0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全国の鉄道の臨時駅や信号所など、地図に載っていないところを、興味深く見ることができました。カラー写真がきれいです。
投稿元:
レビューを見る
<目次>
第1章 信号場
第2章 臨時駅
第3章 仮乗降場
<内容>
多くは現在無くなった、信号場、臨時駅、仮乗降場のガイド(無くなったものが多いので、記録集か?)。鉄道オタがしっかりと書いているので、資料価値が高いものとなった(各章末に一覧が載る)。久しぶりに汽車に乗りたくなった。
投稿元:
レビューを見る
日本国内には、信号場、臨時駅、仮乗降場と駅のようで駅でない施設がある。
中には、地元住民の便宜を図るため地図や時刻表には載らないけれど停車するところがあった。それらの中から特徴的なものを掲載している。
個人的に臨時駅は偕楽園駅(臨)のイメージなので、観光シーズンに賑わっているようにも感じる。だが、乗客が少なく定期運行が困難になって、臨時駅に格下げになったものもある。廃止は免れているが、もの悲しい。
ときに印象的なのは、北海道の仮乗降場からJR発足時に駅になったもの。
糠南駅、生野駅、真布駅など、1面1線の木造のホーム。駅舎はないかあっても小さい。
乗り降りする人は少なく廃止の危機に面している。だが、その佇まい。自然のなかにちっぽけな駅だけがある。行ったこともないのに懐かしさが湧いてくる。
いつか、北海道のそんなに何もない駅に降りたいてみたいなあと思いました。
でも、秘境駅、きつそう。
投稿元:
レビューを見る
臨時駅、仮乗降場、信号場といった非正規の駅をまとめた一作。
オールカラーで、格上げ、現役、廃止など駅を分類
投稿元:
レビューを見る
知られざる乗降施設である「信号場」「臨時駅」「仮乗降場」など、「地図にない駅」を紹介する本邦初のコンプリートガイド。 時刻表や地図にも掲載されない各鉄道施設の現況を、写真で詳解するとともに、配線図などの資料も満載し、各施設の楽しみ方に迫ります。 紀行ガイドを収録するなど「旅」の要素も随所に盛り込み、さまざまな鉄道ファンのニーズに応える一冊です。(Amazon紹介より)
「闇の駅」という表現が面白いと思いました(「闇市」の闇と同じ意味です)。要は、国鉄本体から承認を得ずに、各地方の管理局で勝手に作った仮乗降場のことで、昭和の時代にはそのような駅とも何とも言えないものがたくさんあったそうです。情報化社会になる前、その地域に住んでない人なら特に用事もないはずだから…ということで時刻表にも載ってなかったとか。時代の進歩は、一方で大らかだったものを許さなくなっているのだなと思いました。