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面白かった!
設定が良かった!
こんな超能力…あり?と、思ってしまった。
でも、在り来たりな能力だけじゃないのが他にもあって面白い。是非、続編とかあってもいいなと思います。
今回は、登場してくる能力を見てるだけでも面白かったですが、次回はその人たちが更に濃い内容の事件を解決してくれたりするといいなと思いました。
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あらすじ(背表紙より)
ある日突然、銃を所持した超能力者(らしい)二人組に拉致された町田瞬。彼らは組織の命令で、危険な能力を持つ(らしい)瞬を殺しに来たのだという。その能力とは、超能力の「無効化」。つまり、瞬の前では超能力者による超常現象は発生しない(らしい)―。なんとか命拾いした瞬は、代わりに超能力者による組織『超現象調査機構』で働くことになり、やがて奇怪な事件に巻き込まれていく…。
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超能力を無効化する能力を持つ主人公。ただしその自覚はない。なぜなら超能力を無効化出来るゆえに超常現象を自分で見る事が出来ないから。
そんな主人公が超能力を持つ集団に組み込まれ事件に巻き込まれていく。
設定が面白い。超能力を持つ者は代償をも持つ。他人の痛覚を操れる者は味覚を奪われ、サイキックを持つ者は常に頭痛に悩まされる。主人公はその代償も無効化してくれるので重宝される。
ちょっとミステリっぽいところもあるが全体的にはライトノベル感満載。
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超能力は存在するのか、それとも壮大な嘘の世界か。
主人公の瞬は、相手の超能力を無効にする力を持つため、超能力が発動される場面を見ることはない。すべては彼の視点から描かれるため、その真意は分からない。
最初は、クスリとする表現が多くてリラックスして読めましたが、後半はシリアスな展開が多く、楽しく読めました。
最後の展開も次回作があるような展開で、続編が出たら読みたいと思います。
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おもしろかったぁ~~!!
本屋さんで おすすめしてて、手に取りました。大当たりです。
超能力を持ってる人たちが 政府の指示で危ない超能力者を監視したり排除したりする話
いろんな超能力者がいるんだけど その代償もある。頭がいつも痛かったり、味覚がなかったり そんな中、超能力を超能力で相殺してしまう、超能力者がいた(主人公)危険とみなされて 排除されそうになるが 使い方で有効なんじゃないかとして助かるが…
こんだけ 濃いキャラがそろったんですから 続!出ないともったいないですよね。
超能力本当にみなさん もっているのか?疑問は残りますが (最後の最強キャラも!)
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胡散臭いバイオレンス小説の匂いがあるのに、どこか爽やか。とぼけた主人公たちの持ち味かと思うと侮れない。
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「このミス」の隠し玉。超能力がテーマなのに、主人公が超能力を無効化してしまう能力者なために彼の前では一切超能力が現れないという斬新な設定がウリの小説ということで興味を惹かれて読んでみた。確かに設定は新しいし、超能力者にはそれぞれ代償があるというのも面白い。例えば無効化の力をも瞬は「不運」など。でもなんだか話を展開するためにキャラクターたちが動かされているような印象を受けた。もっとひとりひとりの感情に踏み込んだところを読んでみたかったなあ。
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超能力者って本当にいるの?
ある日宅配便を装い僕の家に入り銃を突きつけたキイチとマキ。
この世の中には超能力を持った人間がいる。しかしその能力を持った人間は同時に代償も伴う。
僕もその一人だと告げられた。
僕(町田瞬)は全ての能力者たちの能力を不能にする力がある。しかし代償は不運。
小さい頃からの不運はその為だったのか?
キイチとマキに殺されずに済んだが超現象調査機構なる所で働く事になる。
主な仕事は電話番。毎日不思議な電話がかかってくるのを聞いてメモする。
とても正気とは思えない内容の電話がかかってくる。
一応はメモしておく。後々この内容が事件にかかわっていく。
キイチとマキの仲間になりいろいろな能力を持つ者を紹介されある事件にかかわるが
「決してアヤカにかかわるな」
との言葉を残し息絶えた同じ能力者。
「アヤカ」とは一体誰なのか?
「愚者のスプーンは曲がる」
不思議なタイトルに惹かれ読んでみました。
超能力を持つ人間がいる。しかし主人公、町田瞬の前ではその能力は消える?
本は町田瞬目線で始めから最後まで書かれている。
ん?って事は超能力なんてものはないんじゃない?
主人公は何か大きな策略で騙されているんじゃない?
などと深読みして読み進めていったが結局最後まで超能力はある体で書かれている。
しかしその能力は出てこない。
なんか不思議な内容だなぁと……
結局本当に超能力ってあるの?
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昔から運が悪い青年 町田瞬はなんとか合格した東京の大学で夢のキャンパスライフを送るため都内のアパートに引っ越してくる。しかし引越しの荷ほどきも済んでいないなか、突然拳銃を持った男女二人組 キイチとマキに瞬は誘拐されてしまう。聞けば彼らは超能力者であり、同様に超能力、しかも危険な能力を持つ瞬を消しに来たという。その後何とか命は拾った瞬だったが、今度はその能力を買われてキイチとマキの所属する組織のために働くことを強いられる。そして瞬は超能力が絡んでいるらしい大きな事件に巻き込まれるのだが…。
果たして瞬の持つ超能力とは、そして事件のカギを握る「アヤカ」とは一体何なのか。
本作は「超能力]をテーマにしているが、イメージするような内容ではなく良い意味で超能力という概念を壊してくれるものだと個人的には感じる。また著者もあとがきで書いているが、こういう内容の作品は珍しいと感じる。そのため物足りない人には微妙かもしれない。
また個人的に所々で展開が急だったり、もう少し詳しく描写してほしいなと感じる部分もあった、あとラストに向かうにつれて多少しりすぼみな感じはある。(アヤカの正体とか)
まとめると総合的には好みなので続編を期待したい。
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世の中にはちょっとした超能力を持つ人が結構いて、彼らはその代償として人間なら当たり前の能力が欠けている。主人公は一見すると単なるツイてない人だけど、実は超能力者の能力も代償も無効化するという稀な能力を持っている、言わば無自覚のジョーカーです。
本書はこの能力と代償という設定の使い方が上手く、シリーズ化しても面白そう。
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相手の超能力を無効化する超能力が自分にあると言われても信じがたい。確かめようにも誰も自分の前では能力を使えないし。半信半疑のまま超能力者集団に巻き込まれていくドタバタサスペンス?設定は面白かった。
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「このミス2017」の隠し玉。
主人公の瞬は不運に見舞われるというか何をしてもツイていない。
大学受験でも試験会場に行くことすらできないほど。
そんな彼の周りに超能力者という人たちが現れ・・・物語は始まる。
超常現象の話で何でもありで終わりなのかな。と思いながら読んだが、主人公目線で描かれている物語には超常現象など起きず進められる。
一人一人がキャラ立ちしているし、みんな愛すべきキャラクターでとっても楽しい。
瞬は、みんなと一緒に食事したりお酒を飲んだりするだけで、涙ながらに感謝される。こっちまで可笑しい。
ユーモアミステリーというジャンルだが、笑かせてやろうといった気負いも感じさせず、ただただ笑わせてくれる。クスッとしたり時には声に出して笑わせてくれる。
第2弾も期待しています。
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超能力者が多数登場するのに、超能力を使うところが見られない。なぜなら、主人公の『町田 瞬』は、本人も知らない最強の超能力者であった。
彼の能力は、相手の超能力の『無効化』。なので、彼の周りでは、一切超能力は発現しない(笑)。
毎回、不運に見舞われる瞬は、田舎からやって来た貧乏学生ですが、冒頭から引き込まれます。
シリアスな場面もあり、ストーリーの展開も良く、直ぐに読めます。
なかなかユニークな設定で、ユーモアもあり、周りの超能力者たちと共に、事件解決に奔走する姿に引き込まれます。
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場面の切り替えや人の描写が一歩か半歩物足りない、というのが私の印象です。続編があったとして読み続けるかは微妙かな。しかし、この類を読むと魔法の国ザンスを思い出すな
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最高です。大好きです、この本。
超能力の話なのに超能力が出てこないって、どういうことなんですか?笑
作者の着眼点に驚きましたが、内容も読みやすいちょっとブラックファンタジー的な内容で良かったです。
自分ももしかしたら何か能力が…と思えたりして。
コロナ禍で非日常を手軽に味わいたい時にオススメです。