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騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 みんなのレビュー

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みんなのレビュー142件

みんなの評価4.1

評価内訳

132 件中 1 件~ 15 件を表示

2017/04/25 02:33

投稿元:ブクログ

私、肖像画家。妻、柚から好きな男ができたと別れを告げられる。家を出て、一人旅に出る。絵が書きたくなり、東京に戻る。車も故障して廃車。美大の仲間、雨田に住む所がないか相談。伯父の有名画家が呆けたので、住んでいた家に住んでくれないかと依頼される。小田原の山奥の別荘で絵画教師をしながら倹しく暮らす。生徒で人妻と肉体関係。
家の中に、騎士団長殺しの絵を発見。
ドンジョバンニ
隠していた、その意味は?有名画家が洋画家から日本画家に転向し大成功
高額で肖像画を依頼されて、承諾。依頼者は近所の白い別荘の住む。免色(メンシキ)渉(わたる)。54才。引退した実業家。オペラを聞きながら肖像画を描く。真夜中に鈴のような音が聞こえることを伝える。地元の業者に依頼して、掘り起こすと、石の下の空間に鈴があった。即身仏はなし。
肖像は完成したが、希望したものとは違うと納品を断るが気に入られて、乾く前にメンシキにひきとられた
東北で抱いた行きづり女がいた。知り合ったレストランにいた男(俺は知っている)が顔を突然書きだす
鈴が夜中にスタジオで鳴った。スタジオには身長60cmの騎士団長が真夜中に登場。イデアだとなのる
全ての行動を見ている。自分にしか見えない
メンシキの家にも同行。
メンシキが、自分が愛した女が自分の子供を産んだ可能性があると告白。娘は13歳。私の妹が死んだのと同じ。
妹は膨らみかけた乳房の下の心臓病で亡くなった。
そんため、小さい乳房が好きになった。
妹の名前は小径コミチ。コミと呼んでいた。
メンシキの娘、秋山まりえ。絵画教室の生徒。メンシキが自分に近づいてきたのも、そばに住んでいるのも、秋山まりえに近づくためだった。
肖像画のモデルに秋山まりえ。メンシキが裏からしくむ
叔母(父の妹)秋山笙子ショウコと家にやってきた
まりえは乳房が小さいにを気にしていた。叔母は大きい乳房だと私に教えた
メンシキが別荘の持ち主、画家の履歴を調査結果を教えた。アンシュルスの時に殺人事件に巻き込まれ強制送還された。騎士団長殺しで、殺しているのは自分。殺したのはナチス幹部。洋画との決別?
柚子と正式に離婚。

2017/04/01 11:51

投稿元:ブクログ

入院中に一気に読んだ。
好きだとは言わないけれど、先がどんどん読みたくなる小説で入院の退屈さを忘れられた。

2017/04/01 07:49

投稿元:ブクログ

アニメ化してもかまわない?かまわないよ。ウィーン場面は「ジョーカーゲーム」の製作チームでしょう?やれやれ!(アニメ映画にしてもよいかもーな感想)

2017/05/24 12:31

投稿元:ブクログ

前半の方が面白かった。好奇心にはリスクが伴うというのが胸に刺さった。
音楽、食べ物、仕事、洋服、性的なこと、南京事件、セリフの言い回し、などなどが、いかにも村上春樹だった。
読んでいると夢中になる。でも、何が後に残ったのかがわからない。それが村上春樹…なのかな。

2017/05/07 12:40

投稿元:ブクログ

久しぶりにファンタジーと現実の溶け具合が好きな割合の村上作品。不思議な隣人、鳴る鈴の音、あらわれる騎士団長。どう絡み合って後半を迎えるのか。

2017/04/18 21:18

投稿元:ブクログ

今のところ、そこまで、わくわく読み進めるほどではないかな……?まりえちゃんが出てきてなんだか気になるようになった。ひとつしっくりこない描写があって、2部でどうなるんだろうと思ってる。

2017/03/09 23:49

投稿元:ブクログ

久々の村上春樹
この人の比喩表現はいつも素敵だと思うのだけど、今回は全般に冗長な書きぶりが目につくか。一人称が「私」なのもちょっと違和感。

展開としては一本道で読みやすい。珍しくハッピーエンドなのも賛否が分かれそう

2017/03/19 16:43

投稿元:ブクログ

【No.55】「あなたはものごとを納得するのに、普通の人より時間がかかるタイプのようです。でも長い目で見れば、たぶん時間はあなたの側についてくれます」「四十歳という年齢は人にとってひとつの分水嶺なのだ。そこを越えたら、人はもう前と同じではいられない」「成功を収めたあとの人生というのは、往々にして退屈なものだ」「遠くから見ればおおかたものごとは美しく見える」「原因のない結果はない。卵を割らないオムレツがないのと同じように」「人は時として大きく化けるものです。自分のスタイルを思い切って打ち壊し、その瓦礫の中から力強く再生することもあります」「大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。そういうポイントがやってきたら、素早くその尻尾を掴まなくてはなりません。しっかりと堅く握って、二度と話してはならない。世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます」「誰かと一緒に暮らすということが、ワタシの性格や生き方に合わなかった」「たとえどんな結果が出るにせよ、ものごとには必ず良い面と悪い面がある。良い面を見るようにしろよ。つまらん忠告かもしれないが、どうせ同じ通りを歩くのなら、日当たりの良い側を歩いた方がいいじゃないか」

2017/02/26 21:26

投稿元:ブクログ

2017年13冊目。

いつかのインタビューで、「『カラマーゾフの兄弟』のような総合小説をいつか書きたい」と言っていた記憶がある。
今作のタイトルから「父なるものを殺す」というイメージが湧き、あの時の宣言に対する挑戦作なのではと想像した。
騎士団長と『海辺のカフカ』のカーネル・サンダース、穴の中にこもるシーンは『ねじまき鳥クロニクル』の井戸のシーン、など、過去の作品からの既視感が強い表現が多い印象を受けた。
が、それはやはり村上春樹さんの中の強烈なイメージが出てきている証拠で、それらのイメージが今作でさらに深まって、過去に出してきたものの集大成的なものとなる、という期待を第2部に。
芸術家の主人公であることからも、著者自身の「創作」に対する捉え方が如実に表れている気がする。
暗くて深い場所をくぐり抜ける体験を、物語を通じてしたい。

2017/03/01 20:31

投稿元:ブクログ

ここ最近の作品には、何となく外国語訳された姿が透けて見えていましたが、今回は趣が違います
淡々とたくさんの情報が詰まった文章が続きますが、目は滑りません

2017/04/18 22:10

投稿元:ブクログ

幼いころに、日本の物語より先に海外からの翻訳された文章表現に慣れてしまっているわたしには、村上さんのような描写の仕方は、とてもしっくりくる。
ただ、正直言ってまだ自分が子どもの心だけの頃には敬遠していた匂いみたいなものが、時を経て、ようやく年齢を重ね大人になったことで、深く嗅げるようになってきたように思う。
村上作品を本当に味わえるのはこれからだと、今少し嬉しい気分。

2017/04/28 23:43

投稿元:ブクログ

『青年時代の私は、フォルムの形式美やバランスみたいなものに強く惹きつけられていた。それはそれでもちろん悪くない。しかし私の場合、その先にあるべき魂の深みにまでは手が届いていなかった』―『4 遠くから見ればおおかたのものごとは美しく見える』

遠くからきれいなものだけを眺めていたいのなら小説など読まないほうがいいのかもしれない。近寄ってみれば大概のものは凸凹でグロテスクあったり色々なものが一緒くたになって汚らしかったり。人も仮面の下でベロを出してこちらを見ているか、顔だけはこちらに向けながら全く別のことを考えているか。小説はそういうものを全て白日の下に晒してしまう。

村上春樹に関して言えば、やたらと投げ込まれる性的な描写と、もはやお馴染みになったアンダーグラウンドのドロドロ。それをどう受け止めるかということになるのだろう。それは誰の心にもあるんだよ、という語りかけが、この随分と非現実的な例え話を通して続く。そんなものかな、とも思うし、そんなことはない、とも思う。積極的に見たくはないのに目を逸らすことも出来ない。思考停止ではなく思考過多による機能不全。思考することを可能にした脳の発達によって人間は飛躍的に進化したというけれど、その思考によって人間は不自由でもある。そんなことをぽつりぽつり考える。

「1Q84」がそうであったように、この物語も閉じているようで何も閉じていない。村上春樹の書く物語に大団円など期待している訳ではないけれど、このあちらこちらに開きっ放しになつている物語を一つ一つ閉じなければ現実の世界には戻れないよと、ミヒャエル・エンデの物語のように問われたら、村上春樹は暗いアンダーグラウンドから戻ってくることは出来ないだろう。もちろん村上春樹の主人公はいつも現実の世界に戻って来る。戻ってきた所が、元の現実の世界かどうかの保証は無いけれど。そして底無しの暗くドロドロとした穴の中に何があるのかも解ったようで判らない。ただ、いつもカエルくんのような存在がいて穴の底に落ち込んでしまわないよう助けてくれる。そんな風にまとめてしまうと村上春樹はいつも同じ話を書いているのだとも言える。

土地の名前、車の種類、ウィスキーのメーカー、そして、音楽に関わる固有名詞たち。そういうものはどれもこれも実際の名前であるのに、そこから何かが連想されて物語に影響を与える訳でもないところも村上春樹的だな思うところ。それは舞台の小道具のようにさり気なく置かれたという文脈の中に在りながら、かなりわざとらしく存在が主張される。そのイコンの意味するものは何か。これもいつものことだが、その意味を上手く掴み取ることが出来ない。それは、あたかも現実の世界を見分ける符丁であるかのように書き込まれるのだが、シンボリックなものであればある程嘘臭く実在が不確実に見える。例えばハメットの小説に登場する小道具も決まりきっているけれど、存在が否定されるかのように扱われる。そのシンボリックな意味合いは、例えば路地裏に転がるウイスキーの空瓶のように、大概の場合明らかだ。それに比べて村上春樹の小道具は存在を強烈に主張するが故に名詞に張り付いた意味が文脈から逸脱する。例えば白いスバル・フォレスターが持つ意味のように。この固有名詞の意味するものの表層的な印象とその仮面の下にある暗澹たる本質のコントラストと言うものが何よりも村上春樹的であるように思う。

それにしても、本書も「1Q84」と同じように、次の巻に続くのだろうな。何しろカオナシとペンギンのチャームの物語はまだ開始されてもいないのだから。

2017/05/06 08:16

投稿元:ブクログ

1Q84を積読にしたまま、読まずにいるので、久しぶりの村上作品。
まだ独特の世界観が掴めないのか、ペースがいまいち。第1部では、話の展開がどこに向かっていくのか、全く分からないので、第2部に期待。

2017/04/09 15:01

投稿元:ブクログ

ひさびさに村上春樹氏の一人称小説を手に取れた喜びが大きく、もったいなくてなかなか読み始められなかった作品。
いざ読み始めると、これは今までの(特に初期というか昔の)小説の集大成なのではないかと思うほどに、いろいろな過去の作品の登場人物やシーンが頭をよぎるので、それも懐かしくうれしい。

「騎士団長殺し」という絵がこの小説のポイント。五反田君が出演していた「片想い」や、ふかえりの「空気さなぎ」のように。この絵が、現実(とされる)世界と、現実ではない(とされる)世界をつないでいる。さて、この深い穴はどこにつながっているのか。

2017/04/08 21:43

投稿元:ブクログ

まず驚いた。村上春樹ももう70手前、彼も人生とはかくあるべきかということを総括する年齢に入ったのかもしれない。

彼はこれまで極めて個人的なテーマをもって社会とのデタッチメントを保ってきた。しかしながら、『色彩のない多崎つくる』から社会というか人とのコミットメントについて正面から向き合うことになり、それが結実したように見える。現に、父親としての主人公であったり、「我を捨てる」というワードが出てきたり、東日本大震災などの現在進行形の現実のニュースにが彼の小説で扱われるのは自分の記憶の限り初めてだ。また、もちろん色のない免色渡は訣別すべきもう一人の主人公だ。免色の設定がグレートギャッツビーのニック・キャラウェイまんますぎて、彼がずっと描きたかったことってこういうことだったんかな、とも思う。「この世界には確かなことなんて何ひとつないかもしれない。でも少なくとも何かを信じることはできる」このオチは『世界の終り』で世界の終わりから出てきたときのような感覚がある。

ただ、テーマとしてはこれまでと全く違って新鮮で、評価もできるものの、内容的にはどうかな、と思う。まず走り出しが遅い、相変わらずかなりのスロースターター。183ページ目くらいからいつもの春樹節が始まる。それまでは結構退屈(逆に何の展開もない話で183ページ引っ張れる筆力はさすがだが…)ギミックとして、何かのきっかけで自分の周りの世界に歪みが生じて、穴や井戸といったメタファーとしての別世界へのトンネルをくぐって問題を解決し、最後に輪が閉じられるという春樹パターンは同じだが、騎士団長殺し、画家といったあまりに浮世離れしたものを中心に据えるのはどうなのかと思う。それにより、彼らの悩みや一挙一動は他の人からすればまあ勝手に悩めば?みたいな感じになってしまう。ブルース・スプリングスティーンは出てきたものの、『1Q84』同様、ロックではなくクラシック、アメリカよりもウィーンに小道具が移ってきているのも微妙か。高等遊民みたいになっている。さらに、基本的に画家と家の周りなので、『ねじまき鳥』とか『カフカ』みたいにロケーションの動きがあまりなく退屈。あと、作品を追うごとに性的描写がねちっこくなってきていてもはや変態の域でありぶっちゃけキモい。あとあと、これは彼の限界だなと思ったのは、人を愛するというテーマを扱うために子供や父親という徹底的に俗世な描写にチャレンジしてみたものの、彼の生活環境故か本編の内容に比べてあまりに一般的で浅い描写で、作家には色々な経験や環境が必要であり、経験していないことは書けないということが分かった。

最後に、一級品の比喩表現は衰え知らず流石です。また長い小説だが、最後まで読んで頭から再度拾い読みすると、きちんと一貫して今回のテーマを読者に目立たせることなくずっと語られてる。材料を所々撒きながらも、途中でテーマがばれることはない。このあたりはやはり一流。

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