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堂場瞬一氏の人気「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズの一冊です!
2020/08/13 10:29
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「刑事・鳴沢了」シリーズや「真崎薫」シリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズなど数々の話題作を発表されている堂場瞬一氏の作品です。同書は、捜査一課への異動から一年経った一之瀬は、新たに岩下班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していました。新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るためです。楽な任務と思われたのですが、被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃されます。若手刑事の奮闘を描いた大人気「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズの一冊です。
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奪還の日
2017/12/15 15:10
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
一之瀬刑事の成長物語ですね。第5作目で成長が見事に描かれていますね。周りの先輩、同期、後輩とのやりとりが興味深く描かれています。今回は奥さんとのやり取りがなく次作待ちですね。今後の成長が益々楽しみにしています。
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奪還の日
2017/06/30 23:58
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投稿者:高山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一ノ瀬は春山と殺人犯の身柄受け取りの為、福島に出張した。福島には同期の城田が警視庁から移動していた。被疑者を駅まで護送する途中で襲撃を受け、犯人を取り逃がして話が展開する。被疑者の恋人美羽が人質に取られ部屋に閉じ込められていたが、救出と共に事件が解決に進む。
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サラリーマンの悲哀
2017/05/26 05:43
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投稿者:ゴールデン - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の刑事は、作者の他の作品の主人公のヒーロー性はない。犯人移送時に奪われるという失態に上司の非難などに耐え、地道に捜査をしていく。何となく、一般サラリーマンと同じだなと思ってしまう。がんばれ。
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一之瀬シリーズ第5弾。
捜査一課に異動してから、2作目。
捜査一課で初めての後輩が出来、その後輩・春山と共に都内で起きた強盗殺人事件の容疑者の引き渡しのために、福島に向かうところから、物語は始まる。
福島で引き渡しを受けて、駅まで送還するだけで、今回の業務は完了するはずだったが、その途中で何者かの襲撃に遭い、容疑者を取り逃がしてしまう。
警視庁と福島県警は、警察の威信にかけて、奪還した犯人たちや、容疑者を追うが、背景には複雑な事情が…
今回は福島県警との合同捜査と言うことで、震災後、福島に移った同期の城田などの登場シーンも多く、新人から成長してきた同期たちの様子も描かれる。
事件の背景自体に、あまり面白さはないけど、刑事たちの成長の話として読めば、十分に楽しめる。
登場はしていないけど、深雪と結婚もしてしまってて、それが一番びっくり!
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都内で発生した強盗殺人事件の指名手配犯を福島県警から引き取り、駅へ護送中の一之瀬ら捜査一課が襲撃された! 書き下ろし警察小説シリーズ。
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一之瀬シリーズの5作目。今回は福島県警に移った城田と事件に立ち向かう。ルーキーの頃に比べたらしっかりしてきたなあ、一之瀬君。
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シリーズものと知らずに購入。刑事一之瀬シリーズ。官僚機構としての警官の側面と、刑事としての矜持。上の命令は絶対厳守の警察官の性や葛藤。相容れない同僚刑事との確執。警視庁と福島県警との合同捜査からの確執。
シリーズの最初から読むと、刑事一之瀬の成長ぶりが分かるんでしょう。東野奎吾の加賀恭一郎の様な飄々として観察力が有るわけでもないけど、一生懸命な刑事ぶりも新鮮な一冊でした。
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刑事一之瀬拓真の成長物語ともいうべき警察小説。
新米刑事だった一之瀬も、5作目になると後輩刑事もでき、捜査活動の主力となっている。
今回は、護送中の容疑者を強奪されるという不祥事を起こし、その行方と事件の背景を追って、後輩刑事と東奔西走する。
背景の事件自体は、あまり興味をひかないが、本作では軽視できないファクトとして、それぞれの夫婦のありかたがある。容疑者とその内縁の妻、一之瀬の同期で福島県警に転属した城田とその妻、さらに一之瀬と深雪。
彼は、いつの間にか結婚してしまっている!今回、深雪はドイツ出張ということで直接は登場しないが、次巻以降で帰国してくるだろう。
一之瀬は、相変わらず捜査一課長から目をかけられているかのような重用をされるが、その理由はまだ不明。そして、Qの存在。彼の正体は?
これらの謎は、いずれ明らかにされるだろう。このシリーズ、まだまだ目が離せない。
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8月-8。3.5点。
ルーキー一之瀬拓真シリーズ。
捜査一課に異動になった、一之瀬。
会社の警備員殺害犯が、福島で逮捕される。
護送中に犯人が逃走、大事件に。
読みやすい。まあまあ。
複雑に描いているが、真相は極めて単純。
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刑事・一之瀬拓真のシリーズ。1年目の新人だった一之瀬がだんだん刑事として成長している様子がわかって楽しい。事件は一つの大きな事件を追っているけれど、それはそれでシリーズとしての人間模様を楽しんで読んでいる。それもキャラ読みか?(笑)
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捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るためだ。楽な任務と思われたが、被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃され―。若手刑事たちの奮闘を描く、書き下ろし警察小説シリーズ。
シリーズ第五作。昭和の刑事ドラマ好きの同僚が、前作から出てくるが、まるでその刑事ドラマのような展開であった。アクションあり、人情あり。
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一ノ瀬君も立派になったもんだ。
無駄な力みが抜けているし、中途半端な遠慮も減ってきた。
やっぱり後輩ができると変わるのかな。
事件捜査の流れもスリリングで、お決まりの警視庁と他県警問題が捜査の足を引っ張る構図が無かったのも良い。
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よかったけど、もう一度は読まない。
結構長かった。あと、このシリーズの全話もそうだったけど、犯罪の内容や操作の仕方が巧妙ではなく、推理小説としては物足りない。一番もったいないと思うのは、「結局これは夫婦愛のはなしだった」と終盤で繰り返されること。作者が伝えたいことを受け取らねばいけない不自由さが後味を悪くするし、もう一度読む気にならない。読むときによって、一番刺さる部分が変わるような読み方を自由にしたいから、この装飾をしがちな著者は苦手。
でも、愛とは何か、は考えさせられて面白かった。前作は、仕事とかって、そんなに全部を捨ててまでしなくていいよね、という話だったけど、今作は逆に、愛のためなら他の全てを捨てて殺人も詐欺も何でもしてしまう気持ちは分かるということだった。でも、その愛も、ヒモみたくなっているのが犯罪に走り始めたとかだと、それは愛というかエゴというか。愛ってやっぱ自分のためなのかな。
もちろんそんな大きな話じゃない軽い気持ちの、罪の意識の低い動機の人もたくさんいて、それが集まって社会の根源ができちゃったりすることに警鈴を鳴らすところも、背筋が伸びてよかった。バイト感覚の運び屋が、アメリカのドラッグ社会の一部になっちゃってるってとこ。
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新米刑事、一ノ瀬拓真シリーズの第5弾。
後輩もいて、もう新米というより若手といった感じですが、自然な会話と、拓真のふとした瞬間の心の中の呟きで転がって行く物語が心地いいです。