紙の本
良い刺激になりました
2018/08/29 08:00
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投稿者:one story - この投稿者のレビュー一覧を見る
マネジメントされる側のインナーワークライフ(認識、感情、モチベーション)に注目している本です。今まで何となく思っていたことが理論的に記述されていて、とても参考になりました。
また、進捗が重要だという点が目から鱗で、改めて考えてみると、自分も進捗があった時にはインナーワークライフが良くなり、パフォーマンスが上がっていたので、進捗を意識しなければならないと認識させられました。
読み終えてみて、今後念頭においておきたいと思うこともあり、また日記を付けてみようという気にもなる等、良い刺激を与えてくれた本でした。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-12251047301.html
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特に目新しい事はない感じだったが、
『進捗する事が部下の喜びであり、それをサポートする所が上司の役割。』という所は納得した。
翻訳がイマイチなところが多くやや読みづらかったかな
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「部下の進捗をサポートする」という点を重要なファクターとして捉えているのは、個人的には"灯台下暗し"的な気付きがあったし、自分に置き換えて考えてみても非常に納得のいく内容だった。
ただ、調査手法やサンプル的に、「本当にこの著者の主張の裏付けは取れているのか?」と思うような内容の薄さだった。
(巻末に出典や補足が多数記載されていたので、そう感じるのは翻訳の問題かも知れない)
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スマホのゲームに必ずと言っていいくらい存在する、進捗を示すマーク。
実は達成感と目標感を高めるモチベーションになっている。
仕事も同じで、進捗しているとの実感が、モチベーションを高めることに繋がる。
なるほど!
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少し冗長で、途中、飽きてしまうところはあるが、その本質はわかりやすく納得性も高い。また、最後にこの話はリーダーやマネジャーレベルであり、それだけでは限界もある点にきちんと言及している点には、好感をもった。
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殆どのマネージャーは己の経験則に基づく独り善がりなマネジメントスタイルに固執し、それとは異なるファッションを無視してしまう。問題のあるマネージャーほどその傾向が強いだろう。その誰からもオーソライズされたことのない我流の手法が、ここで提示されているそれよりも優れているという可能性は、逆よりも遥かに小さいだろうに。自分がそうならないためにも、こういった本には時折目を通す必要がある。
本書の特徴は、様々な企業の従業員が綴る「日誌」を元に、データマイニングのような手法を用いて「何が創造性・生産性を高めているのか」を定量的に求める研究が基礎となっている点。すべてアメリカの企業だが本質的に何ら日本と変わるところがなく十分参考にできる。結論だけ取り出すと目新しいところは少ないかもしれないが、生々しい従業員の手記が著者らの主張をより説得力のあるものにしていると思う。
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この本の問題意識は「何がチームのパフォーマンスに影響を与えるか、そのためにマネジャーは何をするべきか」ということだった。
著者の2人が240人の13000の日記から「日々の良い出来事」が「インナーワークライフ(仕事そのものから得られる個人的職務体験)」に影響を与えパフォーマンスが向上することを明らかにした。「日々の良い出来事」には、以下の3つの要素がある。
・やりがいのある仕事が進捗している状態である「進捗の法則」
・仕事への直接的なサポートである「触媒ファクター」
・尊重、励まし、慰めなど感情的なサポートである「栄養ファクター」
マネジャーは
「進捗の法則」として、「やりがいのある仕事が前に進むよう支援すること」
「触媒ファクター」として、「仕事に関する情報の収集」「決断へのチームメンバーの参加」「チーム街の人々との関係構築」
「栄養ファクター」として、「部下の仕事の尊重」「評価」「感情的サポート」「チームの仲間意識を育む機会を造る」
ことが必要と述べている。
ケーススタディを学ぶための参考文献として読んだ。
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進捗の法則:やりがいのある仕事が進んでいることを感じる時にポジティブな感情が生まれる。それを促すように支援していくのがマネジャーの仕事。この一言を心に留めてチームビルディングを考えていきたい。
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本章は進捗の支援の大切さが書かれている。各プロジェクトの日誌を通して発見した本質を捉えた重要な事実。どうしても条件を中心に考えてしまうが、実は日々のコミュニケーションと出来事をどうフォローし言葉に変えて伝えるか、また、困難に逃げずに立ち向かう姿がマネジャーとしての真の価値を表しているのを感じた。進捗とは日々のモチベーションと関連し成長の一端を大きく担っている。
一方でマイナスのこと。イコール障害となることは良いこと楽しいこと以上に影響力がある。それは人間の防衛本能から来ているもの。
個人的には最近始めた営業活動終了後の5分間ミーティングを続けながら過去の週報をもう一度見直してみる予定。
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▼NASAの清掃スタッフは「私は掃除することで、人類をつきに送ることに貢献しているのです。ロケットを飛ばす仕事をしています」と仕事に誇りを持っている。
▼マネジメントにおいて重要なのは、豊かなインナーワークライフ(個人的職務体験)を生み出す環境を作り上げることーポジティブな感情、強い内的なモチベーション、仕事仲間や仕事そのものへの好意的な認識を育める状況を作り出す事にある
▼進捗をサポートすることが日々社員のモチベーションを高める最善の方法である
▼マネジャーは進捗による内的モチベーションを用いることで、イノベーションを加速させる事ができる
▼チームリーダーとして取るべき行動
・チームの仕事に関係のある情報を定期的に集める
・プロジェクトに対する重要な決断をする場合はチームを参加させる
・チームの仕事に影響を与えるチーム外の人々との関係性を構築する
・プロジェクトを売り込む
・部下と部下の仕事を尊重する
・部下たちの達成を評価し讃える
・必要なときに、部下たちへの感情的サポートを提供する
・チームの友好関係や仲間意識を育む機会を作る
▼問題はチームのメンバーにではなく、チームのマネジメントにある
▼(ドラッカー)「マネジメントの目的は一人ひとりの人間の強みと知識を生産的たらしめること」
▼(部下が失敗しても)「自分がしたことを理解している限りは問題ない」
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マネージャーがやるべきこととは、管理対象のひと、もの、金の日々の進捗をチェックする事という著者の主張に共感。
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【読んだ理由】
社内の他部署メンバーとのコネクションを強くし、
効率化を図りたかったため
【気づき】
・インナーワークライフ(個人的職務体験)
・日々の進捗
【アクション】
タスクを完了させるうえで、以下を行う
・得意な人に頼む
・完了までチェックタイミングを設けてコミュニケーションをとる
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「社内を上昇気流に乗せるには」
翻訳者の問題とは思うが、読みづらい。読みづらくて飛ばし読みしているため、誤読しているかもしれない。
内容はインナーワークライフを高めるために、マネジャー(進捗の監督者)が何をすべきかが書いてある。最後のチェックリストは、実践的で役にたつと思う。
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ポジティブな感情、強い内発的なモチベーション、仕事仲間や仕事そのものへの好意的な認識。豊かなインナーワークライフを構成するこの3つが好循環する環境を作ることで、チームは高いパフォーマンスを発揮し、ビジネスを成功へと導く。これがマネージャーがしなければならない仕事。
「やりがいのある仕事が進捗すること」が最も大切である、と本書で述べているが、内発的な要素が濃く千差万別の“やりがい”に対して他者(外部)が働きかけることが出来るのだろうか?と以前から疑問に思っていた。
人間には、自己効力感 - 自分には望む目標を達成するために求められる作業をプランニングし、実行する能力があるのだという信念 - が備わっており、これが最も基本的な原動力だという。
自分の仕事が何かや誰かにとって価値のあるものだと認識すること、それによってやりがいやモチベーションを喚起させることは可能とのこと。
本書の結論は、様々な企業規模、幅広い業界の従業員にヒアリングを行った研究結果から導き出されたもので、非常に説得力があり腹落ちする内容だった。