紙の本
アイデアを作る時のパターンリスト
2017/02/11 09:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆらぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
手段毎にことなる性質の発想が出る書籍です
紙の本
あらゆる分野における新しいアイデアを生み出し方が書かれた良書です。
2018/07/06 12:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、あらゆる分野で日々新しいアイデアを生み出すことが求められているクリエーター、企画者などに必携の書です。実は、本書は単に新しいアイデアを紹介したものではなく、新しいアイデアをツールとして読者自身が試すことでできるように、その手順を思考のレシピとして丁寧に語ってくれると同時に、そうした思考が生まれてきた思想的、歴史的背景にまで踏み込んで解説してくれている点が、他の類書とは大きく異なる点です。ぜひ、アイデアを生み出すことを仕事にしておられる多くの方に読んでいただきたい書です。
投稿元:
レビューを見る
とにかく引用している文献や触れている人物名の数が多すぎて「途方もねぇな」となる第一印象。古今東西ありとあらゆる方法論が体系だってまとまっていて、それが何をルーツにしていて、実際どう使われていたかが程よくまとまっている。
ビジネス書を読んでいると「これって古典のxxに近い話だな」と思う機会はたまにあるのだが、それをひたすらに網羅してしまったような1冊。
42のツール全てを使い切る必要は全然なくて、使いやすそうなものから使ってみればいいと思うし、様々な知識人のエピソードを味わいながら読み進める、まさに「人文書」でもあった。
投稿元:
レビューを見る
読書猿さんのブログをよく見てるので気になって購入。
実例を交えてアイデアがどのように出てくるのか、そしてアイデアを出すにはどうような方法があるか紹介した図書。様々な分野にまたがる人文書も目指したとのこと。
読んでみるとかなり面白い。本当にアイデアがほしくなったり、行き詰ったらこの本をまた読み返したい。
投稿元:
レビューを見る
一回読んで終わり、というよりも、何回も読んで自分の糧にする感じの一冊。
手元に置いてて損はないです!
投稿元:
レビューを見る
ノンストップ・ライティング
コードマトリクス
PKディックの質問
なぜなぜ分析
コンセプトファン
テヅカチャート
キプリングメソッド
ケプナー・トリゴーの問題分析
仮定破壊
ヴァーチャル賢人会議
オズボーンのチェックリスト
モールスのライバル学習
弁証法的発想法
対立解消図
等価変換法
NM法T型
むちゃくちゃ役に立ったし、自分が何となくやってた方法に名前があるものかと、驚きの発見になった。
投稿元:
レビューを見る
古今東西の発想法一覧。イメージしやすいものもあれば、”???”というものも。Tipsとして整理しておき、必要な時に見返せるようにしよう。
続きはこちら↓
https://flying-bookjunkie.blogspot.jp/2018/04/blog-post.html
投稿元:
レビューを見る
巷にあふれるアイデア本と一線を画すのは、アイデアを生み出す方法が、体系的に・歴史的に・水平的に・索引的に・理論的に・実践的に解説されている点だ。こんな本がずっと手元にほしかった。
最初の思考法として紹介される「バグリスト」の項で本書のコンセプトが生み出された経緯が書かれている(しかもその思考法を使って!おしゃれ!笑)。
≪巷にあふれる「アイデア本」のバグ≫
◎古くさい
◎先達の引き写し
◎訳されていない海外のアイデア本のつまみ食い
◎なのに出典がない
◎評価法がないから改善されない
◎技法のどの部分が役立って、どの部分はいらないかを知る方法がない
◎個人の体験、思い出だけが根拠
◎心理学者のくせに、ここ何十年間の創造性研究を何もフォローしていない
◎思いつきと思索だけで実験していない
◎ビジネス書系のアイデア本はアカデミックな創造性研究を知らず、研究者はビジネス系を無視している
◎成功したクリエイターのハロー効果だけの企画で中身がない
◎ほかの分野に類似の方法があっても知らんぷり
◎相変わらずの無意識頼み…etc.
この「バグ」に共感できたアイデア本嫌いも、アイデア本読まず嫌いも、アイデア本マニアも、読むべし。
投稿元:
レビューを見る
アイデアの産み方としてフレーム化された?したものを体系的にまとめた本。
ただ実際やってみると、難易度が低くてもスッとはいかないから導入するには別の苦労が必要。ただそのやり方がまとまってるだけでもありがたい。
投稿元:
レビューを見る
ビジネスマンもアカデミックな人もみんなお世話になってる(よね?)「読書猿Classic」の中の人による本。アイデアを生み出すための技術や思考法42個をひたすら紹介。「人文書」を目指したというように、唯テクニックを紹介するだけでなく、その背景や位置付けまでしっかりと解説しているあたりさすが読書猿。
それにしても、中の人はどういう職業の人なのだろう。
投稿元:
レビューを見る
一通り読んでみた。今すぐ使えるなと思うものもありそうだったが、まず自分がなんらか解決したい問題を強く認識することが必要で、それを解決するための手段を提供してくれる本なのだと思う。
辞書的に使える本なので、今後も役立てたい。
投稿元:
レビューを見る
この一冊を生み出すのにかかった労力、投入された情報量と情熱を思うと脱帽。
創造力は引き出せる。多種多様な本のエッセンスが網羅的・体系的、かつ、ギュッと読みやすくまとまっている。「小林製薬のアイデアタイゼン。自己啓発、これ1本」みたいな、実に良く出来た書籍。
「この一冊で…」の類は表面をなでただけの、薄い、不勉強で、間違いだらけのものが多いが、そういったコピペ本をはるかに超えた本書のレベルの高さには驚嘆する。
各手法については、問題を簡潔に表現することができれば解決したも同然なのだな、と。
投稿元:
レビューを見る
読書猿さんのブログはお世話になっています。
発想法の出典から利用目的からしっかり載せていて読書猿さんらしいこだわりを感じました。
発想法を使ったであろう人物の歴史に触れたり、知識の宝庫でもあります。
ただ、アイデア博覧会の役割は達成できてますが、抽象的なツールに過ぎませんので、つまみ食いして地道に実践してくことが望ましいでしょう。
項目の分、記述は簡素に感じましたが、単純に読み物としてもよかったです。
投稿元:
レビューを見る
発想法の本としては申し分なく集められており、説明(レシピ)や利用方法(サンプルやレビュー)も大変分かりやすく活用しやすい。また、関連する発想法なども記されており、発想法同士の位置づけや繋がりが大切にされている。全体的に一つ一つが丁寧に説明されている。目次のカテゴリーのしかたが、もう少し利用視点のカテゴリーなら良かったなぁと思う。
投稿元:
レビューを見る
バグリスト
10分間で不愉快なこと、嫌なことを書き出す。すっきりしたら、やるべきことに取り掛かる。リストの中から解決できる方法を考える。
エジソンノート
アイデア、気になった情報などなんでもノートに記録する。事あるごとにノートを読み返す。更に加える。エジソンは3500冊のノートを書いた。
セレンディピティカード
気になった現象について、5W1Hでカードに書く。それを並べ替えて偶然を待つ。
空間と時間のグリッド
横軸に、今日、明日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、一年後、5年後、10年後、30年後、
縦軸に、自分、家族、地域、職場、日本、世界、
のグリッドを作る。
それを埋めて、関連のある事項を発見する。過去に伸ばしてもよい。
5W1H=いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どうのように
シックスハット法=視点を切り替えてアイデアを眺める
客観的なしてん、消極的な視点、分析的な視点、感情的な視点、積極的な視点、革新的な視点
ヴァーチャル賢人会議
引用句辞典、名言辞典を用意する。賢人ごとにいうことが違う場合、アイデアが生まれる。
問題を考えずに好きな名言を選んで、問題解決の糸口にならないか考える。
既存の間を増幅させる
他への転用は?応用は?変更したら?拡大したら?縮小したら?代替したら?再配列したら?逆転したら?結合したら?
赤毛の猟犬
問題についての情報をカードに書く。それを間を空けずに読み通す。集中する。アイデアが生まれてくるまで待つ。
夢見
元の情報をよく考える。夢に見たことを素早く書く。