紙の本
Living Will
2020/12/30 22:10
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近親戚に不幸があり、前から興味があったこの本を手にとってみました。誰も避けられない「死」の問題。大橋巨泉さんの事例などもリアルです。
本書が指摘するとおり、他人事ではなく「死」というものを考えておく必要があります。
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尊厳死を迎えるために、延命治療をしなければ良いという話だけかと思ったけども、救急車を呼ぶことも延命治療につながるということも分かった。
ただ、いくつになれば老衰だよねって言えるのか決める必要があるし、ケースバイケースだから、救急車を呼ばないっていう判断は難しいと思う。
とりあえず、チューブだらけで病院で息を引き取るのは、あんまり良くないってことは分かった気がする。
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死ぬときは痛くて苦しい
だから死ぬのが怖い
枯れるように死んでいきたい
この本は身につまされます
リビングウイル書きました
穏やかに死なせる医療に向かってほしい
だってお餅咽喉に詰まらせてる高齢者前に救急車呼ばないことは難しいもの
救命が延命治療につながってしまうことがおかしい
「薬のやめどき」も読みたいと思う
≪ 穏やかに 死んでいきたい 感謝して ≫
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訪問介護の仕事で終末期の方の介護もさせていただいておりますが、現場で常々思っていたことがたくさん書いてあって、ほんとうにそうだよなぁと何回も思ったことでした。
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一体どれくらいの人が「尊厳死」を理解しているのだろうか?
本人も家族も理解していない限り「尊厳死」は無理だと思った。
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家族や両親が健康なうちに読んでおいて良かったと思う。
日本の延命を優先させてしまう事情、人間らしくない最期を迎えること。
本当に本人の意思に従っていない医療。
家族が理解していても、知識がないために慌ててしまい、結局最期は管だらけで自分でご飯も食べられず寝たきりで延命させられ死んでしまう…
こんなのすごく恐ろしいと思う。
緩和医療で自宅で痛みを取りながら、自分でご飯を食べ笑顔で過ごし、最期は自然に枯れるように死ぬ。
それを望んでいたのに、救急車を呼ばれ、延命させた結果、人工呼吸器や胃ろうを造られることも。
在宅看取りと決めているのであれば、まずは在宅主治医に連絡しなければならない。
いったん延命治療すると誰も中止できないことがものすごい怖いことだと思った。
そこで、本人の意思は無視され不本意な最期を決定づけられてしまう。
こんなことのないように、リビングウイルを書かなければならない。
医師法20条を誤解している医療者が多いとか…自然死なのに警察呼ぶなんて、普通におかしいと思うけど…
初めて緩和医療、平穏死についての本を読んだけど、知らなかったことが多く、読んでおいて良かった。
できるだけ家族が健康なうちに読んだ方が良い。
いざとなった時に慌てないためにも。
平穏死を望む場合、看取り実績のある相性の合うかかりつけ医を調べられる→『自宅で看取るいいお医者さん』(週刊朝日ムック)はチェック。
人間もそうだけど、ペットにも同じことが言えると思った。
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傾眠(呼びかけると目を開ける)・せん妄(死の壁、衰弱していく身体の中で、最後の生命力と、あの世へ向かうエネルギーが押したり引いたりとせめぎ合いをしているかのような状態)→意識レベル低下→下顎呼吸から呼吸停止へ
家で看取ろうと思っても、この「死の壁」を想定しておかないと、急に怖気ついてしまい、救急車を呼んでしまう人もいます。ですから私は、あらかじめ、理解してくださりそうなご家族には「そろそろ死の壁がやってくるでしょう」というお話をします。か「しかし慌てて救急車を呼ばないように。周りが思うほど、ご本人は痛くも苦しくもありません。聴覚は最期までしっかりしていることが多いので、あまり刺激するような内容ではなく、優しい言葉で話し掛けてあげてください」と説明します。医学的には「せん妄」という状態なのですが、「死の壁」と呼んだ方が、ご家族も納得しやすいのです。
いよいよ臨終の時が近づくと、呼びかけの反応が鈍くなります。意識レベルの低下と言います。大きく息をした後、10〜15秒間ほど息が止まり、また息をすることもあります。そして、次第に、顎を上下させる呼吸に変化します。これを「下顎呼吸」と言い、最後の呼吸です。この時には白目をむいて、もう意識はありません。やがて呼吸が止まり、脈が触れなくなります。
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父親が死んだとき、本人に苦痛があったかはわからなかったが、少なくとも家族に苦労かけることなく助けられた。
自分も周りに苦労かけず、そして苦痛なく逝きたいものだ。
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治らないと病気とわかったり、あるいは老衰してしまったら、生かすだけのための延命措置はしてほしくありません。いわゆる「尊厳死」を選びたい意思です。しかし、言っていても書面で宣言しておりません。
そんなあいまいな気持でいると現在の医療制度では「尊厳死」は実行できず、超現代の医学的な「延命措置」で痛み苦しまないと死ねないというのが本書の趣旨です。
過剰な「延命措置」や「点滴」はおぼれて死ぬようなのだと著者は言っています。
「痛くない死に方」は「平穏死」枯れて死ぬのが一番いいらしいです。
「老病死」の「苦」を現実として受け止めているわたし、でもだからと言ってすぐは死にたくありません。だから「尊厳死を希望する文書(リビングウイル)」を書いてても、どこまでも助けてほしいと思う気持ちもあります。矛盾していますねえ。
姑の例があります。
代々医者であった家に生まれたのでいろいろ知識がありましたので「日本尊厳死協会」に入り毎年会費を納めていたのをわたしたちは知っておりました。
96歳で大腿骨骨折「寝たきりになります」と医者に言われ、本人も「もう死にたい」と言いました。
寝たきりになればこの本にあるように結局延命措置を受けるようになるのでしょうね。
そんな時はどうするのか?
ちょうどまさにその時夫が眼のガンで入院、わたしは付き添っており忙しく、(本当は事情があって姑の主たる後見人だったけど)その場に居なかったのですが、義姉、義兄が話し合って、結局手術を受けました。
96歳でリハビリ・克服(そこが姑のすごいところ)車椅子を使いながら105歳で亡くなりましたが、わたしがその相談の場にいても、それが「尊厳死の宣言」に相当するのかわかりませんでしたと思います。
この本には遠くの親戚やその場にいない身内の「尊厳死」妨害もあるやに書いてあります。
結局日頃から言っていても書いておいても、本人と身内とのコミュニケーションがうまくいっていないと、いい結果は出ないのですね。
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親や自分に
しんどい死に方をさせたくない
しんどい死に方をしたくない
と思っているなら こういう方法がある
ということを知っておくことは大事ですね
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柄本佑さん主演で映画化!
平穏死という視点から、「痛くない死に方」について分かりやすくまとめた一冊!
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2020/07/29予約 1
優しい語り口の先生で読みやすい。
自分だったら、こんな先生に在宅介護をお願いしたい。
大方は、身内を亡くしたときに知ってることが多かったが、これをそのまま実行できるかどうかは、担当医次第だと、その時も思った。
それを見極めるのが難しい。
わたし自身は難病持ちですが、この先生に診てもらいたいと思います。病気が特殊なので、そもそも相性うんぬんの前に、診てくれる医者がいないので。
少し前の本ですが、基本的なところは変わらないので、読んでない方は是非ご一読おすすめいたします。
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今の日本で、老衰で自然に死ぬのが難しいなんて知らなかった。
自分の大切な人、それから自分が死ぬときに知っておいた方が良いことがわかった。
尊厳死・安楽死の違いもよくわかった。
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傾眠(呼びかけると目を開ける)・せん妄(死の壁、衰弱していく身体の中で、最後の生命力と、あの世へ向かうエネルギーが押したり引いたりとせめぎ合いをしているかのような状態)→意識レベル低下→下顎呼吸から呼吸停止へ
譫妄への対処がカギ。
平穏死は難しい>コロナで余計に。在宅療養支援診療所のみとり実績のあるかかりつけ医師を探す。>探そう。葬儀屋と話してみる。平穏死させてくれる施設を探す。転倒骨折寝たきりを予防。省エネモードの終末期老衰末期では脱水を恐れず点滴の決定に慎重に。緩和治療があることを認識しておく。救急車を呼ぶことは延命措置を選ぶこと、平穏死を選ばないことと認識する。
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今、正に身内が末期ガンで緩和ケア病棟に入院している。コロナ禍の中、首都圏に暮らす身内に会いに行く事さえ儘ならない。先の短い姉に私はこれから何をしてあげられるのだろうか。