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紙の本

長女から見た父・手塚治虫

2017/11/10 12:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

漫画の神様手塚治虫の長女るみ子によるエッセイ集。
2003年刊の光文社知恵の森文庫版に加筆・修正したもの。
幼少時からの著者の成長をなぞりつつ、父・治虫の家庭内での素顔を長女の視点から描き出す。
手塚治虫については、その天才的な仕事ぶりや超人的かつ狂人的な言動など、オーソドックスなものからエキセントリックなものまで、研究書・エッセイなどの書籍類だけでも様々な評価がなされてきている。
本書は、そんな「神様」の長女が書き著した身内のみが知り得た、父親・手塚治虫の貴重な記録といえよう。
虫プロダクションと並立していた富士見台の大邸宅の思い出に始まり、思春期、成人と辿り、手塚治虫の入院・死去へと語られる様々なエピソードは、ユーモラスでありながらも、実の娘らしく(あるいは著者の性格もあってか)容赦ない本音の切り口に溢れている。
多数の連載を抱え、絶えず原稿の締め切りに追われていたことで有名な手塚だが、そんな中でも定期的に家族旅行を企画することは欠かさなかったという話は、身内ならではのエピソードだ。
もっとも、自ら企画し、バスやホテル等の手配まではするものの、当人は多忙のため欠席することもあったというが。
決して型にはまった良い子ちゃんではなかった様子の著者だが、手塚が娘を大声で叱ったようなことはなかったようで、また著者も父を愛してやまなかったようだ。
本書の終盤、手塚が胃がんで入院・死去する展開では、著者の父への愛が痛々しさを伴いつつ強く描かれる。
幼少期からたどたどしく描かれてきた父親への愛が、悲しくも死別の際になって、改めて明確な形をとって表出したかのようである。
この手塚治虫逝去の身内側からの描写は興味深く、「漫画の神様死去」に沸くマスコミ・世間とのギャップが感じられるが、これは本書のどのエピソードにも多少なりと見られる長女ならではの視点・立場に起因するものだ。
実娘にしか書けない父・手塚治虫が、この一冊に溢れている。
本書は、手塚ファンのみと言わず、手塚作品を一つでも読んだことのある人にも、ぜひ読んでもらいたい。
また、娘を持つ親である人にも勧めてみたいエッセイである。

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2017/04/20 16:01

投稿元:ブクログ

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2020/01/05 05:32

投稿元:ブクログ

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