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電子書籍
不思議な転校生
2022/12/19 19:55
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な…というより変わった、風変わりな転校生といったほうが正しいかも。アニメで初めて知った人も、こちらでもう一度読んでみてください。違う感じで、心を打ちますよきっと
紙の本
ちゃんと読んだら、思いっきり慕わしく感じる物語だった。
2020/12/09 00:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
そういえば、きちんと読んでなかったと手に取る。強風の要注意日「二百十日」でもある9月1日に、都会からのやってきた転校生の名は高田三郎。彼は、村のこどもたちが、まだ着物姿にはだしという暮しの中に、鼠いろのだぶだぶの上着と白い半ずぼん、赤い革の半靴とういでたちでやって来て、いきなり異彩を放つように見えた。
その不思議な風貌と転校してきた日にちが重なり合って、彼は、「風の又三郎」と呼ばれるようになるのだが、そこまで読んで「又三郎サマ」は、農家の人々たちから日々聞かされた風のカミサマの呼び名だ!と思いいたる。いきなり、慕わしい物語となった。
紙の本
鮮烈な風の又三郎
2018/08/04 17:18
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投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
影絵作家藤城清治さんの『画本 風の又三郎』を購入したのがきっかけで、本編を読んでみようと思った。
収録作品の中では『風の又三郎』が、子どもたちの体温を一番感じられる物語だと思う。不思議な転校生を、風の子どもとしてすんなり受け容れてしまう嘉助たちの素朴さがいい。今は失われてしまった子どもたちの風景に、郷愁のようなものを覚える。
子どもと山男との交情を描いた『祭の晩』も好きな一編。朴訥で優しい山男の姿が目に見えるようである。『なめとこ山の熊』は、生きるために殺生を重ねる哀しみを描いた物語。『土神ときつね』は、人ならぬものたちの恋情を映し出した一編。
上記の他の収録作品は、面白さがよく分からなかった。自分の感受性が摩耗しているためだろうか。
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