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騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 みんなのレビュー

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みんなのレビュー138件

みんなの評価4.1

評価内訳

134 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

感じて読む

2017/02/26 16:18

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

どこから切り取っても完全なる村上春樹。いささか、あるいは、便宜上、ブラックコーヒー、サンドウィッチ、ブランデー、クラッシク、そして対義語で語られる本質のようなもの。意味を探りながら読んではいけない、常に感じ取る小説。騎士団長が顕れたあたりから、ちょっと物語の方向が変わってきた。私的には面白くなってきた。いろいろな出来事が多くおこるが、劇的スピードで何かが変わる訳ではない。全部、布石といえばそんなようなものなんだろう。主人公はとりとめなく、とても受動的だ。判断しているようでいて、流されている。さて下巻。

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紙の本

楽しい春樹ワールド

2017/04/10 20:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えるべっく - この投稿者のレビュー一覧を見る

みんなの書評の評価は低いようだが、
いえいえ楽しい春樹ワールドです。

タイトルが「騎士団長殺し」なので
ドンジョバンニを何回も聞き直した。
結局、ドンナ・アンナの声しか残らず、
騎士団管区長はよくわからなかったが。。

あいかわらす、登場人物は
ハミガキをするように、交わるし
騎士団長もそうだが、
メンシキさんも負けず劣らず謎だし、
どんどんページが進む。

後編が楽しみです。

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紙の本

何か不思議な感じが

2017/03/30 17:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミックぱぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る

淡々と進んでいるようで、気がつくと緊張感が高まっている。そんな不思議な手触りでした。

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紙の本

いわゆる春樹の小説

2017/03/08 11:48

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケントマイルド - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が人と交流がうすくて、パートナーがクールで、サブキャラが完璧な人で…って感じです。結構、色々な小説でそうだと思います。でも面白い。読んで損はないかと。

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紙の本

流れ流れて止まらない文体

2017/03/06 22:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は一人称の文体で本書ほど読みやすい本を読んだことがない
20~30ページ程度で章が変わるので小休止が取りやすい
章の題名も章のどこかで出てくる表現や台詞が用いられているため
どこで表現が出てくるのかと読む前の楽しみになる 
同時にや読んだあと内容を記憶に残しやすい

謎は謎のままで1部では解決しない
私は1部の読後には2部をすぐに読みたくなった
1部と2部まとめて用意して読書をはじめて正解だった

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2017/04/25 02:33

投稿元:ブクログ

私、肖像画家。妻、柚から好きな男ができたと別れを告げられる。家を出て、一人旅に出る。絵が書きたくなり、東京に戻る。車も故障して廃車。美大の仲間、雨田に住む所がないか相談。伯父の有名画家が呆けたので、住んでいた家に住んでくれないかと依頼される。小田原の山奥の別荘で絵画教師をしながら倹しく暮らす。生徒で人妻と肉体関係。
家の中に、騎士団長殺しの絵を発見。
ドンジョバンニ
隠していた、その意味は?有名画家が洋画家から日本画家に転向し大成功
高額で肖像画を依頼されて、承諾。依頼者は近所の白い別荘の住む。免色(メンシキ)渉(わたる)。54才。引退した実業家。オペラを聞きながら肖像画を描く。真夜中に鈴のような音が聞こえることを伝える。地元の業者に依頼して、掘り起こすと、石の下の空間に鈴があった。即身仏はなし。
肖像は完成したが、希望したものとは違うと納品を断るが気に入られて、乾く前にメンシキにひきとられた
東北で抱いた行きづり女がいた。知り合ったレストランにいた男(俺は知っている)が顔を突然書きだす
鈴が夜中にスタジオで鳴った。スタジオには身長60cmの騎士団長が真夜中に登場。イデアだとなのる
全ての行動を見ている。自分にしか見えない
メンシキの家にも同行。
メンシキが、自分が愛した女が自分の子供を産んだ可能性があると告白。娘は13歳。私の妹が死んだのと同じ。
妹は膨らみかけた乳房の下の心臓病で亡くなった。
そんため、小さい乳房が好きになった。
妹の名前は小径コミチ。コミと呼んでいた。
メンシキの娘、秋山まりえ。絵画教室の生徒。メンシキが自分に近づいてきたのも、そばに住んでいるのも、秋山まりえに近づくためだった。
肖像画のモデルに秋山まりえ。メンシキが裏からしくむ
叔母(父の妹)秋山笙子ショウコと家にやってきた
まりえは乳房が小さいにを気にしていた。叔母は大きい乳房だと私に教えた
メンシキが別荘の持ち主、画家の履歴を調査結果を教えた。アンシュルスの時に殺人事件に巻き込まれ強制送還された。騎士団長殺しで、殺しているのは自分。殺したのはナチス幹部。洋画との決別?
柚子と正式に離婚。

2017/04/01 11:51

投稿元:ブクログ

入院中に一気に読んだ。
好きだとは言わないけれど、先がどんどん読みたくなる小説で入院の退屈さを忘れられた。

2017/04/01 07:49

投稿元:ブクログ

アニメ化してもかまわない?かまわないよ。ウィーン場面は「ジョーカーゲーム」の製作チームでしょう?やれやれ!(アニメ映画にしてもよいかもーな感想)

2017/05/07 12:40

投稿元:ブクログ

久しぶりにファンタジーと現実の溶け具合が好きな割合の村上作品。不思議な隣人、鳴る鈴の音、あらわれる騎士団長。どう絡み合って後半を迎えるのか。

2017/04/18 21:18

投稿元:ブクログ

今のところ、そこまで、わくわく読み進めるほどではないかな……?まりえちゃんが出てきてなんだか気になるようになった。ひとつしっくりこない描写があって、2部でどうなるんだろうと思ってる。

2017/03/09 23:49

投稿元:ブクログ

久々の村上春樹
この人の比喩表現はいつも素敵だと思うのだけど、今回は全般に冗長な書きぶりが目につくか。一人称が「私」なのもちょっと違和感。

展開としては一本道で読みやすい。珍しくハッピーエンドなのも賛否が分かれそう

2017/03/19 16:43

投稿元:ブクログ

【No.55】「あなたはものごとを納得するのに、普通の人より時間がかかるタイプのようです。でも長い目で見れば、たぶん時間はあなたの側についてくれます」「四十歳という年齢は人にとってひとつの分水嶺なのだ。そこを越えたら、人はもう前と同じではいられない」「成功を収めたあとの人生というのは、往々にして退屈なものだ」「遠くから見ればおおかたものごとは美しく見える」「原因のない結果はない。卵を割らないオムレツがないのと同じように」「人は時として大きく化けるものです。自分のスタイルを思い切って打ち壊し、その瓦礫の中から力強く再生することもあります」「大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。そういうポイントがやってきたら、素早くその尻尾を掴まなくてはなりません。しっかりと堅く握って、二度と話してはならない。世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます」「誰かと一緒に暮らすということが、ワタシの性格や生き方に合わなかった」「たとえどんな結果が出るにせよ、ものごとには必ず良い面と悪い面がある。良い面を見るようにしろよ。つまらん忠告かもしれないが、どうせ同じ通りを歩くのなら、日当たりの良い側を歩いた方がいいじゃないか」

2017/02/26 21:26

投稿元:ブクログ

2017年13冊目。

いつかのインタビューで、「『カラマーゾフの兄弟』のような総合小説をいつか書きたい」と言っていた記憶がある。
今作のタイトルから「父なるものを殺す」というイメージが湧き、あの時の宣言に対する挑戦作なのではと想像した。
騎士団長と『海辺のカフカ』のカーネル・サンダース、穴の中にこもるシーンは『ねじまき鳥クロニクル』の井戸のシーン、など、過去の作品からの既視感が強い表現が多い印象を受けた。
が、それはやはり村上春樹さんの中の強烈なイメージが出てきている証拠で、それらのイメージが今作でさらに深まって、過去に出してきたものの集大成的なものとなる、という期待を第2部に。
芸術家の主人公であることからも、著者自身の「創作」に対する捉え方が如実に表れている気がする。
暗くて深い場所をくぐり抜ける体験を、物語を通じてしたい。

2017/03/01 20:31

投稿元:ブクログ

ここ最近の作品には、何となく外国語訳された姿が透けて見えていましたが、今回は趣が違います
淡々とたくさんの情報が詰まった文章が続きますが、目は滑りません

2017/04/18 22:10

投稿元:ブクログ

幼いころに、日本の物語より先に海外からの翻訳された文章表現に慣れてしまっているわたしには、村上さんのような描写の仕方は、とてもしっくりくる。
ただ、正直言ってまだ自分が子どもの心だけの頃には敬遠していた匂いみたいなものが、時を経て、ようやく年齢を重ね大人になったことで、深く嗅げるようになってきたように思う。
村上作品を本当に味わえるのはこれからだと、今少し嬉しい気分。

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