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人はなぜ物語を求めるのか(ちくまプリマー新書)

人はなぜ物語を求めるのか みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.8

評価内訳

8 件中 1 件~ 8 件を表示

2017/04/16 20:35

投稿元:ブクログ

人間は「わからない」のが不安だから、情報の空白を埋めるように因果関係を作って、無自覚なままストーリー形式で世界を把握している。その心の癖の落とし穴や危うさを丁寧に読み解いてあり、考えさせられた。
認識の枠組みである物語に、自覚的でありたい。

「二度生まれの人」の話が印象に残った。人生それ自体にたいする「なぜ?」という深刻な問いに取りつかれ、煩悶し、もう一度生まれ直す必要があるタイプの人、のような意味合い。「崖から手を離す」とともに、念頭に置いておきたい。

あと、巻末の読書案内が参考になった。

2017/05/08 12:35

投稿元:ブクログ

ヒト (他人) はどうして考え方が凝り固まったりするのか,というのを検証していくうちに,自分の考え方もまた凝り固まってるから生きづらかったりするんだよ,っていう印象。

2017/06/02 19:40

投稿元:ブクログ

「将来の夢は?」とか「弊社に入ったら何を(達成)したいですか」とか、そう聞かれて「特にありません」と答えると、つまらない・取るに足りない人だと思われる。その人が物語を持っているかどうかで判断されることは少なくない。それも、聞いた側が納得できる物語を持っているかどうか。
物語をそのまま生きていけるならいいけど、それができないと生きるのはとても苦しくなる。この本が登場するのはここ、その苦しさが現れた時。自分が苦しんでいるのは誰の、何のせいなのか。それは自分が作った物語のせいかも知れないよ、という視点をもたらしてくれる。
もしも、自分を苦しめているこの物語は自分が作ったのではない、周りが要求するものなのだと思っていたら、その時点でその物語を受け入れてしまっているのと同じこと。この本の内容に抵抗があると感じたら、自分の物語に“こだわり”を持って自ら苦しんでいる人かも知れない。
物語に巧妙な仕組みがあることを知れば、その枠組みの外側に立つこともできる。物語の便利なところはおいしく利用し、そうでないところはさっさと放棄して楽に生きよう。“自分らしく”生きることにムキになって苦しんでいた何年か前の自分のような、この本の言葉が届かない届きにくい人にこそ届いてほしい。淡々としてドライに思えるかも知れないけど、こんなに優しい本はないよ。

2017/05/02 17:27

投稿元:ブクログ

136頁「人はできごとの理由を自分の知っているパターンに無理やり落としこみたい」と思っているというくだりで、なんだか自分が信じられなくなってきました。だれかと会話をしていてもその中身はFAQになっているのではないかしらんと思うと。これでは、あまり新しいアイディアも解決策も生み出されないような気がしてきました。

2017/04/10 08:17

投稿元:ブクログ

タイトルは内容を正確に表していない。正確を期すならば「人はなぜ『物語』としてできごとを理解しがちなのか?そのしがらみから逃れるヒント」とでもなろうか。

色々な論者の言葉を数多く引用しつつも、筆者の主張はきわめて貧弱。私が示したタイトルに尽きてしまう。その上、思い込み、さらにはパラダイムから逃れる処方箋もほのめかす程度。ちくまプリマー新書とは言え、これを読む若者は気の毒だ。

しかし、末尾の読書案内の書籍、本文で引用されている原著に直接あたれば、実りある読書ができる点は救いだ。物語に過度の期待を抱かない世界観をきちんと創造したい。

2017/06/03 21:43

投稿元:ブクログ

物語学(ナラトジー)の入門。世の中を理解するのに物語が必要であり、出来事を述べることには何かもっともらしい理由がないといけない。時系列で起こったことにはそれぞれに理由があるべきであると考え、無理やりにでもでっち上げる。べき論は概ね感情的なものであり、さらに、それが一般論と一致すると納得感が増す。自分のしたことでさえ、説明的な一般論で納得してしまう部分がある(実際は何の理由すらないかもしれない)。
期待という放物線の予測はありがちなものであり、これをなくすことで物語から自分が解放されうる。

2017/03/30 13:11

投稿元:ブクログ

人は物語る生き物だ。ある個人の人生について考えるとき、なにか事件が起きたとき、知らず知らずのうちに物語の形式でとらえようとする。
それは人に備わる便利な能力に違いないが、ときに自分や他人を傷つけ、苦しめ、危険をもたらすこともあると著者は指摘する。

たとえば災害を天罰だととらえること。自分が悪いことをしたから不幸に見舞われたと考えること。被害者に責任を負わせる論理。犯罪者はこんな人間だと決めつけること。親が子どもに勝手な理想を押しつけ、思い通りにいかないと嘆くこと。

なにごとにも原因があると思い込んでストーリーに落とし込み、自分にも他人にも当てはめようとすることは、その人を「わかった」気にさせ、安心させる効果があるが、逆に、人は知らぬ間にストーリーを作り上げてしまったために他人や自分を苦しめてしまうことも多い。

世の中には簡単にストーリーに当てはめられないことが多々あるし、公正な社会というのも虚構にすぎない。
不幸であるのは、だれのせいでもなく、ただ不幸であるだけなのだ、と思うのはたしかに難しいが、実際に「ただ不幸である」ことが存在するのは事実だ。

有名な古典作品や歴史上の出来事、「黒子のバスケ」事件やアイドル刺傷事件での加害者の供述、著名人の発言など、わかりやすい例を取り上げながら、人が物語ることとはどういうことなのかを解き明かし、あらゆる出来事のとらえ方について、新しい示唆を与えてくれる。

考えすぎて自分のせい、人のせいにしてしまうひと、周囲や親の描くストーリーに縛られて苦しんでいる人、単純に物語という人間の認識の枠組みに興味があるひとなどなど、さまざまな人にオススメできる本だ。

2017/04/22 01:00

投稿元:ブクログ

とても面白かったです。ビジネス書のように読んで即・回答が出るわけではないけど「物語る」という事について、とにかく色々な引用を交えて言及している。そのモチーフへの執着力たるや・・・。言い方は悪いけどヘタな人が頑張って描いた絵のような・・・。カオスだけど熱量は伝わってきて、肝心な問いについては、正直読めば読むほど、わからなくなる(笑)でもそこが好き(笑)

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