紙の本
心待ちにしていた作品
2021/03/14 21:50
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「幻夏」で主人公3人組の虜になり、「犯罪者」で3人の出会い編を読んで、もっと読みたい、と文庫化を心待ちにしていた。
期待に違わず、興味深いエピソードが散りばめられ、今後どのように伏線回収されていくのかが楽しみ。
紙の本
気になる鑓水さん
2021/02/05 21:32
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
鑓水のこれからに当分つきまとうであろう影に、
らしくもなく絶望しているのか、
軽佻浮薄さがなりを潜めているのが
不穏な空気。
下巻が気になりすぎます。
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シリーズ三作目。過去の遺恨からまたしても事件に巻き込まれてしまう三人。虚空を指さして息絶えた老人の謎と、公安警察官の失踪事件は、いまだかつてないスケールのとんでもない事件へと発展していきます。上巻では、まだそれほどに事件の形が見えてこないけど、それでも圧倒的なリーダビリティで読む手は止まらず。上下巻のボリュームをものともせず、ほぼ一気読みレベルです。
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鑓水と修司、そして相馬。『犯罪者』、『幻夏』で出会ったあの3人にまた会うことができた。
今回もそれぞれの個性を生かし、事件解決へと奔走している。
白昼の渋谷スクランブル交差点で空を指差したまま亡くなった老人。その老人が何を指差していたのか。それを解決することが今回の鑓水への依頼。
この難解極まりない事件を解決できるのか。さあ、3人のお手並み拝見。
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待ちに待った、太田愛さんの新刊。
鑓水・修司・相馬の3人に会える日を待ったかいがありました。
上巻からぐいぐいきてて、飽きさせません。
この謎が、どう結びついていくのか、私にはまだ読めないので下巻が楽しみ♪
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うん、これ良い! 話の展開、やはりテレビの脚本書いている人だけある。上手い。あっという間に下巻へ。全体の感想は下巻で。
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前々作の『犯罪者』的なジェットコースター的な展開と思っていたが、こちらはじっくりと物語が進む。
戦争がバックボーンにあるせいか、かなり重め。
でも面白い!
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上巻の中盤まではなんだか「あんま面白くないかな~」とか思って、読むのに時間がかかった。
でも話が進むに連れ、読むスピードがアップ!
だんだん面白くなってった。
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渋谷の交差点で天を指差し亡くなった元医師の男性の謎を追う。私立探偵、警察官、そして公安…が絡み、緊張感をもって物語が進む。なんか面白いぞ!…下巻もこの感じを保ったままで頼むよ!
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『犯罪者』『幻夏』ときて3作目。公安が絡んでいたり、戦時中にまで遡る部分があったりで、なんだか一番スケールが大きくないですか?登場人物が色々と入り乱れて複雑だけど、相変わらず映像が思い浮かぶような文章に乗せられてぐいぐい読み進められました。お気に入りの鑓水が大活躍しているのと、四郎きゅんが可愛がられているのに満足しながら、下巻へと参ります。
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図書館で借りた本。
渋谷のスクランブル交差点で、天を指して息絶えた老人。彼は何を伝えたかったのか?というのが鑓水の興信所に来た依頼だった。一方そのころ、相馬は失踪した公安部の刑事の行方を探すように命じられていた。調べるうちにこの二つの事件は裏でつながっていたことが判明した。
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10月10日正午、東京渋谷駅前スクランブル交差点の真ん中で、一人の老人が空を振り仰いで、右腕で蒼穹の一点を指差し、その場に昏倒した。
老人は、正光秀雄、96歳。心疾患による病死。
「彼が最後に何を指差したのか2週間で突き止める。」という依頼が借金に苦しんでいる、鑓水と繁藤修二の二人の経営する興信所に1千万という巨額の依頼が入る。
その依頼に、警察を停職になった相馬も加わり、3人で挑む。
最初は人名等が入り乱れて、入り込みにくかったけど、正光の戦時中の軍隊での所属などがわかり、手掛かりの白狐を求めて、瀬戸内海の曳舟島に向かう頃には、物語の引き込まれていた。続きが気になります。
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メインキャラの設定が落ち着いて安定してきた。
相変わらず「一見、無関係なことが実はつながっている」という線で、先が気になる。
この作者はちゃんと伏線を回収するからいいね。
ただ、思わせぶりな書き方が鼻についてきた(笑
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それなりに読書好きで、それなりに雑多に、それなりにいろいろ読んで来たなかで、文句無しに一番良いと思った本。
表紙に惹かれて手に取ったことに一分の悔い無し。
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戦争の傷痕と利権のにおいがしてきた。過去の太田作品は読んだけど登場人物はあまりおぼえていないので、ほとんど初対面。ドラマを手掛けている人だけあって報道関係の内幕はなんだかリアルなかんじがします。