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万葉集から古代を読みとく(ちくま新書)

万葉集から古代を読みとく みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.2

評価内訳

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本

古代人の心象風景と日本文学の伝統

2017/06/04 22:33

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る

現代の我々は万葉集を歌集として「読んで」いるが、万葉の時代には今の日本語表記はなかった。当て字の漢字で書き留めたのだ。人の感慨や歎息は「語ればその瞬間に消えてしまい、記せばその瞬間に古くなる」が、それこそが「うた」であり、うたの持つ力や感動にとりわけ日本人は敏感だった。著者はうたの制作者、歌唱者、伝承者、記録者、批評者というネットワークが万葉の時代にあったと言う。ゆえに無名の庶民や防人のうたも万葉集に残っているのだ。古代人の心象風景に切り込み、連綿と続く日本文学の伝統を論じた良書。

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紙の本

万葉集を後世に伝える古代の人々の強い思いを直接聞いているような良書です

2019/06/16 12:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:多摩のおじさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

平成に続く元号が「令和」となり、その出典となる万葉集に関する書籍が店頭を飾っていますが、元々古代史に興味があった私にとっては、
表題と「はじめに」にある「本書は、普通の『万葉集』の入門書ではない。・・・古代社会において歌とは何か、古代社会において『万葉集』
とは何であったか、を考えるヒント集、提案集」に惹かれ早速手にとってみました。

まず首肯させられたのは、「歌の流通チェーン」とは今流の表現ですが、「歌人」「歌手」「伝承者」「筆録者」「批評家」が、歌の世界を支えて
いた指摘の例示(p.49-51)、そして著者自身も足を運んだという馬場南遺跡から出土した「秋萩の下葉もみちぬ」と読める「歌木簡」を
例に、その写真と関連される万葉集の歌の紹介、さらに同遺跡から出土した八千枚以上もの土師器の灯明皿に関連した多くの人々に
光明を見せる「にぎわい行事」であったという「燃灯供養」~744年の聖武天皇、元正太上天皇、光明皇后が参列し数千の僧が動員、
また天武天皇崩御8年目(693年)にあたる御斎会も紹介され、この木簡の丁寧な墨書の状況から書き手の読み手への思いやり、更に
法会に参集した人々は、歌ったあとにその木簡を再び見て、歌われた歌を味わったのではとの展開には、まるで自分がその場に居合わせて
でもいるかのような臨場感に浸れ、著者が言われているように、「一枚の木簡が私たちと古代の歌の場とを結びつけてくれた」(p.84)
思いがしました。

また、「漢文と万葉仮名の和文をどう組み合わせるかに、「古事記」の筆録者である太安万侶は、悪戦苦闘した」(p.89-90,114)とある
「古事記」序文の記述や、山上憶良の「子等を思ふ歌」を例に、話の概要を理の文体である漢文と、その漢字の本来持っている意味を
切り捨て、漢字の音のみを借りて、繊細な心の襞を含む歌を書き留めた情の文体である和文(万葉仮名)を組み合わせを編み出した
苦労の跡を追っています。(p.106-123)
特に、その意味では「『万葉集』が、日本精神の書であるなどというのは、いわれなき俗説、妄信である。もし、『万葉集』に、日本的な
部分があるとすれば、私は、その組み合わせの味わいにあると考える。」(p.123)と、「おわりに」にある「『万葉集』は心の文化財、声の
缶詰」が、本書で一番伝えたいことだっだのでしょうか・・・

中国からの文化を取込み当時の「日本型の知識人」つまり「他文化と日本文化を結ぶ人」による「和魂漢才」(p.125)の苦労が手に取る
ように伝わり、万葉集を後世に伝える古代の人々の強い思いを直接聞いているような良書です。

歌の原文(漢文)、書き下し文、著者の訳文がセットでの記載も理解を更に深めています。

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2019/09/09 10:58

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2018/10/21 12:58

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2017/06/10 15:56

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2019/02/06 21:27

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2017/09/21 20:56

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2019/05/29 10:37

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2019/05/19 07:58

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2017/07/13 22:34

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2018/05/20 20:40

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2017/05/14 17:10

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2018/05/07 22:50

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2019/05/11 17:29

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