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表紙の絵からして幻想的で素敵ですよね。ファンタジーとしても児童書としても(勿論、大人が読んでも)冒険・信頼・勇気など鉄板のポイントを押さえていて、キャラ立ちも良く(幸いの虫なんて最高)パーフェクトの出来です。
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奴隷のハルーンは雇用主に泥棒を疑われて井戸に投げ込まれて殺されそうになる。しかしなんとか一命を取り留め、逃げようとしたところ、突然ふしぎな塔に着いた。その塔の一室には、美しい少女がいて……。
ボーイミーツガール×ファンタジー。世界観や設定、用語の説明は最小限なんだけど、だからこそ自然に入っていけたのかもしれない。少年少女も微笑ましいし、協力してくれる船長とか魔族とかもいいキャラしててとてもよかった。コンパクトによくまとまってるんだけど、もっと壮大な長編でもよかったような。
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魔族と人間が共存する、砂漠の中の豊かなオアシスの国ナルマーン。生者は入れない塔に囚われた贄の美少女、彼女を救い出す天涯孤独の貧しい少年、二人を助ける翼船の女船長、玉座を狙い逃げた少女を追う王子達と魔族。そして空の上の逃避行。魔族と人間の関わりは隷属か友情か。これでもかってくらい王道を詰め込んだ、正統派ボーイミーツガールファンタジー。
児童書並みにスピード感が有り過ぎて、クライマックスのはずの四方を敵に囲まれる部分があっさり解決してしまってその辺りが少し残念。幼虫の育成や王族と臣下達のそれぞれの思惑の違いの辺りは面白かったので、もう少しねちっこく手に汗握る展開と雰囲気が欲しかった。でも話の雰囲気はとても好き。
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優しい童話。幼虫が良かったんだけど、こういう奴(道具)がドラえもんにあった気がする。つい、もっと現実的なダークな展開を思い浮かべちゃう。国と民の事を真摯に思う、名君カリスマな王子達にした方がエグくなりそうで好み。
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橋賢亀氏の表紙に惹かれました、素敵だな~~~。
魔族と人間が混在するめちゃめちゃファンタジー作品でした、途中で入るエピソードもそれぞれ割と骨太。
主人公のオチとかもああ~~ってなる。
魔族のビジュアルとかが割とドギツめなのもいいですね。
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ファンタジーが苦手なので読めるか心配だったけどさくさく読めた!最後は予想外の秘密が明かされて驚いた!もっと長編でも読んでみたかったな〜!船長がかっこいい!!
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砂漠に咲く奇跡の都ナルマーン。王宮の上空では翼をもつ魔族が飛び交い、豊かな水をたたえた池の中には魚や竜の姿をした魔族が泳ぐ。ナルマーンの王は神に選ばれ、魔族を操る力を授けられたのだ…。そんなナルマーンに住む孤児の少年ハルーンが出会ったのは、不思議な塔に閉じ込められたひとりの少女だった。ハルーンは、自分の名前も知らないというその謎めいた少女を助けて塔を脱出する。だが彼らのあとを、魔族が、そしてナルマーン軍が追いかけてきたのだ!
読み始めたら止まらなかった!
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初めての作者さんで久しぶりのファンタジー。
どうかなと思ったけどはまれて面白く一気に読んだ。こういう出会いは嬉しいですね。
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ボーイミーツガール物
敵に魅力がなく
伏線に力がなく
魔族の生贄なんてくだりあったかしら?と思い出せない
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装丁や挿絵が綺麗で、世界観も好きだったけど、読み進めるうちに段々と軽い感じになってしまったのが残念でした。
読みやすいからどんどん読み進められたけど、内容が薄かったかも。読み始めは面白くて期待してたので残念。素敵な世界観がもったいないなと思ってしまいました。
軽く読むにはいいかも。白の王を読むか迷う。
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かわいいファンタジー。
ボーイ ミーツ ガールのお話であり、多様性を認めるお話であり、自身を探す物語でもある。
ぜひとも次も読まなくちゃ!
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広い世界を楽しめた。王子たちの前置きが長かった割にはおしまいがあっけなかったことや、いろんな謎が段々解き明かされるのではなく最後に説明されてしまったことが残念。母や魔族たちとのその後ももっとわかりたかった。イラストがとても良かった。
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他の作者さんの東京創元社の本を読んでいて、巻末に載っていた本。
興味があって読みたいと思っていたのですが、ついに読むことができました。
砂漠の中の都、魔族、贄の子…。
世界観がすごく素敵でした。
空飛ぶ船での冒険、稲妻狩り、翁との会話などワクワクする場面もたくさんありました。
話の内容はとても面白かったのですが、少し早足だったかな。
最近乾石智子さんのファンタジーばかり読んでいるので、もっと掘り下げがあるかなと思ってしまいました。
一方で、船長や幸せの虫など個性豊かなキャラクターが魅力的です。
そして、ヒーロー(?)の正体に驚かされました。
その発想はなかったな。
王族かなと思っていました、だって王子たちがあまりにもひどすきてこの王国終わりじゃんと思ってしまったので。
願望ですね。
王子たちの死に方はあまりにもあっさりでした。
もっとえげつなく追いかけてきて欲しかったです。
どうやら三部作のようなので続きも読もうと思います。
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面白かったー。彼ら彼女らの謎がなんなのかとわくわくして、青の王とはなにかがわかってからはほんとにたのしかった。幸いの虫…ムカつくけどちゃんと意味があるのね…!終わりもとてもすっきり。
白の王、赤の王も読まないと!!
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表紙の絵がとても綺麗なので手に取りました。
初めて読む作家さんでしたが場面場面の描写が綺麗でとても楽しめました。
単なるボーイミーツガールものだと思っていたのに一捻りありましたね、
世界観がとても好みなので次のお話を読むのが楽しみです。