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群ようこさん「ネコと昼寝 れんげ荘物語」、2017.1発行です。年上で翻訳の仕事、おしゃれな服装のクマガイさん、美術や彫刻のモデル、若くて長身(180cm)のチユキさん、世界中を旅行してる33歳のコナツさん、そして主人公、れんげ荘の留守番役ササガワキョウコ、4人の物語です。ネコは登場はしますが、「ネコと昼寝」というタイトルほどは出てこないです。「何もしないでのんびり暮らす」って結構難しいものなんですよね(^-^)少しの間はいいけれど、必ず何かをやりたくなってしまう!キョウコさんは読書が楽しみみたいですw。
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こんな風にすごす1人の時間や生活、家族がいるとうらやましく思える部分もあるけれど、私はやっぱり誰かと暮らしたい。
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れんげ荘物語の3作目。相変わらず今の生活に少しの疑問を感じつつも暮らしているキョウコ。良いのだよ、このままで。(=^ェ^=)と、言ってあげたい。たぶん、続きがあるんだろうな?という終わり方。「ぶちお」のその後も気になる。
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人間は枠にはめたがるし、所属が決まっていると安心する。そして、はまってない人を変わり者として扱う。人生にとって何が大事か考えさせてくれる。ぶっちゃんも気になるし続編に期待。
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れんげ荘物語の続きです。
働くことを辞め、毎日淡々と心穏やかに暮らしているキョウコさんも何もしないでいる日々に少々の焦りをおぼえてきたようです。
働くことはもうこりごりと思いつつ、このままでいいのかというそこはかとない不安感。
定職についている自分にも想像がつくような気がします。
ラストが尻切れっぽく終わったので次回があると思います。
楽しみです。
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れんげ荘シリーズ、第三弾。
あいかわらずのキョウコさんと、れんげ荘住人の面々。
まったりとした空気が漂います。
「もう働かない!」
そう決めたキョウコさんの決意も、少し揺らいできていて…
母親との関係も、今後どうなっていくんだろう。
つい娘の立場でとらえてしまうけれど、難しいですね。
お互いの根底にあるのは愛情だとわかっていても、
肉親の甘えからか、つい反発してしまう。
どちらも不器用なのかもしれないなぁと…(自戒を含めて)
キョウコとぶちおの場面が、なんとも癒されます。
窓から突然飛び込んできた、白地にキジトラ丸柄のぶちネコちゃん。
キョウコの靴下の匂いを嗅ぎまくり、かと思えばグーといびきをかいて寝てしまう。
それを眺めながら、いつしかウトウトしちゃうキョウコさん。
これぞ究極の幸せ♪。
そんなのんきなぶっちゃん、最初は首輪無しだったのが、
次に来たときは首輪、その次はなんと名前入りの迷子札をつけられていた。
ハラハラと気を揉む飼い主さんの気持ちが、痛いほどわかる。
でも親の心子知らずで、別宅でのんびりとネコの開き状態でくつろぐぶっちゃん。あはは。
ぶっちゃん、また遊びに来てくれるといいなぁ。
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ほのぼのと、ゆっくり流れる時間が相変わらず心地よかったです。キョウコさんの母親は本当にスゴイ、というかヒドイ人。いるんだろうけど読むたびびっくり。そんな母でも緊急事態には動揺するのはやっぱり人の心なんだろうと思います。れんげ荘の皆は素敵な人が多いけど、今回コナツさんだけはちょっと好きになれなかったかな。どんな道を選んでも(選ばざるをえなくても)、これで良かったのか、という思いは付きまとうもの。キョウコさんの苦悩が切なかったです。ぶっちゃんはもう今後も来ないのかなぁ。続きが待ち遠しいです。
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自分の望んだ自由。だけどそれでいいのか?…という主人公キョウコが薄々感じながらもごまかして来た(気付かないようにしていた)心の声が滲み出てくる作品でした
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れんげ荘物語、第三弾。
有名広告代理店の仕事につくづく嫌気がさした、ササガワキョウコは、月10万で生活できるだけの貯金を溜めて退職する。
ミニマムな生活にあこがれはあるが、なかなか実践まで行くのは難しい。
キョウコの実験を見守るような気持ちだ。
きちんと計画を立てて、決心して始めた生活。
お金を使いすぎる事もなく、その点では順調である。
しかし、ほんとうに働かなくてもいいのか、このまま老いて行くだけでいいのか…その悩みは常にある。
れんげ荘で生活しているのは、若い女性二人、おばさん二人。
キョウコもおばさんの方に含まれるが、彼女より年上の、「クマガイさん」が見事に達観している他は、皆、まだ人生を放浪している途中という気がする。
どこかの飼い猫が何度か訪れて、つい餌をあげてしまう。
仕事に向いていないコナツさんにごはんをおごってしまう。
これはどちらも親切なようでいて、習慣になってはいけない事…
だらだらと続く日々なのかと思いきや、どうも転機がやってくるようだ。
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仕事を辞めて月10万円で暮らすキョウコさんのゆったりした日常は3作目でなにやらいろいろ動きがありそうです。
何もない日常なのに、読みながら一緒にドキドキハラハラします。
フラッと訪れるブチ猫に心をときめかせ、アパートの他の住民の動向に心を動かされ…引きこもっていてもいろいろありますね。
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さらさらと読み進めていたけど、最後にこのシリーズにしては、大変な場面。
だけど、納得出来ないのは、さっき、外食でお金をつかったのに、なんで、タクシー代を出そうとする、お義姉さんに断らずに、出してもらったのか、常識ありそうなのに。嫌な気持ちになってしまった。
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大手企業に勤務、かなり重要な位置にいたキョウコさんが、働かなくても生きていけるという算段をし、その費用を手に仕事を辞めた。彼女が暮らすことになったのはオンボロアパートれんげ荘。そこでの、のんびりゆったりの日々の話第3弾。
大好きなシリーズ。
お久しぶりの皆さんが懐かしい。
もう働かないと決めているキョウコさんが、以前よりも色々なことを心配し、気に病んでる風だったのが心配です。
少しずつ歳を重ねているからなのでしょうね。
究極のシンプル生活、ミニマリスト。
私には憧れです。
まだ続くような終わり方でしたので、続きを楽しみに待ちたいと思います。
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キョウコの日常は続くが、毎月決まったお金で暮らしていくことの危うさが見えてきた。計画していたことも、突発的なことが起きれば崩れていく。仕事からの休養だった日々は、これで終わるのかもしれない。キョウコの選択した生き方、続きが気になる。
なんとなく読まされてしまうシリーズです。
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都内のふるい安アパートで、月10万で愉しく
暮らしている無職のキョウコ。来客は、
近所のぶちネコとお隣さん。
将来のことなど少々心配なことはあるけれど、
キョウコの毎日はつづく…。
「れんげ荘」シリーズ第3弾。
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れんげ荘第三弾。
相変わらずまったーりした気分で読めて好きでした。
前はそれほど思わなかったけど、これってミニマリストな生活だと思いました。読んでると色んな物やしがらみを減らしてスッキリしたくなります。
なんだか第四弾もあるんでしょうか?もっと読んでいたいので期待しちゃいます。