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元となる「夜の底は柔らかな幻」をきちんと読んだのが1回なので、どうにも思い入れが。
大好きな恩田陸の新刊なのだけど。
キャラクターは覚えてるし、なるほどと思うけど、もう一度「夜の底は柔らかな幻」を読んでから本作を読めばもっと面白いはず!と思うので後日再読予定。
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なんて不思議な世界。
『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフということだけど、こちらを未読でも充分に楽しめた。でも、読んでからのほうが楽しめたのかな。順番は逆になるけど、読んでみよう。
「イロ」という特殊能力を持つ人たちそれぞれ違う視点で語られているのも面白い。
特に勇司が好きなので、本編でどんな立ち位置なのか、わくわくする。恩田さん、ああいうおねえキャラをとても魅力的に書くなぁ。
クリスティの作品と同じタイトルだけど、つながりはないののね。ま。そりゃそうか。
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短編4作。
どんな内容か確認しないで読み始めるので、軽い既視感。
読み終わってから知る「夜の底は柔らかな幻」スピンオフ。これ踏み台にして続編出してくれないかなあ~
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【今明かされる、あの殺人者たちの過去】ダークファンタジー大作『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短篇集。特殊能力を持つ「在色者」たちの凄絶な過去が語られる。
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『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短編集。
淡々としているが意外にハードボイルドで楽しめた。表題作『終りなき夜に生れつく』のラストはぞくぞくする。
短編として一番好きなのは『砂の夜』かなぁ。
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「夜の底は柔らかな幻」で登場したみつき、勇司、葛城を中心とした短編を集めたスピンオフもの。葛城は別として、みつきや勇司も「在色者」として苦悩があったことをこの作品で知ることになる。また葛城も本編で見せたギラギラ感はなく、何を考えているのか、よく分からない寡黙な学生時代が描かれる。本編を読んでいれば、楽しめる作品。
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恩田ワールド。タイトルと登場人物が背負っている宿命(運命)がリンクしてる。不穏な空気、溢れるエネルギー。1冊の本を読んでいる以上のエンターテイメントを楽しませてもらいました♪「夜の底は~」も再読しよう♪
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特殊能力を持って生まれ、少年期を共に過ごした
3人の「在色者」は別々の道を歩み、再会する。
傭兵、入国管理官、そして稀代の犯罪者となって…。
「夜の底は柔らかな幻」のスピンオフ短篇集。
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『夜の底は柔らかな幻』くらい弾けてもらわないと。などと『失われた地図』の感想に書いたら、『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ的な作品が届いた。
『夜の底は柔らかな幻』とは、上下巻の大作であり、日本国内に国家権力が及ばない地「途鎖国」が存在するという設定。途鎖国には、「イロ」と呼ばれる在色者が多いのだという。在色者とは、要するに超能力者と思ってもらえばいい。
「夜の砂」。アフリカ北部に入った医療チーム。そこは、途鎖のように「イロ」が強い地域の一つだという。ある集落で続発する住民の怪死。現実世界でも聞く、唾棄すべき真相。こうする以外にはなかったのだろうが…。
「夜のふたつの貌」。「夜の砂」にも出てきた勇司は、自身も在色者であり、途鎖の医大の学生。「イロ」を抑制する薬が、学内で流通しているというが…。在色者に「イロ」を悪用する者がいる一方、折り合いをつけるのに悩む者もいる。
「夜間飛行」。日本政府の干渉に抗い、途鎖が独立を保つのは楽ではない。有力な在色者をリストアップし、入国管理官としてリクルートしているわけである。候補者のキャンプで出会った、2人の若者。彼らの将来に待ち受けるのは…。
表題作「終りなき夜に生れつく」。都内で発生した連続殺人は、死体の状況から、在色者の仕業としか考えられなかった。果敢にというべきか無謀にもというべきか、ある記者が犯人に迫ろうとするが…。結果は察してください。
全編とも実に予告編っぽいというか、いかにも続編を匂わせる、恩田陸らしさ全開の作品集には違いない。『夜の底は柔らかな幻』を未読の読者が読んでも、ポカンとするしかないだろう。いや、読んでいてもポカンとするのだが。直木賞作家に名を連ねても、恩田陸という作家が相変わらずであることは、喜ばしいか?
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『夜の底は柔らかな幻』以前の葛城や軍司のエピソード。
夜の底・・・がおもしろかったことは覚えてるけど
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夜は柔らかな幻はずっと以前に読んでいて、その過去の話ということを知り購入。
一番面白かったのはみつきの章かなぁ。
夜は柔らかな~でもずっと思っていたことだけど、人物や世界観と、残酷な命のやりとりシーンとのギャップが激しくてちょっと混乱する。
え、この人こんな感じで虐殺されちゃうの?
こんな場所で殺し合ってるの?ほんとに?
ってびっくりしちゃう。
なんでだろう。人物の雰囲気や設定は大好きなのになぁ。
なんでかなぁ…と思ってるうちに読了。
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途鎖国の異能者を描くSF短編連作集。
・砂の夜
・夜のふたつの貌
・夜間飛行
・終わりなき夜に生まれつく
の4編収録。
「夜の底は柔らかな幻」のスピンオフ短編集です。
4年前に読んだ作品なので登場人物やストーリーの詳細は忘れてしまいましたが、「途鎖国」「イロ」「在色者」などのワードと意味はすぐに思い出せました。
恩田ワールドではありますが、前作ほどははじけていないので、読みやすかったです。
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面白かった!が本編をあまりにも忘れてるのであっちを読み直す必要あり。勇司の大学時代、それに続く葛城の話が一番謎な感じで興味深い。葛城の過去ってなんだっけ…?から読み直す必要あり。
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【収録作品】砂の夜/夜のふたつの貌/夜間飛行/終りなき夜に生れつく
『夜の底は柔らかな幻』の前日譚。正直本編はドタバタしていたという印象だったのだが、もう一度読みたくなった。
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『夜は柔らかな幻』に登場した人物たちのそれまでに焦点をあてた短編集。
【砂の夜】
須藤みつきは医師として戦争地帯での医療チームの中で働いていた。そこで見かけた同じ日本人の軍勇司と言葉を交わすようになる。彼らが向かった地域で謎の死体をみる。それを原住民は“呪い”と呼んだ。日帰りでキャンプへと帰るはずだった彼らを砂嵐が閉じ込める。そして深い夜の中、悲鳴が響き渡る。
【夜の二つの顔】
軍勇司と葛城晃との出会い。ダウナー系の薬。
【夜間飛行】
葛城晃が受けた入国審査官の試験。そして神山との再会。
【終わりなき夜に生まれつく】
神山を追いかける雑誌記者の不運。
文句なく面白かった。またこういう短編集を出してほしい。