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勉強法以外が役に立ちそう
2019/05/23 21:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
勉強法以外が役に立ちそうだと感じました。15年後に失業せずに生き残るために、プログラミングと数学を合わせた「計算科学言語」、コミュニケーション能力が必要だとわかりました。結果が出なかったとしても、がんばって勉強したことで、確実に自分は向上しているという過程が大事だという考え方が、読んでいて嬉しく感じました。英数国の勉強法は万人受けするとは思えません。数学の勉強法は出来る人向けという気がします。薄い問題集をやりきるのはよくあるやり方ですが、よいやり方だと思います。英語の勉強法はレベルによって成績の伸びが異なってきそうです。国語の勉強法はいとこにとっての著者のような存在がいれば良いのですが、現実は難しいと思います。
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読書記録です。
内容は今までの指南本と変わりません。
小さめの本なのに文字が大きくて行間も広い。
著者の人生に絡めて実感したことを、短い文でなんとか伝えたいという気持ちはわかりました。
が。指南本としては手に取りやすくて読みやすいけど、けっこう難しい言葉や内容もさらっと入ってるので、誰に向けて伝えたいのかな?とターゲットがわかりにくいなぁ、と。
そういう意味での✩3つ、です。
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この本では勉強法が分かった。この本を書かれた竹内さんの経験を読んで、努力してできることは多いんだなと思った。そして、今、勉強を頑張っておかないと15年後に失業をしてしまうことが分かった。とても恐ろしいことだなと思った。そして、英語、国語、数学が大事だと分かって、英語は頑張らないといけないなと思った。最後に書かれてあったことだが、夢はただ1つに決めるのではなく、いくつもの夢を追いかけてみることが大切とあった。この本で学んだことをこれからに生かしていけるようにしたい。
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[台東区図書館]
いつものように?精神論だったり使えない理想論だったりするのかと思ったけれど、逆に期待していなかった(今回この本を登録するにあたって、"竹内薫"の検索をしたところ、過去に1冊読んでいることが分かり、その時の自分の感想は内容が薄いとしてよくないものとしていた)こともあいまってか、とても良い本だった。まさに今の息子(15歳)に、自分自身で読んでほしい内容。残念なのはきっと勧めたところで全く読んでくれないだろうことと、読んでくれたとしても読み流して実にしてくれないだろうなという点。もったいないなぁ、くやしいなぁ!
第1章は自分の経験をもとに何か強みとなるものが一つあるといいなどの持論を提示し、第2章ではよくある話(10年後には職業が大きく変わる、単純作業はなくなる、考える仕事ができないとダメ、コミュニケーション力やプログラミング+数学力が必要)を紹介し、第3章では英数国の重要度(物事の基礎となる、説明言語たる本質)を説明している。
第4章では具体的に英語のシャドーイングに繋がる具体的なやり方や、一般的な勉強法(わからないところを洗い出し、できないところだけを反復してできるようにする)、薄い問題集で全体を広く浅くやりきることの有用さを教えてくれ、第5章ではやることリストなど将来を見据えて考えて計画することの事例に言及している。
特にシャドーイング(正確には追従して聞きながら発音するそれとは異なるけれど)については、具体的にあるやり方を提示してくれていること、そしてこの本を読むのが子供自身である場合読み逃してしまうかもしれないけれど、「わからない(できない)ところを探(認識)し、そこを重点的にできるようになるまで繰り返す」という、勉強の基本を教えてくれているのはとてもいい。字も程よく大きく、中高生が読むことを意識して作られた「YA心の友だちシリーズ」として、とても意義のあるよい本の一冊だなと感じた。