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騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 みんなのレビュー

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みんなのレビュー149件

みんなの評価4.1

評価内訳

149 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

春樹ワールド全開

2017/04/23 15:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えるべっく - この投稿者のレビュー一覧を見る

まあ楽しく読みました。
第2部はまりえの失踪が中心となったが、
まりえの出生の秘密ほか、
いくつかの謎は、解明されないまま終わる。
ユズとの関係が修復され、ハッピーエンドエンドとも
取れるが、まあ春樹さんらしい終わり方だ。

あの黒澤明さんでも、
晩年はそのキレを失ったことを思うと、
「1Q84」や「ねじまき鳥」ほどではないにしろ、
そこそこの秀作だったと思う。

楽しく読みました。

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紙の本

最後が…

2017/03/08 11:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケントマイルド - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後が少し、モヤモヤが残るのも春樹流? あとは想像におまかせなんでしょうか?

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紙の本

本書は下巻ではない 第2部である

2017/03/06 23:08

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る

読後には第1部の冒頭につながる環が見える

顔のない人物の肖像画を描くくため
白いスバルフォレスターの男を描くため
まりえの成長を見届けるため
むろの父親であることを信じるため
メンシキの本質を見極めるため
主人公は時間を味方につけなくてはならない

本書は下巻でない 第2部である
時間を味方につけて 私は第3部を待つ

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紙の本

まだまだこれから

2017/03/01 22:15

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

メタファー。この物語がメタファー。何のメタファーなのかははっきりしないけれど。多くが回収されないまま終了した。謎は謎のまま。けれど特に気持ち悪いと思うこともないだろう。村上春樹の読者は尚更。あらすじで話してしまうときっとつまらない。ということは、人へ伝えるときは一字一句正確に伝えないと意味がない。そんな本って他に見たことない。はっきりとぼんやり、それら表裏をがっちり組ませることができるのは、やはりすごいと思う。この物語は続く予感。それを暗示させることが最後に記載されているから。むろもペンギンもこれからだ。

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紙の本

。「遷ろうメタファー」の意味がもうひとつよくわからない

2017/03/23 15:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ねじまき鳥クロニクル」と通じる点がいくつかあると感じた。そして先がまだあるような余韻を残している。村上春樹の作品はいつも何か余韻を残して終わるので、これでいいのかもしれないが。「遷ろうメタファー」の意味がもうひとつよくわからない。

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紙の本

失速した第二部

2017/03/17 12:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

第1部は、『女のいない男たち』の流れを引く村上春樹の新たな文体(落ち着いた大人の文体)が感じられて引き込まれたが、第2部はやや冗長で、物語もいつもの地下冥界巡りで先の読める展開になってしまった。ただ、第3部があるような気がするんだよな。白いスバルフォレスターの男との対決、顔のない男の肖像画、そして免色とまりえのその後、がまだ残っている。ぜひ続きを書いてほしい。

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2017/05/01 03:00

投稿元:ブクログ

ユズの浮気相手は友人の同僚だった
ユズは妊娠7か月。浮気相手とは結婚しない
秋川まりえ失踪。穴の中にまりえの携帯ストラップのペンギンを発見。
騎士団長の指示で雨田具彦に会いにいく。
騎士団長自身から自分を殺せと言われ、殺し。
絵画の中の人物、なが顔登場。何も知らない。
穴に入る。顔のない男に川をわたる時にペンギンをわたす。
横穴をくぐると祠の穴についた。鈴があったので鳴らす
穴の天井をメンシキがあけてくれる。
まりえは数日前に帰宅。何も話さない。
雨田具彦の息子で友人継彦から、どうやって病院からいなくなったのか聞かれるが、記憶喪失になったとごまかす
まりえに会いに行く。まりえはメンシキに家に忍び込む地下室に隠れていた。家を除かれていたこと。65Cのブラ、155cmの女性用の服がある部屋を発見。
メンシキが戻ってくる。クロゼットに隠れる。誰かが扉の前に長くいたが、そのまま立ち去る。騎士団長登場。
隠れるのを助けてもらう。地下室に隠れる
クリーニングが来た時に逃げ出す。私の家に行くがいないので自宅に戻る。
ユズとよりをもどす。まりえから、胸が大きくなったと連絡。メンシキと笙子は付き合っている。
肖像を書きながら、ユズの生んだ娘の父となる

2017/03/25 16:25

投稿元:ブクログ

さすが村上春樹とも言うべき、物語に含まれる多くの情報量と重なり合うメタファー的謎めいた事象が織りなす不思議なお話はいつもの面白さ。
個人的にはこの作品が、多くの含蓄を含む小沢健二氏の19年ぶりのとても示唆に富み優れたシングルソングとほぼ同時期に出たことが妙なつながりを感じた。

2017/04/01 11:53

投稿元:ブクログ

入院中に読んだ。
食事の時間に本を読んでいても誰にも何にも言われないのが良いところ。
1巻の感想で「好きではないが面白い」と書いたけれど、いかにもハルキストっぽい物言いだと思った。
違うけど。

2017/05/11 12:20

投稿元:ブクログ

第2部。おだやかな、おさまりのよい結末。途中冗長かなと感じる描写もあるけど、カフカやねじまき鳥が好きなら、好きになれる作品。

2017/04/28 07:27

投稿元:ブクログ

村上春樹作品を、後半のほうが面白いと思ったの初めてかもしれない。とは言え後半のまりえの語り部分以降は飽きてしまって、最後のエピローグみたいな部分は冗長に思えるところもあって、振り返ってみると第1部の後半〜第2部の前半がいちばん面白かったな。

個人的には、これまでの村上春樹作品より一般人向けでは?と思いました。一般人というか、非ハルキスト?伏線が完全に回収されるとはいかないまでも、触れられて、ある種の辻褄は合わせようという感じが見えるというか。そのあたりは嫌いじゃなかった。
そして、村上春樹作品の、非社交的で、だけど妙なこだわりを持ち、流されやすく、諦めがちで、哲学的な男主人公があんまり好きじゃないのですが、今回珍しく主人公にきゅんとしたところがあって、それは雨田くんとのやり取りでした。なんでだろう。ユズは、これこそ村上春樹作品のヒロイン!って思ったしタイプ的にあんまり好きではなかったけれど、メンシキさんもまりえちゃんも変わってはいるけど、割合世俗っぽくて好きだった。
総合的には読んで良かったなあと思える作品でした。

2017/03/20 16:20

投稿元:ブクログ

長年のファンとして、今こういうゆるい作品が生まれたことは素直に受け止めます。でもやっぱり、刺激が足りません。

2017/03/04 10:09

投稿元:ブクログ

上・下巻を通しての感想といえば、まさしく、イデアとメタファーの話。そのまんまなのだけれどその表現は当たっているのだと思う。二冊とも寝食を忘れるほど~じゃないけれど夢中にさせる読み応えあり。
最後はなんだかいらなかったかなぁ…
そうなるのわかっていたけれど。

翻訳に向く文章だと感じた。ご自身も翻訳されてるからなのか。あの有名な小説に雰囲気が似ている?!と感じたのも先入観のせいかもしれない。

早く、翻訳されて世界中の人たちに読んでいただきたいと思った。

2017/03/28 19:58

投稿元:ブクログ

【No.59】「自然の美しさは、金持ちにも貧しき者にも分け隔てなく公平に提供される」「時間が奪っていくものもあれば、時間が与えてくれるものもある。時間を味方につけることが大事な仕事になる」「どんなものごとにも明るい側面がある。どんなに暗くて厚い雲も、その裏側は銀色に輝いている」「人はいろいろと頭の中でものを考えるものです。考えてしまうものです。しかし物事が実際にどのような道筋を辿るものか、それは時間の経過を持たないとわかりません。すべては先のことになります」「試練はいつか必ず訪れます。試練は人生の仕切り直しの好機なんです。きつければきついほど、それはあとになって役に立ちます」「誰が見ても不健全な徴候です。蛸が自分の足を食べて生き延びているようなものです」「私は普通の人間ですと自己申告するような人間を信用してはいけない」「この人生にはうまく説明のつかないことがいくつもありますし、また説明すべきでないこともいくつかあります」「我々はそれぞれに明かすことのできない秘密を抱えて生きているのだ」「完成した人生を持つ人なんてどこにもいないよ。すべての人はいつまでも未完成なものだ」

2017/04/02 11:23

投稿元:ブクログ

2017年14冊目。

第1部以上に、身体的にズシンと来た。
特にメタファー通路をくぐり抜けるところは、読み手としての自分の全存在も重ね合わせているようだった。
普遍的なテーマに触れつつ、哲学小説ではない物語として描かれているからこそ、その感覚が味わえるのだと思う。
哲学を語るだけなら、小説にする必要はない。

第1部に続き、やはり過去の作品のテーマやモチーフが頻出していた印象だが、
個人的にはそれを単なる「焼き直し」と感じるよりは、統合しようとしているチャレンジに感じた。

時が来ていないのに描き切ってしまうことには危険を伴うテーマというものがある、という感覚はとてもよくわかる気がした。
村上春樹さん自身も、書くのに機が熟すのを待っているやり残しがまだあるのかもしれない。
顔のない男の似顔絵と白いスバル・フォレスターの男を描くことへの挑戦をそのまま放棄するとは思えないから、
第3部があるだろうとは予想しているけど、もしこれで完結していたとしても、
別の作品で姿を変えてこの挑戦は描かれると思う。

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