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主に高校生とその親に向けた本。
今の高校生はgoogle誕生(1998年)以降であり、別の人種と思った方が良いとの事。
そんな大げさなことでは無いとは思うが、
人生の半分をネット上で過ごすようになるという意見には賛同。
・知識はネットで調べれば何でもわかる時代なので今後は自分自身の考え方、創造性、問題解決能力がより重視される。
正解は1つではないものへの取り組みが重要。
他人との協働的な働き方が重要になる
→だよね~。うちのガキンチョは何事も全く考えずに、答え教えて~と言うので困ってますが。。。
・ドラゴン桜で書かれてるように、「世の中のルールは頭のいいやつの都合が良いように作られており、勉強をしないやつはそれに騙され続ける」
→その通りです。騙されない力を身につけてもらいたいものです。
・村上龍「13歳のハローワーク」を片手に得意分野の掛け合わせを作ろう!
この本は子どもにも是非読ませよう!
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同じ人の本を何冊も読むというのは、より理解が深まると思う。分かりやすく、そして難しかった。私の頭は老化しています。賢い中学生にお貸ししました。きっと大変役に立つはずです。
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夫が購入。さらっと読めた。
東大→リクルート→初の民間校長の著者に、
1/100×1/100×1/100の人材になれとか言われても、正直ピンときませんでした。
一般ピーポーが何をしたらいいか、知りたかったのだけど。
40歳くらいに大人になればいいという言葉には、まだまだ子どもな30代半ば女は少し救われました。
教員だった母が読んだらどう思ったかな。母は自らが学び、その楽しさを伝える人間らしい教員だったように思う。私は、人間らしい仕事はまだできてない気がするな。
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高校生に語り掛ける口調や内容で、今後の将来の仕事について考えるという本。このテイストが33歳の僕に余計に刺さり一気に読んでしまった。自分のことと子供のことを同時に考えてしまう。時折出てくる情報編集力。これは今の自分の課題。
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この先の未来・将来は、自分自身で最適解を導き出す能力が重要になってくる。多くの情報から必要な情報を抽出し、自ら正解を考え、導き出す能力。
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情報編集力を身につけていく。
逆張り。希少性。
月並みな表現だが、
オンリーワンをいかに目指せるか
苦労をいとわず覚悟できるか、
だ。
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<目次>
はじめに
第1章 これからの10年で世界は激変する
第2章 仕事が消滅する時代に身につけておきたいこと
第3章 「遊び」と「戦略性」が情報編集力の鍵となる
第4章 「雇われる力(エンプロイアビリティ)」の鍛え方
第5章 一生が90年の時代のライフデザイン
終章 君たちが日本の未来を拓く10の理由
<内容>
リクルートから東京杉並区の和田中学校の校長となり、「よのなか」科を提案していた著者は、いつの間にか奈良市立一条高校の校長になっていた。そして高校生への講演をイメージしてこの本ができた。
話の旨い方なので読みやすいし持ってくる例もわかりやすい。自分の人生をうまく利用している。そして終章の分析がよかった。今の高校生が日本を背負ってくれるのは、教育が変わっていったから(「総合的学習」で福祉や環境が多く取り上げられたので、NPOやNGOが増え、SNSの普及で仲間づくりがしやすくなり、何よりも(理由10)、学校の支配力が弱まる(「正解主義」「前例主義」「事なかれ主義」が学校を支配していたが、この文化を担ったベテラン教員〈私のその一人だが〉が退職し、部下の引き継ぎ手がいないから)から。この分析は学校現場にどっぷりとつからず、でも現場を知っている人からしか出ない分析だと思う。私自身は、こうした文化に違和感を感じていたが、傍目から見たら同じ穴の狢だと思う。意識していきたいと思う。
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現代の社会の情勢や、社会で求められている力が非常にわかりやすい言葉で整理され、説明されている。「情報編集力」や「ロールプレイ・リテラシー」などはとてもセンスのいい言い回しだと思う。
正解主義の教育で育った私は、社会人になって10年くらいの実務経験で苦労に苦労を重ね、失敗を繰り返しながら「情報編集力」を研鑽していったというところだろう。もし、幼いころからの教育で学生時代に「情報編集力」を身につけておけたらどんなに素敵だろう、と思う。
「世界観をつくる」ということは今でもとてもできそうにない。前例に従う、というクセが染みついてしまって、ゼロから、全く何もないところから何かを作ることが苦手。すぐにお手本や前例を探してしまう。
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藤原氏が生きる力として、3つの概念(必要とする能力)を以前から提唱している。
それが基礎的人間力(体力、集中力、精神力等)、情報処理力(学校の教科などの学力)、
情報編集力(コミュニケーション、ロジカルシンキング、シュミレーション、ロールプレイ、プレゼン)である。
私は、これからこういう能力が必要になりますと言われて(私の時代は英語ITだった)、
その勉強等を行って、失敗してきた人間なので、この3つが必要になるとわかっても、
自分は無理かなと思ってしまう。正直、ハードルが高い。
藤原氏の提唱する能力は、「まぁそうだろうな」とは思うが、
前提として知的レベルが高く、
コミュニケーション能力も非常に高い子に限られていると思う。
その3つの能力は、自身(親含めて)の「環境の選択」と「行動」
そして「努力」で本当に、高くなるんだろうかと私は思う。
仮に上がると仮定しても、おそらくそういった能力は、数値化できるから、
もちろん高い方が社会的に評価される。結局は、その3つの能力のヒエラルキーが出来、
順位が出て、多くのものが「自分は評価されていない」と感じ、自信を失い、
明日への希望を失うと思う。
この能力が必要だからと言われ、
努力して獲得しても、その獲得した能力の人達の中で、
競争が発生し、できる人、できない人がうまれるわけだから、
果たして、「こういう能力が必要になります」という議論自体が、良いのかと思う。
また、その能力の、厳密さ、科学的根拠は、非常に低い。
コミュニケーション能力という、言葉自体の定義が、そもそも幅広い。
氏の提起した能力って、なんとなく自身の経験から帰納的に考えた
ひらめき感が強いと思います。
(氏は、科学的裏付けを行った上で、提起しているなら話しは別ですが)
実績が十分ある人だけに、説得力がありますが、
強者の論理であると個人的に思います。
言語的、論理的、数学的能力が評価される社会ならば、
そういった能力の才能が恵まれている子は、圧倒的に有利です。
しかし、それらの能力があまりない方が普通だと思います。
私の友人の教師(私立校偏差値50ぐらいの学校勤務)に、今の学校の状況を聞いても、
学力の格差が信じられないぐらい上と下では開いているそうです。
どんな子でも、練習したり、頑張れば、できるようになるというのは、
CMと広告だけの世界だと思います。
同じ条件で、同じく努力しても、逆に、死ぬほど努力しても、
一方は評価され(普通に努力した子)、
一方は評価されない(死ぬほど努力した子)というのは、
自分の経験を振り返っても、真実だと思う。
才能がある子が、結果を出し、スポットライトを浴びる世の中になっているが、
(もちろん才能のある子のたゆまぬ努力は認めます)
それだったら、きちんと挨拶を出来て、素直に謝ることができて、
いただきますとご馳走様が、きちんと言える子に育てる方が、
これから日本社会で、���きる上で、大事な能力ではないかなと思う。
上記は、「当たり前」なことですが、
その「当たり前」が出来ていない子が増えていると思います。
結果として、他社に認められず、社会から評価を受けない子が、
大量に出現していると思います(※17年度に中高生に将来は明るいか聞いた調査では、
7割の高校生が否定的な将来を描いているという結果が出ている)。
たぶんこの先、日本社会は、多くの人は助け合わなくては生きていけないと感じるので、
(現状で04の世帯平均所得をピークに、現在では25%減少している。歯止めが、かかっていない
以前のように企業が潤えば、個人も潤うとは90年代の論理で、今は企業が儲けても、
個人の所得が増加する構造になっていない)
上記のことができれば、助けられる確率が高まるように思う。
少数派を持ち上げるのではなく、大多数の人が幸福を感じられるような社会を
作るのは、大人の責任だと思いますが、実際はそうなってはないように思います。
今は、必要となる能力は何かという視点よりも、生き延びる方法を模索し、
実践していく方が、現実的な気がします。
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この手の本は基本的に失敗を恐れるな。チャレンジしろと書いてあることが多い。これが出来る人って意外となかなかいない。皆、一緒が安心なのはわかるけれど今後は無理だろうな。日本の教育って木に例えると伸びている枝を切って皆んな同じ丸太にするようだなと思う。今後は変わるのでしょう。
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めちゃ面白い
藤原さんは大学生の頃から尊敬している方で、著書にパワーが込められている
希少性を高める努力をしよう
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AIに代わられる仕事ベスト5に入っている仕事をしている私はすぐさま危機感を持たないといけない。蓄えられてきた常識や認識がもう役には立たず、迫ってきている新しい時代の中で生き残るために自分はどうするのか。残りの人生が長い30代は恥をかけなくなってきていることも踏まえ、早急に対策を立てねばならない。
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これは良書。
子育て的な観点から、親として我が子が未来をしっかり生きるために意識しておかねばならないことが、ちゃんとズバリと答えられていることに加え、社会人としての自分自身にも大変参考になる観点ばかり。
これからは、情報編集力の時代。
それには、
1.たくさん遊び、突発的な事態に対処する経験などを積み重ねてイマジネーション豊かにすること。
2.海外を経験させる。1週間2週間よりは1ヶ月2ヶ月。1年よりは2年。長ければ長いほど、苦労を通して自己肯定感や他人からのクレジットの核につながる。
3.「面倒なほう、厳しい道、よりタフな状況」を選ばせる。人間のロボット化が進む中で、人間として生きるには、どれだけアタマを柔らかくして対処したかの勝負になる。タフな経験を通じて、自分の希少性を高めることが稼げる大人への道。
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著者はリクルートで活躍した後に、民間初の公立小学校の校長になった人。
その人が、現在奈良市立の高校の校長をしており、そこの生徒(高校生)に向けて語った事を本にしたもの。
現在高校生の人が社会人になる事には、そして社会で活躍する世界は、親の世代とは3つ大きく違う人生を歩むことになる。
1つは、2020年代半ばには、多くの親が体験した「標準的な人生モデル」が追求できない。
2つは、スマホとそれに繋がったネット世界の広がり。そして人生の半分はネット上で暮らすことになる。
3つは、人生の長さ(ライフスパン)が決定的に異なる
10年後にはルーティン作業的な業務は、AIに変わられると考えられている、
そこには事務作業や窓口ばかりではなく、会計士などの業務も含まれている。
本書では、そんな近未来で必要とされる、AI*ロボット技術が幾ら発達しても
それにに掛け合わせる「人間の知恵や生きる力」はなくならない。
その人間の知恵を掛け合わせられる場所で活躍できるに、今考えることを紹介している。
生きる力は3つ
・基礎的人間力(土台):体力忍耐力、精神力、集中力、持久力、バランス感覚、直観など
・情報処理力(知識技能)):国語、英語、数学、科学、歴史、体育、芸術など
・情報編集力(思考力、判断力):コミュニケーション、ロジカルシンキング、シミュレーションなど
問題を考える力は、7割が「情報処理力」で3割が「情報編集力」ではないか?
社会人の仕事もこの原則が生きてくるので、処理仕事を早く正確にこなせる人が必須条件になる。
globalにも通用する人材が身につけるリテラシー(作法、振る舞い)
1.コミュニケーション:異なる考えを持つ他者と交流しながら自分を成長させる
2.ロジカルシンキング:常識や前例を疑いながら柔軟に「複眼思考」する
3.シミュレーション:頭の中でモデルを描き、試行錯誤しながら類推する
4.ロールプレイング:他社の立場になり、その考えや思いを想像する
5.プレゼンテーション:相手とアイデアを共有するために表現する
→5つはゲームの要素であり、遊びがその基盤を作ることなので、受験勉強もゲームと捉えると情報編集力が着くまたとない機会に変わる。
人柄を高める3つの基本
1.挨拶が出来る事
2.約束を守る事
3.人の話が聴ける事
気に入った言葉
・日常の知識を得る事はデジタル化、外注化されるから、むしろ自分自身の考え方、創造性、批判的思考(クリティカルシンキング)が問題解決や判断のカギを握る(P50)
・実社会では、自分で仮定を導き出しあれこれ試行錯誤しながら問題解決してくれる人材を求めているので、仮性ツは他人が与えてくれると思い込んでいるようではちょっとまずい(P63)
・情報編集力が高い人は、「遊び」と「戦略性」がある
・何かで縁を感じたら、もう飛び込んでしまった方が良い。無謀に飛び込んでしまってからの方が思考回路が働き始めるのではないかでしょうか
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リクルートから東京和田中の校長となった藤原氏の著書和歌山の一条高校の校長として今後の子ども達に情報編集能力が大切だという。情報処理と情報編集、そして人間性が大切。