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最近テレビの枠にハマらないでグレーなラインを攻めるなぁと思ってて、この人がなにを考えているのか興味があって読んでみたけど、それがよく理解できた。
普通に生きてるだけじゃこの視点は持てない。
この人の見方が完全に変わった。
・自分の好きなこと、楽しいことを突き詰めていくと、他人にへの嫉妬などはなくなってくる。
「個」を追求することで自由になる。
・自分の中に多面性を持つ。
その中で1人ディベートをして最適解を見つけ出すことで自分なりの本当の考えが固まる。
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僕の大好きな芸人さんというかタレントさんの田村淳さん著書の本書。もちろん買いました。
ぷらちなロンドンブーツのガサイレでロンドンブーツを知り、そこから稲妻ロンドンハーツは全て観ていました。
元気が出るテレビの後継はバライティ番組はコレだ!と思いながら。
当時の1999年- 2004年くらいまでのロンハーは、主に素人恋愛バライティで、個人的に好きなコーナーがたくさん。
- 彼氏のためにやるキッス
- 稲妻コロシアム
- ザ・スティンガー/俺の彼女をナンパしてくれ
- THE STAR TRICK
- 被害者の会
どれも、当時の渋谷のチーマー、ホスト、カラーギャングに居そうな若者素人をターゲットしてしており、淳の素人いじりに笑わせてもらいました。
今じゃ地上波では絶対にできない過激な企画が面白かったのだが、最近のロンハーは実に丸くなって面白くない…。
まぁ、BPOを戦いながらギリギリの企画を練っているだろう、番組スタッフの気持ちも解らなくはないが、昔のロンハーの面白さを知っているだけに残念。しょうがないのだが。
本書で淳さんが語っているように、本人も恐らく同じことを悩みながらテレビを付き合っていることがわかりました。
規制規制ばかりの大衆向けのコンテンツ作りの不自由さ。
バライティってもっと過激で見たい人だけが見れば良いものなのに、ネットの普及に伴い自然にコンテンツチェックやノイジーマイノリティの声が大きくなり身動きが取れないのだな。と。
他にも淳さんが出演している好きな番組として「淳と隆の週刊リテラシー」改め?「田村淳の訊きたい放題」では世の中の動きが解るし毎週観ている。
淳さんは司会者として文化人や知識人達に一般人目線として情報を聞き出してくれるので、すんなり頭に入りやすい。
本書でも触れていた、スカパーで放送されている「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」。観たことなかったのでyoutubeで落ちているものを観たのだが、これはかなり面白かった。ホントに地上波ではできないような、過激な企画が目白押しなのだが、初期ロンハーと違うところは社会問題を元にしてのタブーに行きこむ番組構成になっている。
芸能界での息苦しい村社会感は芸能界からの目線として面白かった。タイトルにもなっている「日本人失格」な部分としてはテーマが大きすぎるし、よく言われている問題を淳フィルタを介しての情報なので物足りなかった。
やはり専門は専門の人から説明された方が解りやすい。
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主にネットやテレビなどへの主義主張。
いろんなことを考え発信する姿勢は素晴らしいと思うが
ちょっと力入りすぎかな。
【図書館・初読・4月22日読了】
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人生を楽しくするための考え方が書かれている。
確かに、今の時代の若者は、自分で自分を息苦しくしてる部分があるなぁ。
他人の評価を気にして、同調ばかりしている。
そうじゃなく、もっと「個」を磨いていこう、という主張が本書の主題かと思う。
個人的には、田村淳さんのようなちょっとやんちゃな人が奥さんとの馴れ初めや想いを語るところに、グッときてしまう。
つんく♂さんの「だから、生きる。」でも感じたけど、本当に素敵な女性は器が大きい。懐が深い。
奥さんのこと、いつまでも大切にしてほしいと思いました。
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■最澄の言葉「一隅を照らす」
・わかりやすく説明すると「自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し,明るく光輝くことのできる人こそが,何事にも代えがたい貴い国の宝である。また,一人一人がそれぞれの持ち場で全力を尽くして光れば,やがてその小さな光が集まって日本を,世界を,国をも照らします」ということ。
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最近TVで見ないと思ったら、こんなこと考えていたんですね。淳さん。
私は好感・共感しました。頭の中の悪魔と天使の議論がスゴイ。賢いんだな~。
最後の「いちど、日本つぶれちまえw」って感じですね。ほんと。
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田村淳が自分の価値観、思想やそれに至った経緯を徒然に語る。
正直で赤裸々な感じはあるが、論拠や思想の浅薄さは否めない。
自分は小さい頃から目立つのが好きで女子からモテたくて、
その目標のために自分を客観視して、合理的に最適な方法を選んできた。
一方で今の日本人は自分の確固たる価値観を持たず、他人と同調しすぎである。
その同調圧力や予定調和的な物事、特に最近の地上波のテレビ番組に対して生きづらさを感じている。
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いや、書いてあることはおおむね共感なんだけど、文体というか、文章の書き方がなんかなーもう少し普通に書けばいいのに
P151 ほかにもライフスタイルの面で言えば、高いお金を払って贅沢な食事をすることが本当に豊かなことなんだろうかとか、都会に住まないと時代に置いて行かれるとか、みんなとSNSでつながってないと不安だし、はじかれるんじゃないかとか、今までの価値観を疑ってみたり、新しい考えを積極的に取り入れていかない限り、今後、日本人はもっともっとストレスを抱え込み、疲れていっちゃうんじゃないかと思うんだけど。
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同じことを考えている人がいる…!
と、烏滸がましくも思ってしまいました。
共感の嵐で、ときには思い込みを引っぺがしてくれて…、なんだか興奮してしまいました…。
ストレートな言い方もいいなぁ。
小さい頃から
「なんで勝手に決められてて、そうしないといけないの?」
「なんで得意なことやったらいけないの?」
「なんで1人はいけないの?1人が好きなのに」
「いちいち口挟んできてうるせえな」
などなどモヤモヤしがちなやつでした。今もですが。
不登校児だったので特に日本の教育にはうんざりで「学校なんか無理に行かなくていいよ…」と言ってしまいたい気持ちもあったり。
『いじめが原因じゃないなら行かない理由とは認めません。我慢して行けないやつは一生ダメ』みたいなものをヒシヒシと感じていました。
これってどうなの?と思ってしまう私も日本人失格でしょうね。
私は淳さんのようにこの性質性格と上手く付き合えずにいて…精神的に潰れてしまったり今も疲れてしまうことが多いです。
人目を気にする『いい子ちゃん』のところも多分にありますし、両親の影響からもなかなか抜け出せず…。
付き合い方のヒントを教えてもらった感じです。
私も素直に楽しく生きられるように変わりたい。
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周囲と違う言動をすると非難され炎上し、足を引っ張られる現代日本。そんな息苦しい世の中に抗い、”異端児”と呼ばれつつも自由に活動の場を広げる著者が、自身の半生を振り返りつつ、日本という国や社会の在り方、仕事、人間関係について率直に綴った初の自分史であり、日本人論。
面白かったです。
2020年現在「芸人界の異端児」と言われて思い浮かぶ人と言えば、キングコングの西野さんやオリエンタルラジオの中田さんが代表的ですが、確かに淳さんも昔からバンド活動やアイドルプロデュースなど規格外の活動を色々していたな…とこの本を読んで思い出しました。
淳さんの経歴をよくよく見てみれば、西野さんや中田さんと遜色ない位「芸人」と言う職業のイメージとは違う事をやっているにも拘らず、お二人程の「異端児」イメージがないのは単にTVという現場を退いたか、残っているかの違いなのかも知れませんね。
なにしろロンドンブーツ1号2号と言えば、21年続く人気バラエティ番組「ロンドンハーツ」のMCですから、どんなに規格外の活動をしてもやはり「TVに籍を置いている人」という感じがします。
それでも、西野さんや中田さんが芸人としての活躍の場をTV以外の場所に求め始めていたのと同時期に、淳さんもまた「TV”だけじゃない”活動」を実践されていたんだな。こういうのって世代の問題じゃないんだな。と思いました。
淳さん曰くこの本は、皆と違う意見を言ったり行動をしたりすると批判される息苦しい世の中で、比較的周囲の目を気にせずやりたい事をやって楽しく生きているというご自身の日常を通して「こんな風に考えればもっと楽に生きていけるんじゃないかな?」というヒントを提案できたらいいな…というものなのだそうです。
この本が出版された2017年では珍しい、異端の意見だったのかも知れませんが、2020年の今読むととてもうなづける内容です。今、若者に支持されているビジネスマン系カリスマの方々が言っているのと近い事が書いてある印象でした。
例えば、「個を大切にする」「”知識”より”知恵”が大事」「セルフプロデュースについて」「やりたい事をやろう」みたいな感じ…。私もここ数年その手の本やビジネス系YouTuberの動画を見てきたので内容を受け入れやすく、すんなり読めました。
淳さんの本の感想でこう何度もこのお二人の名前を出すのもなんですが、西野さんの「魔法のコンパス」や中田さんの「天才の証明」が面白かった人は、「わかるわかる~!」と思いながら読めるのではないでしょうか。
また、本書のカバー折り返し部分に「初の自分史」とある通り、生い立ちや仕事への姿勢、社会問題に対する考え方まで「田村 淳」という人物の内面がぎっしり詰まっているので、単純に淳さんについて知りたい人にもとても良い本だと思います。
なんだかもう少ししっかり本の内容の感想を書きたかったのですが、読み終わったのが結構前で忘れている部分も多く、取り急ぎの感想文なのでこれで終わりです、すみません。
また今度、もう少しちゃんと書き直します。