投稿元:
レビューを見る
神吉さんの初の著書。神吉さんの人柄がにじみ出るような、優しい感じの文体です。
もちろん中身はちゃんと根拠に基づいていて、非常に勉強になります。小さな(?)大学で働く私にとっても、非常に考えさせられる内容です。
「当たり前のことを当たり前に」というのがいかに難しいか。そのことをよく考えたいなと思います。
投稿元:
レビューを見る
大学生・若手社会人向けの仕事に対するあるべき姿が書かれた本。やさしい文章でありながら、納得することが多い。章が進むごとに内容レベルが進む。後半章は考えさせられる点が多く、何度も読み直したいと思う。
投稿元:
レビューを見る
中小企業で働く人々が、皆、こんなんだったら、日本はもっと幸せで豊かな国なんだろうな、と思える、志しの高い内容。
学ぶべき心構えは多いが、良くも悪くも、学者の理想の書、的。
投稿元:
レビューを見る
NPOから中小企業に少し視点をずらしたつもりでしたが、「なぜ○○で働くのか?」から「どのように働くのか?」にテーマが移ってしまい、当惑しながらも納得できることが並んでいました。
ただ、自分としては「なぜ」をさがしているだけに、その分の物足りなさがあったのが残念でした。
投稿元:
レビューを見る
中小企業で働いているので、興味を持って読んでみた1冊。読んでみて、特に中小企業だからというわけでもなくどこで働いている人も意識していい事柄がいくつかの章立てで書かれた1冊だったなということでした。もっと「小さな会社だからこそ」はあるように感じているけど、著者が小さな会社で働いたことがないのか、あっても逆に大きな会社で働いてないから比べられないのか、実際に現場の場数や10年で見た変化とかを実感していないのか、見聞きしたことベースで内容はきれいにまとまっているものの内容は少し浅いかな、と思いました。若手がまず読むには紹介してもいい1冊と思います。
投稿元:
レビューを見る
小さな会社で働いているので、題名に引かれて読んでみた。小さな会社は小回りが利くためニッチな対象に対応できたり、細やかな動きが必要な社会問題への関与にも向いている。一方、「いろいろできるのが楽しいし、いろいろありすぎてしんどい」ところもある。また責任のある仕事を幅広く体験できる可能性があるし、トップとの距離が近いことで、先を見る視点を得やすいというところもある。ただ「猫の手も借りたい時に、猫に餌をやってられない」こともある。と、小さい会社で働いてきた自分にとっては納得できる話が多く、その中で育つ術は、どこで働くにしても役に立つ術であると思う。
投稿元:
レビューを見る
日本に存在する企業のうち、大企業は0.3%にすぎないとのプロローグから始まる。
「仕事=金」なのか。「大企業は安定」しているのか。仕事をしていく上で必要なこと、考えるべきことは何なのか。中小企業だからこそ、そこに個々の裁量の大きさや、人間として成長できるフィールドがあるのではないか。中小企業で働くけとのメリットとデメリット。そのような内容を比較的わかりやすい言葉でまとめてある。
押し付けがましさはなく、読者に問いかけ、読者の理解に委ねる形でまとめられているので、結果や答えが欲しい人には物足りなさが残るかもしれないが、就職活動中の学生だけではなく、転職を考えている社会人にとっても有益な中身。
投稿元:
レビューを見る
同じ小さな会社で働いているので興味があり読んでみましたが、あまり内容は入ってこなかった。新人が読むには良いかも。
投稿元:
レビューを見る
日本の99.7パーセントを占める中小企業。
まずそこに驚きです。
新聞やCMに出てくる大企業は0.3パーセントとは。
だから、日本の社会を支えているのは中小企業であることは間違いないです。
ということが書かれています。
それに加えて、中小企業で学べることなど自己啓発的要素もありました。
なかなか心に残るフレーズもあったのでいい印象。
こういう本は社会人になる前に読んでほしいですね。
社会人になれば必ず挫折し絶望を感じてしまうから、こういう実態を知った上で働くことを推奨します。
手遅れにならないうちに若者にこの本を手に取ってもらいたいです。
投稿元:
レビューを見る
仕事の心構えや具体的な対応策が書かれた本。
小さな会社で働いているので、「まさに!」題名通りでした。会社の人から借りて、読みましたが、読みやすく、分かりやすいのです。小さな会社で働いていない人でも役に立つ本でした。
投稿元:
レビューを見る
中小企業においては、顔の見える関係で仕事をしたり、顧客の反応をダイレクトに受け取ったりすることができるなど、自分の存在意義を感じ、たしかなやりがいを味わいながら働くことができる可能性がある
いろいろできるのが楽しいし、いろいろありすぎてしんどい
経営コンサルタントの小宮一慶氏は、「散歩のついでに富士山に登った人はいない」というたとえ話をされるそうです。これは、一流を目指さなければ、そこにたどり着くことはできないということを意味しています
より高いレベルを貧欲に臨むという思考や行動は、そもそも高みを知らなければとることが難しいものです。高みをみている人を間近にすることができれば、先を見る視点を得ることができるかもしれません
猫の手も借りたいときに、猫に餌をやってられるか
(日々の仕事が忙しく、後輩にかまっている暇なんてどこにもないぞ)
人としての当たり前を果たすことが成功につながるという知見を胸に刻む
ロールモデル、つまり役割モデルとは、考え方や行動の模範、手本となるような人物を指します。具体的に「あの人のようになりたい」と思えることが、日々のさまざまな取り組みに影響を与え、成長につながるというわけです。
周りの人が何をしているのかを知ることが、職場内の仕事を覚えることの第一歩ですから、丁寧に観察しつつ任された仕事を正確に済ませていく
人生の大事な舞台は、ほぼ間違いなく本人の意図とは関係なく(望んでいないようなときと場合に)突然やってくるものです。幸運の女神には、前髪しかない(チャンスは一瞬しかない)
「プレイヤーズプレイヤー」という造語がある。ともにプレーした人にしかわからない魅力や能力を備えた選手のことを指して、ラグビー界ではこう呼ぶ。(中略)彼らの魅力や能力は数値に換算することができないのはもちろんのこと、メディアやファンによる目であっても表かされにくい。(中略)彼らのプレーぶりは往々にして地味に映る。しかし、彼らが率先して引き受ける泥臭いプレーの数々があるからこそ、観る者を未了するほどスピーディーな試合展開が可能になる。いろんな意味で周囲が騒がしくともそれを気にせずもくもくと自分の役割を担うことができる。そんな選手が「プレイヤーズプレイヤー」だ。平尾剛『近くて遠いこの身体』ミシマ社
居心地の良さに着目して職場を選ぶことはとても大切なことです。居心地の良さとは与えられるものではなく自ら丹念に練り上げていくものだと捉えることです。言い換えれば、自分も居心地に関わる当事者であることを、しっかり認識することです。
とくに、ネガティブな情報の伝達は、早くにおこなうに越したことはありません。
休みたいときに休むことができるかどうかは、モチベーションに影響します。病気や冠婚葬祭はもちろんのこと、自己研さんや人間関係の構築の機会となるようなすべてのイオベントに参加するために休みたいこともあるでしょう。記帳な機会を仕事のせいで逃したという思いが、じわじわと心を蝕んでいる例は。周りでも数多く見てきました。仕事のこと���嫌いにならないことと、休暇をきちんととれることの間の相関は、かなり強いと考えられます。
人は一度うまくいったことにしがみついてしまう傾向がある。
これに対する方策として、「人生初めての〇〇」の機会を、積極的に作っていくというもの。
周りの人は、自分の持ってないものを持っている。
ロールモデルとする人を、習得するスキルごとに設けるべきであるという議論もあります。
仕事はなあ、傍(はた)をラクにするためにやるもんやぞ
投稿元:
レビューを見る
大企業は0.03%・中小企業は99.7%から始まったので大企業と中小企業の比較かと思いきや、そこからはどう働くかというテーマに移っていった。就活生、社会人一年目が読むには良さそう。内容自体は他の社会人一年目向けの本と大して変わらない。