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映画化もされる話題作でデビュー作、初めての住野よる。
膵臓の病気で余命幾ばくもない女子高生と男子クラスメイトの交流を描いて・・・って書くと、大体想像がつくストーリーですが、後半にズルいくらいの展開が待ってます。そこからはもう一気読みで・・・良い意味で裏切られます(^_^;)
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GWひまなので、題名に惹かれて書店で購入。
その日のうちに、一気読み。
題名の趣旨はすぐに判明。しかし、その後の若い男女の関係が楽しく、題名の事も忘れて読みすすめてしまった。
膵臓の大切さではなく、命の大切さを教えてくれた。
生きるとは、人と人の関わりなんだと教えてくれた。
【秘密を知っているクラスメイト】君同様、自分もいろいろ教わったようなところがある。
死を間近に控えた高校生の桜良さんの、明るくはつらつとした場面を読めば読むほど楽しい気分になったが、それだけに、ふと死が怖いそぶりを見せた瞬間が一番の泣き所だったかな。
仲の悪い友人二人が、本人の遺志を引き継いでいるあたり、とてもうれしい気分になり、さわやかな気分のまま読了。
また忘れた頃にもう一度読みたいと思った。
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まあ、おもしろい。 感動系ですな。
高校生の話。 膵臓に病を持っているけど、ポジティブ元気系の女の子と、コミ症文系男子のお話。 会話のテンポがよく、面白く読みやすい。 ただ、厨二的な発言も多く、主人公の男(最後までなかなか名前が出てこない)に全く友達がいなかったりなど共感度は低め。
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青春小説では「世界の中心で、愛をさけぶ」以来の感動。
二人の会話がテンポ良く、しかし、どこか頼りなさげで、小説の世界へグイグイ引き込まれ、あっと言う間に読み終えていた。
タイトルの「君の膵臓をたべたい」の深い意味。それが二人にとって、恋愛などの次元を超えた、共通の意味だったことを知った時。静かな感動が押し寄せてきた。
下記の文章が心に残っている。
“例えば彼のように君を本気で想っている人といた方がいい。僕らは、あの日に病院で偶然に出会ったに過ぎないんだから。
言うと、僕は彼女に叱られた。
「違うよ。偶然じゃない。私達は、皆、自分で選んでここにきたの。君と私がクラスが一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ」”
読んで感じたことは、【自分に起こっていることは全て、自分の選択と行動の結果である。ならば、日々をもっと大事にしていかなければならない】とのことです。
本当に凄く感動しました。
多くの人に勧めたい本です。
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20170711 読み終えて思ったのは、大きな病を抱えていようと、健康優良児だろうと、死は平等に与えられている。だから、刹那的になりたい自分と、黒い部分を悟られず綺麗なまま去りたい自分とがいるのかなということ。いつ死ぬか分かってたら生き方変えるのかな。恐怖で動けなくなるのかな。そう思ったら、彼女はすごく強い。
ラストに「あれ?つじつま合ってる?」というモヤモヤが残ったけど、主人公はそうだと思った、という理解にすれば良いのかな。
文体が軽くて会話のテンポが早くて、ひとの内面をもう少し描いてほしかったな。でも、だから映像化向きなのかもしれない。
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とてもきれいで純粋な物語。咲良がとにかく魅力的で、とても惹かれる。生きるとは、という主人公の問いに対する咲良の返答が印象的だった。
名前を知ってから、共病文庫のある部分をもう一度読むと、すっと入り込んできて、さらに涙した。
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「君の膵臓をたべたい」を愛の言葉に進化させていてすごい。ヒロインは主人公に自分を好きになって欲しかったんだと思う。でも恋人同士になると相手も別れが辛いから、恋人にはなりたくなかったと解釈した。
もうすぐ死ぬことが分かっている人もそうでない人も明日死ぬ可能性があり、後悔のない人生を送って欲しいというメッセージを感じた。そう考えると心の準備ができ、大切な人達に遺書を用意できたヒロインは幸運とも考えられる。
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普通です。感動はあまりしませんでした。
良かったのはタイトルの意味と、読みやすさ。
泣く準備をして一気読みをしたものの、結局首を傾げたまま終わってしまいました。
前評判を聞かずに読んでいれば違ったのかな。
四月は君の嘘と少し似ているのかな、と思いました。
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まず、猟奇的な印象すら与えるタイトルは、インパクトがあり、そのセンスに感心する。
ストーリー自体は、不治の病だけど元気いっぱいの女子高生と、根暗で友人のいない男子高校生が主人公。彼女が死にむかっていく、、、どっかで聞いたことがあるような、目新しさを感じない、ある程度結末の予想がつく話。
ただ、細かなところでは、その時々に自分がどう見られているかを考えるクセのある主人公目線で名前が伏せられているところが目新しかったり、ずっと敵意むき出しの彼女の親友など面白い。
膵臓の病気自体はリアリティに欠け、設定に突っ込みどころが多い。女子高生の笑い方の表現が豪快すぎるのも馴染まず。気にかけていたことが伏線でもなんでもなかったりと少し残念なところもある。
お互いの足りないところを学び合う、恋情よりも友情のほうが強いように感じる。
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不覚にも泣いた。
あらすじ(背表紙より)
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!
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「違うよ。偶然じゃない。私たちは、皆、自分で選んでここに来たの。君と私がクラスが一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私たちを会わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ」
「きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ」
彼女が本当は僕をどう思っていたのかも。
知ることはできない。
-->いつ死ぬかなんてある程度もわからない
「僕は、本当は君になりたかった」
「私は、君に憧れてたの。」
恋とは呼びたくない関係
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前評判が良すぎて少し期待外れだったかもしれない。
そうは言いつつも最後は泣いてしまうかもなと思ったけれど泣けなかった。
いい話だけれど。いい話なんだけれど。
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君の膵臓を食べたい
これ以上君にぴったりな言葉はないと思う。
久々に泣かされた。
恋愛、友情そんな簡単な言葉じゃ表せれない。
読んだ人にしか分からない。
暖かくて切なくて、、、。
映画は見ないと思う。
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いい話だった。人間関係の大切さ。1日1日を大切に生きようと思った。偶然、運命などではなく、自らの選択によって全ては決まっているフレーズがとても印象的。
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極端に違う二人が互いに魅力を感じて、1つのきっかけと共に大切な人になっていくストーリーでした。
人は大切な人のために、変化すると感じたと共に、どんな偶然なきっかけも意味があるんだと感じました。