サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規:5周年記念!最大5倍ポイントキャンペーン(0428-0531)

【ネットストア】日経BP社全品ポイント5倍キャンペーン(~5/31)

  1. hontoトップ
  2. 本の通販ストア
  3. 文庫
  4. 自覚
  5. ユーザーレビュー一覧

hontoレビュー

自覚(新潮文庫)

自覚 みんなのレビュー 新刊

文庫 第2回吉川英治文庫賞 受賞作品

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー9件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本

胸のすく思い

2017/05/28 22:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今野敏の警察小説のシリーズモノ、『隠蔽捜査』のスピンアウト小説の第2弾である。スピンアウトというのは、隠蔽捜査では主人公の竜崎が活躍する小説だが、竜崎が署長を務める警視庁大森警察署の他の登場人物は、本編では十分に書ききれないことがあるし、書く登場人物はそれぞれの事情や言いたいことがあると考えたのか、このスピンアウト小説で彼らの立場や苦労、言い分を語らせようという趣旨のようである。

 貝沼副署長、関本刑事課長、久米地域課長、小松警備企画係長、第二方面本部の野間崎管理官、そして本庁の伊丹刑事部長、そしてかつて登場した女性キャリアの畠山本庁警備部警視である。

 それぞれが主人公となる短編7作が本書の構成である。いずれも竜崎署長に指示を仰ぐが、事件の構造をきれいに捌く竜崎の指示に平伏、感心するという内容である。警察内でのもめごとでは、議論が紛糾する可能性が高い。しかし、本書ではいずれも竜崎の一刀両断の裁きに皆恐れ入ってしまう。それだけ判断に納得させられたということである。

 関係者の誰しもをそれほど説得力のある判断で納得させることができれば苦労はなかろう。竜崎のケースは、あらゆる世間のしがらみを無視しているからこそ、正しく見えるのではないか。普通はそれらの所謂常識を考慮に入れるあまり、真理が見えにくくなっているような気がする。

 したがって、竜崎がいつも口にする判断は、これらのしがらみを考慮しない判断なので、いつもスパッと切れ味がよいように見える。また、刑事の監督部署である本庁の刑事部長が伊丹である点もそれにプラスしている。他の人物であったなら、いつも竜崎の判断が支持されるとは限らない。それがいくら理屈に合おうと、説得力があってもである。

 そういう環境面での幸運に恵まれてはいても、小説として竜崎の判断は切れ味が良い。すなわち読者にとっては胸のすく思いがするであろう。本書は、会社で上司の出来、不出来に悩まされている勤め人諸氏にとってはまさに清涼剤的な効果がある造りとなっている。

 スピンアウトの点五版で、それが説明されているので、本論もさることながら、本書のようなスピンアウト小説も隠蔽捜査に関しては必要不可欠であろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

脇役に焦点を当てた短編集

2017/05/14 17:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:julie - この投稿者のレビュー一覧を見る

貝沼副署長、伊丹刑事部長、野間崎管理官、畠山美奈子など、これまで隠蔽捜査シリーズに登場した思い出深いサブキャラたちが主人公となり、そこに竜崎が絡んでいく短編集。

本編では竜崎中心のストーリーテリングのため深くはうかがい知れないサブキャラたちの心中を、この短編集で余すことなく伝えており、今後も刊行されるであろう本編を読むにあたり、サブキャラたちへの理解と愛が深まること間違いなし。

あのクセの強い戸高ももちろん登場するが、戸高だけに限っては、あえてその心情を明かさない語り口で話は進む。そのあたりもなかなか憎い演出である。

本編をがっちり読み込んだ、隠蔽捜査愛の強い方へ間違いなくおすすめの本。逆に、隠蔽捜査シリーズにまだ詳しくない方は、刊行順に読むことをお勧めする(今野敏のほかのシリーズと違い、タイトルに番号がふってあるので、順番はわかりやすいと思う)。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大森署の面々が。。。

2017/05/22 21:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る

大森署のみなさんのスピンオフ
竜崎さんをきらってたはずのみんなの意識改革感が半端なく、
竜崎さんのすごさが改めて際立つ1冊でした。
地域課久米さんのお話は感動しちゃった。
そしてあの野間崎管理官が!(笑)
解説を読んで、それぞれの主人公たちの竜崎さん視点の物語
再び読みたくなってしまって困ってます(+o+)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2017/04/29 19:14

投稿元:ブクログ

無自覚に正論で周囲を巻き込み事件を解き明かす隠蔽捜査シリーズ5作目は、主人公竜崎の脇を固める面々が主役の短編集。大森署内は竜崎色に染まりつつあることがよくわかります。戸高はドラマの安田顕さんが浮かんでしまいます。

2017/05/03 08:26

投稿元:ブクログ

「隠蔽捜査」シリーズの7冊目。
今回の主人公は竜崎ではなく、彼を取り巻く周りの面々がそれぞれに主人公を務める7つの短編からなるスピンオフ。GWの谷間に神戸へ出かけた車中でサクサクと読み進む。
主人公は竜崎ではないとは言え、やはりお話は彼の判断=正論に従って動く。
組織のしがらみや人間関係を忖度し落としどころを探るような仕事に終始している身にとって、話のテンポは小気味良く、まずまず面白く読んだ。
短編なので竜崎の斬れる正論が中心で、<変人>振りの描写が少ないのは致し方ないとは言え、最初の頃にあった良い意味での毒気が多少薄くなってきている感じは前作でも感じたところ。

2017/05/14 22:28

投稿元:ブクログ

やった!シリーズ5.5
嬉しくて最後の方は読み終わるのが寂しくてゆっくり読んでました。
どの話でも竜崎さんがかっこよく、なんでもっと早く相談しないのよ!と突っ込みたくなる。
ほんと竜崎さんだけは視点が違う。
視点を変えて見てみることの大切さを感じられるシリーズです。

2017/05/06 22:27

投稿元:ブクログ

今野敏『自覚 隠蔽捜査5.5』新潮文庫。

文庫化されたので再読。

シリーズ第7弾。スピンオフ短編7編を収録。前回のスピンオフでは伊丹が主役であったが、今回は竜崎を主役にしたスピンオフである。全ての短編に竜崎の魅力と人間性を感じるエピソードが凝縮されており、非常に面白い。

『漏洩』。誤認逮捕にマスコミへの捜査情報の漏洩。この危機に竜崎はどうするのか…変人と呼ばれる竜崎の行動が一番まともに見える。

『訓練』。かつて竜崎とアメリカ大統領の警護を行なった美貌のキャリア、畠山美奈子はスカイマーシャルの訓練に送り込まれる。竜崎に弱音を吐いた美奈子は竜崎からサジェスチョンを受けるが…

『人事』。かつて、竜崎と揉めた野間崎の上司に弓削篤郎が赴任する。竜崎に興味を抱いた弓削は大森署に向い、竜崎との面談を求めるが…

『自覚』。住宅街で発生した強盗殺人事件。大森署の戸高刑事は人質を取った容疑者に向けて発砲するが…撃てない警察という世の風潮の中、竜崎の判断は…

『実地』。大森署に卒配された警察官が職務質問した大物窃盗犯を取り逃がす。この失態に罪をなすり付け合い、責任転嫁で揉める大森署内。この事態に竜崎は…

『検挙』。検挙数と検挙率のアップの通達に問題児の戸高が果敢に挑み、大森署は大パニック。竜崎はこのパニックをどう収めるのか。

『送検』。強姦殺人事件の被疑者逮捕を指示した伊丹は誤認逮捕の危機に陥る。伊丹を助ける竜崎は…

2017/05/21 19:19

投稿元:ブクログ

201705/隠蔽捜査シリーズスピンオフ。ワンパターンといえばワンパターンかもだけど、今野敏の刑事ものははずれない。面白かった~。

2017/05/20 12:20

投稿元:ブクログ

シリーズに出てくる登場人物を視点とした物語ももちろん楽しかった。それぞれも魅力的な人たちだからなせる技か。野間崎さんもいいね。

9 件中 1 件~ 9 件を表示