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いつも通りの安定したオカルト蘊蓄に加え、しっかりしたストーリーの進行も魅力的。
例外も多く予想された前シリーズよりも、個人的に安心して読むことが出来た。
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甲田学人先生の新作。
スマホが当然のものとして受け入れられた社会に起こった悲劇。倫子ちゃんはどこまでもいい子だったから、降霊会で二人が叫んだ言葉が哀しかった。そして、最初の伏線が最後になってわかる、なんともモヤモヤした雰囲気。
断章のグリムの断章的なものが今回は「箱」。別に異能力が使えるわけではないけど、明らかに特別な力を秘めた「箱」とそれに囚われる少年。彼と出会った死に囚われている少女。この二人が出会ったことが、どういう結末をもたらすのか。
連作になるのかなあ、、、
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最後そうくるかぁー!って感じでした。わりとラノベっぽいかな?と思わせつつやっぱりがっくんはがっくんだった
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missingからずっと追いかけていたのですが見落としていたらしく未読だったので購入。やっぱり薄気味悪さと後味の悪さと哀しさが癖になります
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ライトノベルホラー。
わりとがっつりホラーです。
霊媒やら何やらの蘊蓄含めとても面白かったです。一気に読みました。
スマホと秘密。友情と「優しい子」。
そういうものが絡み合って迎えた結末は凄惨ながらどこか物悲しく、なんともいえない救われなさともやもや感が残りますが、そこがまたホラーらしくて良いです。
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諸事情で前学校を退学になった主人公。
どうにか入学できた先のクラスには、霊感少年がいた。
最初はともかく、爽やか(?)に始まった学園生活。
主人公の台詞で、速攻学園ぽいものは消えましたが。
友人に、と言われた次の瞬間、回ってきたものに
怒らない主人公もすごいです。
これ、普通やられたら怒りが…というより
捨て置きそうなものがありますが。
しかし退学になったのは置いておいても
ここにこれたのは、主人公にとっては
よい事だったかと。
何せ、ものがものなので、理解されづらいでしょうし。
聞いてくれるだけでも、かなり違います。
毎度お馴染み(?)ねっとりとした、あの怖さは
今回は潜まっていました。
想像すると怖い所はありましたけれど。
友人のために、友人を盾にして、そして因果応報。
背後が見えたからと言って、やっていい事も
悪い事は、別です。