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みんなのレビュー112件

みんなの評価3.9

評価内訳

112 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

パズルの完成する快感

2017/04/25 15:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:obandegans - この投稿者のレビュー一覧を見る

佐藤正午の新刊「月の満ち欠け」を読んだ。傑作です。初め奇妙な話の連続に読み進むのが怖く、それでも複雑な構造にグイグイ引き込まれ、リアリティのある描写に怪奇譚が息付き、破綻無しに全ての伏線が回収された時に大いなる感動。一気読みで涙しました。

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紙の本

螺旋階段の踊り場で

2017/08/04 11:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:高橋波子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ごくごく平凡な男が平凡な生活の中でときおり垣間見る不自然現象は人間の心の奥底に広がる草むらのような山林のような場所を歩く中で体験したり感じたりするものであろう。一つ一つを全身で受け止めることもせずに、仕事やそれがらみの野暮にかまけて家族を受け流すこともしばしばで、それが取り返しのつかないことになったりもする。そうして人は老いていくのだろう。楽しみも悲しみも繰り返し訪れ、中島みゆきが歌う時代のように笑って話せる日はなかなか来ないものである。僕がこの「月の満ち欠け」を支持する理由はやはり愛の物語だからだろう。主人公の小山内堅(つよし)と妻の梢のラブストリーが全編を結果的に支えており、小山内の娘である瑠璃の既視感のような現実をそれぞれのるりと哲彦(あきひこ)が螺旋階段を登ったり降りたりする。いくつかの踊り場で一息つく余裕がそこに与えられていて、例えば僕は涙する。いい小説を読ませてもらったと、閉じた本に頬ずりするのである。

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紙の本

うまい!

2017/08/05 11:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の佐藤さんが北大文学部にいたころ、小生も同じ学部にいました。もしかしたら、同じ講義を受けていたかもしれませんし、すれちがっていたかもしれません。あのころ、芥川賞と直木賞はあこがれでした。同じ空気を吸っていた方が、今ごろになって、直木賞を受賞。感慨深いものがあります。そして、これが、岩波書店での書き下ろし。岩波中毒で、岩波文庫、岩波新書、岩波ブックレットを、当時も今も読み漁っている小生には、グッとくるものがあります。何よりも、うまい。こんな文章を書けたらいいなと思って50余年。負けました。ネタバレになるようなことは避けますが、昔、「リトルブッダ」という映画を見て、まさか、と思っていたのですが、これはありそう。映画にはしにくいかとは思いますが、なんとか、映像で再現してほしいものです。ありがとうございます。今後もご活躍くださいませ。

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紙の本

引き込まれます

2017/09/24 18:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直、読み始めは「なんで直木賞?」と思ったのですが、段々と引きずり込まれました。
何となく次がある様な、一回完結でいい様な。。。
少し複雑な気持ちになる作品です。

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紙の本

愛する人に合う為に。

2017/10/14 19:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「瑠璃」と言う名前で繋がる少女たち。彼女たちの目的は一つ「愛した人に再び会うため」。
娘の変化に戸惑う親、受け入れる親、巻き込まれる周辺の人々など、読み進めるにしたがって関係が複雑になって行くのか面白かったです。

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紙の本

不思議

2017/11/06 14:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あれっ、どうなってるのだろう?!
と思わせて、どんどん迷路の奥に誘われていく物語。
一度手を掴まれたら、最後のページまで放してくれない。

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2017/08/20 14:55

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2017/11/01 20:13

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2017/06/07 16:33

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2017/10/24 01:44

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2017/08/18 01:56

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2017/07/07 15:52

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2017/08/10 20:55

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2017/07/06 00:41

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2017/08/13 15:51

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