紙の本
潟から水源へ。
2017/06/27 17:48
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さりげなくガンバらしき姿が出てくるのがオールドファンには嬉しい。
河童と九尾の狐と天狗という取り合わせもおもしろいが、潟から幻の川を遡るイメージの美しさに心引かれた。
羽の折れた白鳥の話など、しっかり取材して描かれている感じがする。
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北国の湖に一人で暮らしている河童のユウタは、赤キツネに指示され赤キツネの娘のアカネと天狗のハヤテとともに龍川の水源を目指す旅に出る。とはいえ、その旅の目的は誰も知らない。ただ、道中の動物たちは皆とうとう河童と天狗と九尾の狐が旅に出た、と様々な手助けをしてくれる。
ヒトに見つからないようう気をつけながら、森の入口の谷川までやって来た三人は、白いサルの老人と出会う。
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河童に天狗に、山や川に住む動物たちが活き活きと。
金井田さんの版画も手伝って、隣に在る感が物凄い。
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河童のユウタの冒険上下 斎藤惇夫 金井田英津子 福音館
地球全体の調和のとれた幸福な社会を目指す
英雄たちの壮大な物語
この物語で気になるのはディズニーでありがちな
英雄の魔法に依存することを教え
過去でしか無い故郷に戻ることで幸福を与えようとする結果主義である
欲を言うならば
自分で考え信頼し合える出合った仲間と切磋琢磨してお互いを磨き出し
皆んながそれぞれの方法でシナヤカな集いに参加することを目指し
対等で自在な環境を創造することで視野を広げる全体観と
今を中心に未来を描いていく気づきの冒険の過程を描いてほしかった
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何十年ぶりかの斎藤惇夫さんのお話
思えば「冒険者たち」は初めて徹夜で読んだ本でした。
さて、本編
河童のユウタは湖で楽しく暮らしていました。
ある日、狐がやってきてユウタに旅に出るよう言います。
ここがちょっと読み進めるのが難所かも
ここを越えれば下巻までノンストップです
続きは下巻で