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本書は悪しき「アイデンティティ・ポリティックス」に陥っていると思う。多様性そのものに価値があるのではなく、多様性を認め受け入れる行為にこそ価値があるのではないか。
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大学などで講座として使えそうな重厚な内容。自分が、自覚してアライ(味方)になるための心理的発達段階のどこにいるのか考えながら読んだ。
この考え方はもしかしたら、学級崩壊などで困っている現場でも有効かもしれないと思った。
自分が特権階級であることを自覚し続けることは、なかなか難しい。自分の言動がどうみられるか、多様な視点で見る訓練を続けていく必要を感じた。
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ほぼ教科書みたいな本なのでめちゃくちゃ面白いというわけではないが、頭カチコチ思考停止ポリコレにならないために考えるべきことがちゃんと書かれていて良い。
もちろん同時に、差別的なネトウヨや「私は差別なんかしてない」という人(=自分が差別的言動をしてしまうかもしれないという可能性を念頭におけない人)にどのようにアプローチしていったら良いのかのヒントも書かれており、役に立つ。
すべての教育者はこれを読んでください。
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女性、障害者、LGBTQ等々ダイバーシティを考えるとき「マイノリティ」に対する対策に目が行きがちだが、「マジョリティ」が持つ「特権」という側面からダイバーシティを考える。マジョリティが持つ特権を紐解くことで、「なぜ女性の場合に限って女医とか女流作家とかいうのか」とか日頃疑問に思っていたことに解を示してくれる本。(N)
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発売社のページ((株)ぎょうせい)※上智大学出版発行
https://shop.gyosei.jp/products/detail/9320
内容・要旨、目次
宮﨑理による書評論文
https://www.jstage.jst.go.jp/article/epajournal/17/1/17_115/_pdf/-char/ja