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お薦めよと貸していただいて!
2019/11/16 17:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前、篠田桃江さん、100歳の頃執筆された本を購入して読んだ時は、凡人の私には理解できない強さを感じました。今回、目上の方に貸していただいて、読んでみたら、こちらの本の方が、するりと私に馴染む!
著者自身、100歳超えてなお、心境の変化は勿論、日々進化されていらっしゃるからこそ、私がそう感じるのかと思いました。
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「誰か式、誰か風、ではなく、
その人にしかできない
生き方を自然体と言う。」
なるほど。
「なにかに夢中になっているときは、ほかのことを忘れられますし、言い換えれば、一つなにか自分が夢中になれるものを持つと、生きていて、人は救われるのだろうと思います。」
夢中になる、というのは生きている証。夢中になれるものをたくさん持ちたいと思う。
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執筆当時103歳の現役の芸術家である著者の人生の生き方、楽しみ方をまとめた本。実は基本的にこのような系統の本は苦手なのだが、読みやすく押し付けがましくない内容でした。
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一〇三歳の画家による人生訓。
芯が強く、独立心旺盛で、逞しい女性である。
少しは見習って、強く逞しく生きていきたい。
それにしても、画家は本当に長生きの人が多いな。
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自分が思うままに過ごし、しかし、自分の行動に責任を持って生きてこられたのだと感じました。
103歳と言えば、私の年齢の倍以上です。
参考に生きていきたいという気持ちを遥か超えてしまう内容でした。
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何度も何度も繰り返し読んでいた本です。年老いた母が、老いてできないことが増え、情けないと苦しみ「何でこんなに長生きしたんやろう」といつも嘆いていたことから、長生きてそんなに苦しいのかと思っていた時、出会いました。核心をつく言葉の数々は胸がすく思いで一気に読んでしまい、読後は気の合う友だちといっぱい話して気持ち良かった感覚。桃紅さんはアメリカでも個展をされる有名な書家で画家。芥川龍之介を帝国ホテルでお見かけしたとか、世界大戦を生き抜き、違う時代、生活をしていた方なので友だちなんてとんでもないんですが。
兄弟姉妹を早くに亡くし、早くから死と相対していらっしゃったから、こんなに達観してはるのか、私は桃紅さんの人生観にとても共感しました。生きるって不思議で大変で、でも魅力的だと思えます。
今年、母は骨折で入院し、元気に帰ってくるはずだったのに院内感染コロナで亡くなり、とうとうお骨になって帰ってくるまで会えずでした。読書する元気もなく、たまたまメールしあっているいとこの奥さんに読書できるようになったらとブクログを紹介してもらいました。彼女のおすすめの作家さんのは図書館で予約して、ぜひ皆さんにも読んでもらいたいと再読しました。やっぱりお友達と久しぶりに会えた感じです。今どうしてらっしゃるか調べたら、桃紅さんも今年3月に107歳で亡くなられていました。「ほら、なんでもなかったわよ」ておっしゃってる気がします。母も苦しまずに眠るように逝けたようなので、お母さん頑張って生きたねと送ることができました。
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✏️ジャクソン・ポロックは150ドルでしか売れなかった自分の描いた絵が、亡くなった後に1億4000万ドルの値がついたことを知らない。
✏️年寄りが昔話ばかりするのは、80歳と90歳では同じ出来事でも違って見えているから
✏️人に何でも頼るのではなく、自分の目で見て考える
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芸術家の篠田桃紅さんがゆるゆると人生について語った本。
篠田さんご自身は良いことを言っているのに、本の編集が非常に残念で、篠田さんの意向からズレているような気がしました。
価格設定も強気だし、やはり幻冬舎はイマイチだな。
他の出版社でしっかりとした担当の方で出して欲しかったです。
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100歳を過ぎてる人が多くなったとはいえ、
これだけしゃきっとして 100歳を越えている人は
少ないのでは。。。。
本の内容は 書家というか書道芸術家の著者が
私達に伝えたい思いでした。
著者は今も一人で生活していますが
そこには 誰かに頼るとか 甘えの気持ちは微塵もなく
自分の心に正直に生きている姿は
憧れであり 見習いたいものだと思いました。
おっと、見習いたいなんて 書いたら 著者に
「見習う必要なんてないのよ」と おしかりを受けそうですが・・・
良い刺激を受けました。
私も若い人に刺激を与えられるような
老人になれるよう 日々つとめてていきたいと思いました。
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103歳になって、なにがわかったんだろう。申し訳ないことに全然分からず。103歳で元気に日常生活送れてること自体がすごいから、本になったのかな、という感が拭えない。
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名言は心に響くものと響かないものがある。自分と似た考え方をする記述もあったし、そうでないものもあった。103歳生きるとこういう考えになるんだなあって思った。読んでて元気でる。留年なんて大したことじゃない。
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女性がひとりで生きることに対して今まで以上に不寛容であった時代で、自由を求めて道を切り開いた篠田桃紅103歳のエッセイ。100年という年月は彼女の半分も生きていない自分には壮大で計り知れない。衰えを自覚しつつも、自分のできることに対して常に貪欲であったから、100歳を越えても知性や思考力を維持できたのだろうか。
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なんなんだ、この人は!?
103歳!?
嘘でしょー!!!!
と思いながら読みましたー。
いや、篠田桃紅さんだから、こんな考えになるんだろうな。
今回も学ばせていただきました。
「いい加減はすばらしい」
「やっておきたいと思うことは、どんどんやる」
夏目漱石と桃紅さんのお父さんが同い年とか、
芥川龍之介を見かけたことがあるとか、
マジかー!?って思ったよー。
なんか、本当にスゴい世界だね…。
昔は女性の生き方みたいなのが決まってて、
親や先生から紹介された方との見合いとか、
25歳過ぎたら、もぅオールドとか、
「イヤな時代ー(`ε´ )」って思いながら読んだけど、
今の人が自由に生きていられるのも、
桃紅さんとか、自分らしさを忘れてない女性たちの
おかげなんだよね。
きっと、私が明治や大正に生まれていたら、
その時代に流されるようなタイプだったと思うー。
だからこそ、こういう時代にしてくれて
ありがとうございます!!
さて、私はどんな未来を残せるのかなー笑