- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
男装王女の華麗なる輿入れ みんなのレビュー
文庫
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
勘違いに気付かないリュカリスがすごい
2017/04/30 17:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はまだ輿入れ前、婚約者に会うためにアルトゥール皇太子が、リュカリス王女の国にやって来ます。
アルトゥールの国は研究重視の科学的な国で、リュカリスの国はいつも夜空しか見えない星王国で、王族は星の声を聞き特殊な力を持つファンタジーな国という対立が面白かったです。
どこまでも前向きに捉える脳筋王女リュカリスと、周りは敵だらけなせいで、捻くれ拗れている、本来は優しいツンデレ王子アルトゥールの掛け合いが楽しく、周りの人たちのそれぞれの思惑の下、リュカリスの性別と身分を故意に勘違いさせられたアルトゥールと、その勘違いに気づきもしない天然リュカリスの微妙なすれ違いがある会話が可笑しかったです。
リュカリスが女性だとわかった後、互いを知っていくうちに両想いになっていく二人ですが、王女だと明かされるのは最後の数ページを残してなので、アルトゥールは悩み続けます。読んでるこちらは楽しかったですが、彼は不憫でした(笑)。でもリュカリスが婚約者とわかった途端、行動は早かったので、次巻が大変楽しみです。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |