紙の本
これで終わりなんて寂しい
2018/05/11 13:03
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投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても居心地いい物語でした。殆どの登場人物たちが優しい人ばかりで、読んでる間気持ちが温かくなれました。あまりの心地良さに、読み終えるのがもったいなくて、最後の数ページはわざとゆっくり読んだり読み返したりしてました。
最後に、雪弥くんは香乃に出会えて本当に良かったね。これからは表紙の二人のように、いつでも幸せそうに笑っている二人でいて欲しいです。
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終わってしまったー。
好きなシリーズなので寂しいけど、ちょうど良い頃合いの完結かもしれない。
無理矢理ネタを引っ張っても読み手にとっても辛いくなるだけだし。
色んなことが綺麗に収まって、とても良かった。
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完結、だけど完全なる消化不良。確かに二人は纏まったし、雪弥の出生問題は落ち着いて、彼の方はずいぶん成長してめでたい、けれども、香乃の方は正直最初からほとんど成長してない。むしろこれから、三春さんの実家の跡取り問題とか、これからまさに成長していく途上にあるのに、雪弥が片付いて香乃が受け止めたらハイ終わり、というのは、あれ、これって香舗の話じゃなかったの?という肩すかし感が多分にあります。香乃がもう少し年長なら、くっついて終わりもありかもしれないけど、これから受験生じゃ高校二年生、正直女の子としての成長はこれからだと思うので、香舗としての話をもう一巻加えても良かったんじゃないかなあとかなり思いました。
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オールスターキャストで迎えた最終巻という態でしたので、今までの雪弥&香乃が歩んできた道程を思い出しつつ、またこれからの二人の行く先を心強く見守れました。ストーリーも素敵でしたが、主人公たち二人の関係性はもとより、雪弥にはお節介なくらいが丁度良い高橋君のような友人、強引なキャラがある意味素敵な和馬叔父、三春さん桜子さんの毒舌交し合う友情、個性的趣味のチヨちゃん…等々、人間関係も興味深く楽しく読めました。
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とりあえず一段落(*^^*)という終わりかた♪でも表紙の幸せそうな二人を見たら、それで良い(^-^)香乃ちゃんの状況表現が大好きだったのに、もう会えなくなるかと思うと寂しい(._.)
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一言、さみしい。
過去に対するあれやこれはいろいろ決着ついたりしたみたいなんだけど、彼らがこれからどうなるのか、どうするのか、雪弥氏が何したいのか……
もうちょっと先が読みたい。
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【あらすじ】
雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。さらに雪弥の父母への葛藤、香乃の自分の力に対する思いなど、課題は山積みだけど、花月香房(かげつこうぼう)は今日も営業中。贈り物の香木、行方不明の仏像、送り主不明のひな人形、源氏香図で書かれた暗号など、香りにまつわる謎が次々持ち込まれて……。鎌倉を舞台に、香りで紡がれた物語、堂々完結。
【感想】
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ほのぼのと、かわいらしい二人とそれを囲む温かな人々をもうちょっと見ていたかったんだけども・・。
少し残念。もうしばらくして続編を描いてくれたら嬉しい限り。
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集英社オレンジ文庫創刊時から
「下鴨アンティーク」とともに
このシリーズも愛読してきました。
この2つのシリーズには
共通点があります。
古都を舞台にしていることと
ラブストーリーが主軸とはいえ
日本人があまり知らない伝統文化と
主人公の異能が大切な役割を果たす
ミステリーの要素が色濃いこと。
モチーフやストーリーなどは
かなりラノベ寄りかもしれません。
でも お香や着物への向き合い方が
真摯で素晴らしいと思います。
取材の綿密さとその扱い方は
どちらも作品の風格を醸しています。
鎌倉香房は 特に雪弥の人柄が
作られてきた背景が複雑で
その謎を追うだけで十分に面白い。
ただこれまで どうしてもその根っこが
見えてきませんでした。
最終巻は それがはっきりとわかります。
とても意外な形で しかもほんのりと
切なくあったかく。
微笑みたくなる締めくくりでした。
読み続けてきてよかったです。
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【収録作品】第1話 花守の送り歌/第2話 蓮のつぼみが開くとき/第3話 小さなあなたに祝福を/第4話 ふたり、手をつないで
シリーズ完結編。あれこれの話をまとめようとしたためか、やや駆け足気味で、ドタバタ感が拭えないのは残念。
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雪弥の気持ちをそっとほぐす香乃の言葉にこちらも励まされます。
初々しい二人の様子がとても微笑ましくもあります。
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シリーズ五冊目最終巻。
人から発せられる独自の香りを嗅ぎ取り、その人の感情がわかるという特殊な能力を持つ女子高生と、その周りの人たちとの人間模様を描いた作品。
鎌倉にある香房屋を舞台に、行方不明の仏像や源氏香図の暗号を解いたり、香りに関する謎を解決しつつ、こじれた人間模様も解けていく。
ハッピーエンドだとは思うが、完全に全てがハッキリして当人同士もスッキリするわけではない。
このくらいの終わり方がむしろちょうどいい気がする。
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待望の完結。
雪弥と父の関係は少しは縮まったのかな。
それともこれから?
何はともあれ香乃と上手いこといって良かった。
叔父さんのツンデレ感も良かった!
なんとなく気持ちはわかる。
みんな幸せになってくれ、、と祝わんばかり。
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完結編。
だけど、力んでなくて、
お話は終わるけど彼らは続いていく、
そんな感じがして、
とても爽やかな感じがした。
4作の中では伊助さんのお話がよかった。
戦争の話はつらいけど、
やっぱり書かないといけない話なんだなぁ。
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シリーズ最終巻。
和馬推しです。和馬で番外編をお願いします。
ゆるゆると読めるシリーズでした。
お香、買いに行こうかな。