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黒柳さんのパンダはこう思っているんじゃないかという予想が素敵でした。岩合さんの動物との心の交わし方がとても紳士的です。
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「パンけつ可愛いよね」と常々思っているので岩合さんとの対談での黒柳さんのご発言「お尻出して寝てるだけでもかわいい」に深く同意。
本書に収録されている数々のパンダ写真の愛らしさにすっかりやられました。その一方で、長年に渡るパンダウォッチャーである黒柳さんと、恐らく日本人で初めて野生のパンダを撮影したと思われる岩合さんとの対話に、ただの愛玩対象としてではなく、野生動物と一線を引きつつ愛情深い視点で見続けてきた方達の哲学を見たような思いを抱いています。
対談の終盤では、パンダに限らず様々な野生動物の未来をいかに明るくするか? は人間の自然保護意識、ひいては国際情勢の安定や権力の動向とも密接に関わる話なのだと、思いがけず思考を巡らさせられます。可愛いパンダから思いがけない地点に着地する、そんな本です。
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写真がすばらしい
可愛いというだけではない
徹子さんがなぜパンダ好きなのか知らなかったので、馴れ初め(?)が読めて理解が深まった
岩合さんと徹子さんの会話も二人の性格の違いや視点の違いなどがわかっておもしろい
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♪パンダ コパンダ パンダ (●ェ●)♫
読んでいる間、ずっと脳内でリフレインしていました。
ネパール語の「ニガリャポニヤ」が伝言ゲームされていく内に「パンダ」になったのか。
ほう、そうか…わかった!とはならないよな。
聞き伝いようによっては’ガニヤ’みたいになってた可能性もあったのだろう、ところが奇跡的に「パンダ」という絶妙に可愛らしくミステリアスな日本語命名がなされた生き物、それがパンダ。
黒柳さんと岩合さんの対談は摩訶不思議。私なんかは所々で?が浮かびつつも、話を隣で聞いているかのような臨場感。
一番笑ったのはp129のやりとり。
下記、ちょっと抜粋します。
岩合氏「パンダってこんなに速く動くんだってくらいの素早さで……。」
黒柳氏「じゃあ、マングースぐらいの速さで来ました?」
岩合氏「マングースかどうかは、分からないですけど」
なぜマングース⁉︎補足しますと、特に沖縄的な話の流れはありませんでした。
他にもパンダが鹿を食ったかどうかの流れで黒柳さんがあまり食いつかなくて、その後もう一回岩合さんが鹿の話を蒸し返した所も好き。岩合さん的にも我々読者的にも’パンダが鹿を食うの?’と大ネタのはずなのに、二度目も黒柳さんはスルーした模様。
結局、パンダは肉を食うのか?まあ、現在の研究ではクマ科らしいので、目の前にあれば食うでしょうね。
パンダの魅力と謎は深まるばかり。
ただ、p180「地球をめちゃくちゃにしたのはイギリス人」って危なっかしい記述なような気が…。
動物好きならば読んで損はしないと思います。
1刷
2022.2.18