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みんなのレビュー53件

みんなの評価3.6

評価内訳

49 件中 1 件~ 15 件を表示

2017/02/26 08:52

投稿元:ブクログ

売れない芸人たちの不器用な生き方、葛藤などを描いた人間模様という感じ。
途中なんだか苦しくなるところもあり、ほろっとするところもあり、クスッと笑うところもあり。
なるほどこういうのを純文学と言うのか・・という感想でした。

2017/03/18 00:04

投稿元:ブクログ

舐めてました…
言葉の選択が美しく、的確。
決して書き手独りよがりの自己満文章ではなく、まさにこれがザ・文学なんだと舌を巻きます。
そして、さすが笑いのセンスが光ってます。
電車内で読んでて久しぶりに笑いが止まらなかった本。

2017/03/14 10:29

投稿元:ブクログ

以前から読みたかったのですが、文庫になったので購入。
芥川賞を獲られたのもそうですが、いろんな本の帯に感想とか書かれていて、相当な読書家で、本好きな方なんだなと思っていました。
すごく丁寧に書かれていて、読みやすかったです。
登場人物の心情が伝わってくるような感じがとてもあって、それが少し哀しく感じることもありました。
最近は流行りものを読むことが多いのですが(笑)
この作品は文学作品だなと感じました。
面白かったです。

2017/02/23 17:01

投稿元:ブクログ

芸人であるピースの又吉氏が芥川賞を受賞したデビュー作。
このニュースが大きく取り扱われ、
少なくとも多少はどんなもんなんだと色眼鏡で見られている
そんな気がしてならなかった。
だから今まで手を伸ばすことがなかったのだが、
文庫化というこの際に拝見してみた。

予想と反して短いページ数だったが、
そこに芸人の光と闇がしっかりと描かれていたように思う。
だが、如何せん華やかな側面しか知らなかった分、
ここまで大変なのか、とか闇の部分に関して
知らなかった事実を知りたいという欲求が大きすぎた気はする。
そこまで闇が闇でない様なそんな気はした。

だがしかし、先が見えない未来への恐怖、
自ら諦めなければならない恐怖、
その辺りは大変共感できた。
人生の敗者と勝者を決めるのは、誰でもない。
自分自身でしかないのだ。

2017/03/05 21:58

投稿元:ブクログ

面白かった.芥川賞の名に相応しい小説だと思う.あと,太宰の影響を大きく受けていると感じた.
太宰の小説を読んだ時,“文学”って難しくてお固いイメージが強いが,本当はもっと世俗的で生々しいものではないかと思った.だって,登場人物飲んだくれだよ?現代で言えばアル中ニート.「作家」「電気ブラン」と聞くとお洒落に見えるけど,現代で例えたら「芸人」「発泡酒」.ほら,どこがオシャレなのよ!もっと低俗で汚らしい舞台で,その人間の葛藤を描くのが文学なのかと.

現代を舞台に“文学”を表現するなら,まさにこんな感じなんじゃないだろうか.そういう意味で,やはり私はこの本を「文学」と呼びたい.
言葉が難しいというレビューが多いけれど,私は寧ろライトで読みやすい文章だと思った.ライトなのに文学.そこがスゴイ.

2017/03/10 19:43

投稿元:ブクログ

なにかしら創作活動している人には響くものや分かる点ある確率高いけど、(私も分かる点あった)、創作活動したことない人には理解しがたいところもありそうな難しい本だと思う。

万人に分かる内容ではない気するけど、いい本だった。文学作品だった。

2017/02/22 11:28

投稿元:ブクログ

「火花」文庫落ちしたので読みました。さらさら読める素直な文体で漫才師さんらしい軽妙な会話やリズムが心地よいです。登場人物たちの笑いに対する真剣さや主人公の冷静な視点が緊張感を生んでおり、非常に下らなくやるせない場面も惹き付けられました。読後にふと思い出すと、今度は妙な可笑しみを感じたりもして、不思議な味わいがあります。

職業作家であれば、ウイットな会話などは無理にでも書くことができるし、巧みな構成によって山場のカタルシスを強めることも可能でしょう。しかし、そういう技巧は目立っておらず、著者の思う「面白さ」「あこがれ」「やるせなさ」が最後まで淡々と並べられているところに、この物語の美点があると思います。こんなに飾り気のない、素直な小説は久しぶりに読んだかなと逆に新鮮な驚きがありました。

著者がテレビに映るような漫才師でなければ話題性に乏しい作品だっただろうと評するひとも多いけれど、見方を変えれば、彼がある程度成功し、上も下も見ることができた漫才師だからこそ、卑屈っぽさのない純度の高い世界観が描けたのではないかなと個人的には思います。

2017/03/07 10:46

投稿元:ブクログ

話題の本。やっと読めた。
一言で言うと、すごい。又吉が持ってる本好き要素がいっぱい詰まってる。これが彼の世界観なのか。芥川賞とるのもうなずける。
あんまり映像化してほしくない気も。。この表現のすばらしさは伝わらないよね。

2017/02/15 21:34

投稿元:ブクログ

ネタバレあり。



夏目漱石の『こころ』と似てる気がしました。
主人公が先生=師匠を慕うけれど、先生=師匠はそんな慕われるような自分じゃなくて、むしろすがるように自分の生きた証を主人公に託す、みたいな。

堕ちていく神谷の話を、徳永がメモした自伝ノートを元に園子温監督的な映像にすると全く別のエンタメかも。

風俗で働く彼女のヒモで、甘えて気づいた時には愛を失い、借金地獄で唯一の芸人の立場も失い、きっと落ち着きと人格を失うほど痛い目に遭い、おもろい体にさせられて、これでも生きていけますか?と徳永にすがる。
死ぬでしょう、でも生きるのね、激しく火花を散らして命を燃やす。

私はそんな風に読んだ小説でした。

2017/02/17 09:54

投稿元:ブクログ

ずっと読みたかった。期待感が多すぎたのか、読後それほどの満足感は残念ながら無かった。
芸人の世界も大変なんだな。神谷さんはハチャメチャなのかちゃんといろいろ考えているのかつかみどころがない。つかみどころがないのは主人公の「ぼく」も同じだけど。

2017/02/14 00:50

投稿元:ブクログ

面白かった。

純粋で粗いものと、世間との折り合い、と見えました。

神谷さんはすごいのだけど、それでいいのだろうか、と思う自分はやっぱりもう子どもではないんだと思った。

どうか、世間、というものをただ敵と見ないで、
と思っていたので、
ラストはほっとしました。
網を細かくすると余計なものも掬うけど、それも抱えて生きていく。
何者かに、神になる必要はないんだと思う。

最後の漫才は素晴らしかった。
ところどころ本気で笑える掛け合いも、さすがでした。

2017/03/09 18:47

投稿元:ブクログ

2017/3/9読了

芥川賞を受賞してから、先生とか、天才とか、文化人としてよく見かけるようになった又吉直樹の作品。
著者(こう呼称する)の圧倒的な言葉選びのセンス。
読みながら、感想を書くのは長くなるなと思いつつ
読了した際は、やっとこの本を読めたという達成感があった。
一言で「面白かった」と述べてしまうのは、この作品に多く含まれている著者の「本心」と、言葉に対してとても失礼なことであるだろう。できるだけしっかりと、書評を書いていきたいと思う。

漫才師の世界、もとい、お笑い芸人の厳しく甘くない世界。
我々が見ないだけのマジョリティの中であがく主人公徳永は、多くの若手芸人の虚像。
対して、才能と天才肌を持つ神谷は、「芸事をする人」「生きる人」をそのまま実像にしたような、相対する象徴のようだ。
神谷の在り方が作中において尊敬の対象として君臨し続けるも、年月を経るにつれ、ゆっくりと変化していく。それが、芸人としての浮かばれない長さと、徳永の視野の広がり、芸人としての成長と、変わることのない(できない)神谷を表している。

終盤の、徳永が神谷を追い越して、花のような美しさを持ちつつも、泥臭さをひたすらぶちまけたラストライブ(あのライブは見事でした!映像で見てみたいなあ)文字だけで衝撃をうけるのは久しぶりだったー
からの、指針だったはずの師匠が、禁忌を犯してしまう怒涛の締め方だ。(終着点が温泉というのは、どうもぱっとしないが、二人の旅路の果てとすればここが唯一の落としどころだったのかな、とも思える。)

話はまるでエッセイのようだ。
それこそ、徳永の自分語りは神谷のそばにあることが常であり、本作『火花』は言ってしまえば神谷の伝記と言えなくもない。
膨大な言葉の渦で、神谷という天才のあほんだらを記していくのだ。
そして、自身を見つめるそこに、芸人の世界を織り交ぜていき、人生観を織り交ぜていき、ピースの又吉 の主観と、観客・世間に対する考えを述べていく。
そう考えると、エッセイじみた伝記。そんな立ち位置になるのかもしれない。

私がこの作品で好きなところはやはり言葉の選び方と使い方。
この組み合わせは、こんな言葉は、ふつう思いつかない。
そんなハイセンスな文章や語りがふんだんに盛り込まれていて、非常に楽しい。
芥川賞を獲った。と、納得を余儀なくされるのだ。

ただ、ネームバリューのあるところも大きい。
又吉さんだったから・でなければ
どちらも今なお言われていることなのだが、こんなトゲトゲしくて美しい小説はなかなかないし、作家としてのレベルが高いだけ、今後の作品への期待値もとんでもないことだろう。

本を読まない人も手に取るような小説。そしてその内容はすこぶる面白い。読書促進の種にもなっているであろう。
何度も読み返したい本である。大切にしよう。

2017/02/26 10:08

投稿元:ブクログ

文体が重い。
最初はその雰囲気になれませんでしたが、
最後はいつの間にかはまっていました。
しかし、意図的に小難しくするような
重い装飾語はあまり好きではありません。

2017/02/23 21:55

投稿元:ブクログ

話題の本。文庫化なって漸く手にする。
読み始めて「又吉さん、なかなかやるねぇ」と思った。
芸人の手慰みではなく、それらしく芥川賞の文体、言葉遣いになっているし、ある意味小難しいところもそれに相応しい。
淡々と進められる話の中で、随所に自らの漫才師としての悩みや生き方や覚悟や信念が垣間見える。
あの人、こんな感じでいろいろ物事を捉え、考えているのね。
好きか嫌いかと言われれば、こういう辛気臭いのは苦手だし、神谷の良さもピンと来ないので、★はようつけないのだけど、興味は深い。

2017/02/22 20:51

投稿元:ブクログ

不器用に悩み、不器用に弾かれ、不器用に傷を負いながら不器用に人を笑かしていた徳永。
そして売れない偉大な、不器用な先輩。
生真面目な文体にユーモアを染み込ませ描く、徳永が見ていた背中。
東京に敗れ去った者達。
夜空に舞った火花はパラパラと音を立て、煌きながら堕ちていく。

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