著者自身の起業経験に基づく苦労話はやはり実際にやってきた人ならではのものだ。日本の規制、行政、会社組織の課題点はなかなかに重たい。シェアリングということに関して言うと中国の方が断然に前に進んでいる。残されてる時間はとても少ないのかもしれない。
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『限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭』のレビュー
http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4140816872
『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略ー』のレビュー
http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4140814047
『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』のレビュー
http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4140817046
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一大産業でありながらIT化の進展が遅いとされる物流業界のIT化を牽引するシーオスの創業社長が、シェアリングエコノミーのもたらすインパクトと、その実現を支えるIoT関連技術についてまとめた一冊。
やはりこの本もタイトルと内容がちょっと違うという印象が強いのだが、それは「UXの時代」というタイトルでありながら、実質シェアリングエコノミーに関して書かれている点に起因している。シェアリングエコノミーが「必要なときに必要なだけベネフィットを享受したい」というユーザニーズから、「シェア」という体験がキーになるのは言うまでもないのだが、「UXの時代」の一要素がシェアリングエコノミーに過ぎない、というのが私の理解である。
例えば、Fintechにおける「MoneyForward」等のPFMは顧客フロントを握っているという点で紛れもなく「UXの時代」を象徴するサービスであるが、シェアリングエコノミーに分類されるサービスではない。その点で、「UXの時代」というタイトルにするからには、シェアリングエコノミーも含めて、UXを価値の源泉とするようなサービスについて語ってほしい気がする。
そうしたタイトルと内容の不一致はさておき、IoTという概念をデバイス/センサー、通信NW、クラウドでのデータ管理、PFerによる自由なアプリケーション創出、AIによるUX高度化という5つの技術に分解して説明する点は、非常に納得度が高く、部分的に得られるものはあった。
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UX=「ユーザーにとっての体験価値」を最大化する時代になっているという話の本。
IT投資の対GDP比率は日本は4.7%と、世界平均の4.0%を上回っているらしい。意外に高いんだなと思ったら、ただたんに今までの業務を電子化したものが多いのであって、IT化することによるイノベーションというのはうまれていないのだとか。確かに、うちの会社で請け負っている仕事の内容を考えると、そんなものばかりかも。まあ、それだけイノベーションというのは難しいことなんだろうなとは思う。
というより、そもそも日本はイノベーションが起こりにくい環境にあるらしい。業種によって関わってくる省庁が異なってくる上に、それぞれに必要となる法律も異なってくるから、別々の業種を組み合わせたような新しいビジネスというのは非常に作りにくいのだとか。この本にも行政とのやり取りが書かれてあったけど、思ったよりひどかった。建物の用途が変わると届け出しなきゃいけないので、例えば昼に倉庫、夜にフットサル場と使う施設を考えた場合、毎日申請する必要があるが、確認済証が出るまでは1ヶ月以上かかるので実質無理なのだとか。んなアホな。
なので、新しいビジネスを興すときにはまず関連する法律をしっかり研究することが必要で、できることなら法律の専門家を早いうちに仲間に加えるのがいいとのこと。やっぱ、イノベーションって大変だなぁ。
後書きには今ほど起業しやすい時代はないとのことだけど、まだまだ躊躇する人が多い気がする。
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・製造業はものを売るだけの商売では成り立たなくなってきた。キャンプ用品メーカーであれば最高のアウトドア体験を提供する企業でなければならない。そのためにはキャンプ用品を売るだけではなく、キャンプ場の運営、イベントの開催、キャンパーのSNSなど、製造業の枠組みを越えた展開が必要である。
・ユーザー体験(UX)ビジネスを展開するには、その人がまずその体験に関わっている方が有利。
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限界費用ゼロ社会やセカンドマシンエイジなど参考資料を既読だったので、前半は請け売りな印象。
その流れに乗り実際に事業をされているという立場で事例を紹介されていたので、その点では良かった。
本質を知るなら先述の参考資料の方がいいかな。
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IoTの記載が分かりやすい。M2M環境において帯域は狭くても効率的なネットワーク環境が必要であるところは目から鱗。
タイトルを見て、UXの本質論を期待していたが、最近の潮流のご紹介だった点は少し残念。そうしたことは実務家ではなく、研究者に求むべきと理解した。