投稿元:
レビューを見る
記号処理からのアプローチ、そして現在脚光を浴びているディープラーニングの原点であるニューラルネットワークなど、先ずは、人工知能の歴史を振り返ります。現在の状況はAIとIoTの連携などを前提とした上で、SiriなどのアシスタントAI、ビジネス、クリエィティブ、人間の不死そして今後のリスクまで、入門的に俯瞰した分かり易く読める好著です。歴史やSFなどの引用も興味深いエピソートをとても簡潔に紹介しているのも好感が持てます。
投稿元:
レビューを見る
AI開発の現状が包括的にまとまってるし、何より2016年という直近の話題も盛り込まれている。索引も参考文献リストもあるし、良書と思う。
投稿元:
レビューを見る
AIの歴史と現状について書かれた本。
2045年に迎えると言われているシンギュラリティについても、いろんな角度からアプローチしています。
が、結論を出すことが目的ではないようで、いろんな可能性を示す段階で終わっています。
そのことを「中途半端」と考える人もいると思いますが、自分には、「科学的な態度」と見えていまして、むしろ好感を覚えました。
たとえどんな未来がやって来るとしても、AIの進歩は間違いないと思います。
それをいかに適切に利用するかが、結局のところ、一番大切な気がします。
そういう意味では、AIも、数多ある技術の中の一つだと思います。