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騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 みんなのレビュー

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みんなのレビュー142件

みんなの評価4.1

評価内訳

136 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

今度の主人公は肖像画家です

2017/03/13 00:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:NaK - この投稿者のレビュー一覧を見る

今度の主人公は肖像画家です。
IQ84と比較するとテンポがちょっと悪いです。
基本は謎解きっぽいですが、そこまで引き込まれる謎かというと。。。
まぁ、暇なときに読むぶんにはそれなりに楽しめると思います。

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紙の本

炸裂、村上ワールド

2017/05/24 00:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は、妻に別れを言い渡されて家を出、小田原に近い山荘に暮らしている。職業は肖像画家と言っていいが、生計の足しに、子供や女性を対象にした絵画教室の講師も務めており、生徒である中年女性と肉体関係もある。山荘の持ち主は同業の友人だが、彼の父親は、将来を嘱望された洋画家でウイーン留学の経験もありながら、ヒトラーの侵攻を機に帰国し、一転、日本画に宗旨替えした。その山荘の中で主人公は、友人の父が描いたと思しき「騎士団長殺し」という絵画を屋根裏に発見。さらには免色と名乗る不可識な人物と出会うことによって、奇妙な世界に引き込まれていく。相変わらず比喩が多く、パーレンも多様、周りくどい文体もそこここにあるのだが、何より表面的に楽しむもよし、掘り下げて読むもよし、これが村上ワールドなのだろう。昨今の芥川賞作家あたりとは、根本的な力の相違を感じざぜるを得ない。後編に期待大。

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紙の本

これからどうなっていくのか楽しみである

2017/03/23 15:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

待ちに待った村上春樹の新作である。ぐいぐいと読者を引っ張っていく筆力はさすがである。最初から不思議な話であるが、第1部の終わりの方の展開は特に意外である。これからどうなっていくのか楽しみである。

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紙の本

引き継がれる命

2017/03/10 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネット上には村上春樹のベストアルバムという揶揄も聞こえるが、それは本書がまとっている見せかけにすぎない。むしろ作者は過去の作品に類似したモチーフやキャラクターを意図的に多用することで、セルフパロディのように見せつつ、重要なテーマを奥に隠しているように見える。主人公が書く肖像画のように、表に見える色彩だけで判断してはいけない。端的に言えば、この作品が描いているのは、父の死と子の誕生だ。物語上は友人の父だが、精神的には実父と実子のような結び付きを持つ。そして妻が孕んだ子もまた実子かどうか判然としないが、主人公は強い精神的結び付きを感じているようだ。過去作品の重要モチーフである井戸の変奏として、今作では石室が登場した。子の名前が室であるように、そして女性器を思わせる形状であることからも、これは命の通り道、産道を暗示している。東日本大震災を経て、村上春樹の視線が命に注がれているように感じる。

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2017/04/25 02:33

投稿元:ブクログ

私、肖像画家。妻、柚から好きな男ができたと別れを告げられる。家を出て、一人旅に出る。絵が書きたくなり、東京に戻る。車も故障して廃車。美大の仲間、雨田に住む所がないか相談。伯父の有名画家が呆けたので、住んでいた家に住んでくれないかと依頼される。小田原の山奥の別荘で絵画教師をしながら倹しく暮らす。生徒で人妻と肉体関係。
家の中に、騎士団長殺しの絵を発見。
ドンジョバンニ
隠していた、その意味は?有名画家が洋画家から日本画家に転向し大成功
高額で肖像画を依頼されて、承諾。依頼者は近所の白い別荘の住む。免色(メンシキ)渉(わたる)。54才。引退した実業家。オペラを聞きながら肖像画を描く。真夜中に鈴のような音が聞こえることを伝える。地元の業者に依頼して、掘り起こすと、石の下の空間に鈴があった。即身仏はなし。
肖像は完成したが、希望したものとは違うと納品を断るが気に入られて、乾く前にメンシキにひきとられた
東北で抱いた行きづり女がいた。知り合ったレストランにいた男(俺は知っている)が顔を突然書きだす
鈴が夜中にスタジオで鳴った。スタジオには身長60cmの騎士団長が真夜中に登場。イデアだとなのる
全ての行動を見ている。自分にしか見えない
メンシキの家にも同行。
メンシキが、自分が愛した女が自分の子供を産んだ可能性があると告白。娘は13歳。私の妹が死んだのと同じ。
妹は膨らみかけた乳房の下の心臓病で亡くなった。
そんため、小さい乳房が好きになった。
妹の名前は小径コミチ。コミと呼んでいた。
メンシキの娘、秋山まりえ。絵画教室の生徒。メンシキが自分に近づいてきたのも、そばに住んでいるのも、秋山まりえに近づくためだった。
肖像画のモデルに秋山まりえ。メンシキが裏からしくむ
叔母(父の妹)秋山笙子ショウコと家にやってきた
まりえは乳房が小さいにを気にしていた。叔母は大きい乳房だと私に教えた
メンシキが別荘の持ち主、画家の履歴を調査結果を教えた。アンシュルスの時に殺人事件に巻き込まれ強制送還された。騎士団長殺しで、殺しているのは自分。殺したのはナチス幹部。洋画との決別?
柚子と正式に離婚。

2017/04/01 11:51

投稿元:ブクログ

入院中に一気に読んだ。
好きだとは言わないけれど、先がどんどん読みたくなる小説で入院の退屈さを忘れられた。

2017/04/01 07:49

投稿元:ブクログ

アニメ化してもかまわない?かまわないよ。ウィーン場面は「ジョーカーゲーム」の製作チームでしょう?やれやれ!(アニメ映画にしてもよいかもーな感想)

2017/05/24 12:31

投稿元:ブクログ

前半の方が面白かった。好奇心にはリスクが伴うというのが胸に刺さった。
音楽、食べ物、仕事、洋服、性的なこと、南京事件、セリフの言い回し、などなどが、いかにも村上春樹だった。
読んでいると夢中になる。でも、何が後に残ったのかがわからない。それが村上春樹…なのかな。

2017/05/07 12:40

投稿元:ブクログ

久しぶりにファンタジーと現実の溶け具合が好きな割合の村上作品。不思議な隣人、鳴る鈴の音、あらわれる騎士団長。どう絡み合って後半を迎えるのか。

2017/04/18 21:18

投稿元:ブクログ

今のところ、そこまで、わくわく読み進めるほどではないかな……?まりえちゃんが出てきてなんだか気になるようになった。ひとつしっくりこない描写があって、2部でどうなるんだろうと思ってる。

2017/03/09 23:49

投稿元:ブクログ

久々の村上春樹
この人の比喩表現はいつも素敵だと思うのだけど、今回は全般に冗長な書きぶりが目につくか。一人称が「私」なのもちょっと違和感。

展開としては一本道で読みやすい。珍しくハッピーエンドなのも賛否が分かれそう

2017/03/19 16:43

投稿元:ブクログ

【No.55】「あなたはものごとを納得するのに、普通の人より時間がかかるタイプのようです。でも長い目で見れば、たぶん時間はあなたの側についてくれます」「四十歳という年齢は人にとってひとつの分水嶺なのだ。そこを越えたら、人はもう前と同じではいられない」「成功を収めたあとの人生というのは、往々にして退屈なものだ」「遠くから見ればおおかたものごとは美しく見える」「原因のない結果はない。卵を割らないオムレツがないのと同じように」「人は時として大きく化けるものです。自分のスタイルを思い切って打ち壊し、その瓦礫の中から力強く再生することもあります」「大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。そういうポイントがやってきたら、素早くその尻尾を掴まなくてはなりません。しっかりと堅く握って、二度と話してはならない。世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます」「誰かと一緒に暮らすということが、ワタシの性格や生き方に合わなかった」「たとえどんな結果が出るにせよ、ものごとには必ず良い面と悪い面がある。良い面を見るようにしろよ。つまらん忠告かもしれないが、どうせ同じ通りを歩くのなら、日当たりの良い側を歩いた方がいいじゃないか」

2017/02/26 21:26

投稿元:ブクログ

2017年13冊目。

いつかのインタビューで、「『カラマーゾフの兄弟』のような総合小説をいつか書きたい」と言っていた記憶がある。
今作のタイトルから「父なるものを殺す」というイメージが湧き、あの時の宣言に対する挑戦作なのではと想像した。
騎士団長と『海辺のカフカ』のカーネル・サンダース、穴の中にこもるシーンは『ねじまき鳥クロニクル』の井戸のシーン、など、過去の作品からの既視感が強い表現が多い印象を受けた。
が、それはやはり村上春樹さんの中の強烈なイメージが出てきている証拠で、それらのイメージが今作でさらに深まって、過去に出してきたものの集大成的なものとなる、という期待を第2部に。
芸術家の主人公であることからも、著者自身の「創作」に対する捉え方が如実に表れている気がする。
暗くて深い場所をくぐり抜ける体験を、物語を通じてしたい。

2017/03/01 20:31

投稿元:ブクログ

ここ最近の作品には、何となく外国語訳された姿が透けて見えていましたが、今回は趣が違います
淡々とたくさんの情報が詰まった文章が続きますが、目は滑りません

2017/04/18 22:10

投稿元:ブクログ

幼いころに、日本の物語より先に海外からの翻訳された文章表現に慣れてしまっているわたしには、村上さんのような描写の仕方は、とてもしっくりくる。
ただ、正直言ってまだ自分が子どもの心だけの頃には敬遠していた匂いみたいなものが、時を経て、ようやく年齢を重ね大人になったことで、深く嗅げるようになってきたように思う。
村上作品を本当に味わえるのはこれからだと、今少し嬉しい気分。

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