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いのちの証言 ナチスの時代を生き延びたユダヤ人と日本人 みんなのレビュー
- 六草 いちか (著)
- 税込価格:2,090円(19pt)
- 出版社:晶文社
- 発売日:2017/01/25
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紙の本
今まさに伝えること
2023/04/01 14:34
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治の中枢にいる多くが、第二次大戦後生まれという現状に危機感を感じました。各地で少数民族の弾圧や紛争が繰り返されている中、生存者の声に耳を傾ける時なのでしょう。
紙の本
生き残った人が、無念な死をした人達の事を、思い出し語って伝えたら「伝承という形でいのちは続いていく。」が、本書のテーマ
2017/05/22 19:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきの中の本文を引用すると「生存者の多くは、その凄惨な時代を生き延びることができたのは、自身になにか徳があったからではなく、偶然の積み重なりと感じている。 そしてなぜ自分だけが生き残ったのかと言う思いに苦しむ。 長い年月をかけて自問を繰り返す中で、自身にできるせめてもの任務は、語り部となることだと決意する人もすくなくない。」ーーー少々長い、本文引用に成ったが、この本の、一つの裏に流れている大きなテーマだと感じた。
本の初めでは、ベルリン陥落の頃、日本大使館に、料理人として雇われてた「レジーナ」と言うユダヤのおばさんの消息を探してたが、結局見つからず、しかし、その過程で出会ったエピソードや、人達の方へと舵を切って話は進んでいく。 どの話一つとっても、一冊の本や、1本の映画に成りそうな、事実は小説よりも奇なり以上の「濃い」話だ。
そして、これは、もしかしたら「読み過ぎ」かもしれないが、著者の「ほんの一部しか伝えられない」と言う、小さいが、しっかりとした溜息が行間に、所々みられる気がする。ーーーそれは、話が、「話」だから仕方無いといえば、仕方無いかも。 私には写真や、動く映像メディアが、今迄伝えて来たヒトラー・ドイツがやったユダヤ人迫害よりは、もっと、きめ細かく決してセンセーショナルでもなく、もう少し別の角度から、その時代を感じることが出来た気がする。
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